blog_1st May

今月の松本と東京での展示お知らせDMができました。松本のお客様から順に、近日中にお送りしますね。

2015春hako展示
Spring/Summer 2015

 

実は、このDMを作る時に、マグになみなみと入ったお茶をパソコンにドバーっとかけてしまい、一瞬にして画面が消えた時には、頭の中が真っ白に、、、。その後、一晩よく乾かしたら、パソコンの電源が入りましたが、あの時はもうダメかと思いました。

そういえば、その時の長野はまだまだ寒くて、一日に何杯もお茶を飲んで温まっていたのです。今は、そんなに寒かったのが嘘のよう。お天気に恵まれ、よいゴールデンウィークになりそうですね。

 


 

日本へ帰って来て一番嬉しいのは、息子なのかもしれません。毎日、庭で棒きれを持って走り回ったり、思う存分ドロだらけになって穴堀りをして楽しんでいます。まるで水を得た魚のよう。

ペナンでは、乱暴な運転の車が多く(人を人と思っていないドライバーが多い)、遊ばせる広い場所も近所にないため、屋内で過ごすことが多かったのです。息子本人もモヤシ状態でした。今はあちらにいた時よりも、よほど日焼けして健康的です。

私も、道具の揃った仕事場に戻って来ることができ嬉しいです。ペナンの家では、小さなテーブルに載せた、頼りない卓上ミシンでちまちま作っていたのですが、ここではテーブルに大きなパターンを思う存分広げられるし、工業用ミシンで縫えるし、資料も揃っているし、、、。

先日は父に、「水道の蛇口がもっとあるとはかどるんだけど」と話すと、すぐに井戸水のパイプを延長して、蛇口を9つつけてくれました。「まるで学校の水飲み場みたいだなぁ」とは父の感想ですが、このくらい数があると非常に便利です。もっと早く頼めばよかった。今までは、一つの口からつけたホースを染め場へ持って行って水を出し、止める度に蛇口まで走って戻っていたのですから。“弘法筆を選ばず”と言いますが、私は弘法大師ではないので、こうして仕事場と道具が整っているのは大助かりです。

 

ブラウス
染めの合間に秋用ブラウスの準備 Taking a brief break from dyeing for this spring/summer to work on a design for a blouse for this autumn/winter

blog_20th April

インドで織ってもらった、ストライプのカディコットン。生成りと藍染めの糸から出来ています。とろとろふわふわで非常に柔らかい生地です。(これは私も一枚我が物にしたいです)。

このブラウス、染めようか染めまいか、うじうじ迷っていました。いつもの癖で濃ーーく染めてしまいたくなるのですが、夏はこのまま着るのもいいかも、ということで、このまま染めずにおきます。

ラベルが間に合わなかったので付いていないのですが、これを indochinaシリーズ の第一作目とします(一作だけで終わったりして、、)。

 

カディコットンのブラウス Khadi cotton blouse
カディコットンのブラウス Khadi cotton blouse

 

去年に引き続き、藍だけでなく、濃いピンクや赤も染める予定です。ラオスで習った方法で、ラックの色素を引き出します。ラックは沢山使うのですが、これはそのほんの一部。

 

Lac dye ラック虫の巣 乾燥したもの
ラック虫の巣 乾燥したもの 砕いて使います Lac dye

 

庭にもだんだんと緑がましてきました。ここ最近、使い捨てカイロを二枚腰に張り、スコットランドの真っ赤なウールブランケットで更に腰をぐるぐる巻きにしているので、おかげさまで調子も良くなってきました。体が相当冷えていたようです。

今日、野菜を買いに行った時には、店内でいつの間にかそのブランケットがずる〜っとほどけて、ワンピースの下から出て来ていました。こんなときは、笑ってごまかします。ホホホ。

 

庭もだんだん緑が増えてきました
スノーフレークが満開 Snowflakes in our garden, 18th April, 2015

 

blog_16th April

インドから藍が届きました。南部のタミルナドゥからです。ペナンにいるインド系の人は、ほとんどがこのタミル人なので、なんだか親しみを感じます。

これは、あちこちの工房に問い合わせてやっとみつけた、純度の高い天然のものです。大きなプールのようなところに入れた藍の生葉を発酵させ、何人もの人の力で、足を使って撹拌して藍の色素を取り出したものです。

私も、自分たちで育てた藍の葉から、同じようにして色素を取り出したことがあるけれど、とても大変な作業。これだけの量を分けていただけるというのは、本当にありがたく思います。

 

Natural indigo dye from India  インドから届いた天然藍
Natural indigo dye from India インドから届いた天然藍

 

琉球藍のようなペースト状だと使いやすいのですが、重くて輸送代がかかってしまうので、乾かして固形状にした物を砕いた状態で送ってもらいました。

去年の、草木の灰汁で建てた琉球藍の瓶がまだ生きているので、そこに足して使います。

 

Indigo vat I used last year. Bacteria survived a cold Nagano winter. 琉球藍の瓶 藍がまだ生きています
Indigo vat I used last year. Bacteria survived a cold Nagano winter. 去年、灰汁で建てた琉球藍の瓶 藍がまだ生きています

 

今日は、食料品の買い物に行っている間に藍が届くことが分かっており、おそらく関税をいくらか支払わなければならぬことも予期していました。なので、留守番役の夫が、あらかじめ「関税」という日本語の言葉 を予習していました。

いざ、郵便局のおばさんが配達に来て、「あの〜、なんというのか、、」と、関税がかかるということを説明しようとした時に、「関税ですね」と夫がスラッと言ったので、相手はホッとした顔をしていたようです。

荷物を受け取ってから、私がいつもするように「お世話様でした」と郵便局のおばさんに言おうとしたけれど、その言葉を思い出せなかった夫。何を思ったのか「ごちそうさまでした」とお礼を言ってしまったそう(惜しい!)。

 

藍染め 染め重ねの最中
藍染め 染め重ねの最中

 

それはともあれ、今日も少しずつ染め重ねました。この春はあまり腰の調子がよくないので、出来る範囲内でやっていく予定です。あぁ、いつまで藍染めが続けられるのでしょう?

 

この時期、外で作業をして家に入るともうそこに夕食の支度がしてある、というのは、本当に助かります。

 

新しいパスタの形に挑戦 夫作
“garganelli” pasta made by my husband 新しいパスタの形に挑戦中 夫作

 

blog_27th February

indochinaブラウス

今年から始めることにした、indochina のためのデザインとパターン作りをすすめています。

この一枚は、ストンをした形のブラウスがほしくて作ったもの。来月、タイで素材を探す予定です。インドの工房にも布をお願いしてあるので、デザインに合うようだったらそちらを使っても。

ペナンはここのところ毎日よく晴れて、雨も降らないのでカラカラです。赤道の近くなので、昼と夜の長さは変わらないのですが、太陽がどんどん高くなっています。(調べてみたら、赤道近くでは、秋分と春分の時に太陽が頭の真上にくるとのこと)。

外に出る時は、白い薄手リネンの長袖ブラウス。日除けになるし、涼しさは格別です。

As noted in a previous post, this year I am introducing a second line of clothing under my “indochina” label. I have been working under my present label for six years, and wanted to broaden my collection with a second line of clothing made from hand-spun, hand-woven, and hand-dyed fabric that I would source from India and Southeast Asia.

I am busy now designing clothes for this new label and hope to offer a few items this spring at my shows or through my online shop. The photo in today’s blog entry shows one sample blouse I have made. 

blog_15th February

2月って、気がついたら28日しかなかったのですよね。なんだか3日間ほど損した気分。

ペナンにいる間に、予定していた作業が終わるかどうか突然心配になり、アタフタしています。そして、こういう時に限って、必ず何か間違いをするのです(今日はうっかり縫い間違いを)。

 

Linen top リネンのノースリーブブラウス
Linen top リネンのノースリーブブラウス

 

My sleeveless linen top, which I dyed a year-and-a-half ago in a combination of Japanese sumac and “tingi,” a dye substance derived from the bark of a mangrove tree. Clothes dyed with natural substances will experience subtle changes in color over time, as well as a softening of the fabric, which is normal. I dyed this piece as darkly as I could, as I knew I would be wearing and washing this garment often living in a warm climate. I use only a mild detergent, though, and the change in color, while noticeable, is not as pronounced as it would have been had I used harsher detergents. This is why I recommend following the washing instructions given elsewhere in this web site, and washing in “Umi-e” or a similarly mild detergent.

こちらに来て、週に3日は着ているこのリネンのブラウス(他に着るものないのか?)。ノースリーブは、やはり快適です。

一年中着ることを考えて、出来るだけ濃く、ティンギと五倍子で染めて来たのです。「海へ・・・」で洗っているので、色落ちは少ないのですが、それでも徐々にこんなグレーのような不思議な色に変わりました。これはこのままでもいいかも。

 

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このブログに載せる写真をアルバムから漁っていたら、こんなのが出てきました。本文には関係ありませんが。「ママ(私)の顔」だそうです。息子の目には、私はこんな風に映っているのでしょうか!?

 

astor house hotel
My son and a portrait of his mother