チャイナタウンへ

過ごしやすいお天気が続いています。まるでクラフトフェアまつもとの開かれる頃の長野のように、カラッとして快適。

でも、この気候はタイの人には寒すぎるよう。スウェットシャツやダウンジャケット、冬のコートを着て歩く人を見かけます。体感気温が全く違うのに驚きます。

 

この涼しいお天気のうちに、買い出しのためチャイナタウンへ。チャイナタウンは活気があり、バンコクで一番好きな場所です。

朝から準備して、意気揚々とタクシーで出かけました。乾物通り(勝手に命名)で干しエビを買おうと思ったら、小銭入れしか持ってきていないことに気がつき、がーん。前にも全く同じことをしたような覚えがあります。

仕方ないので、リトルインディア(チャイナタウンの中にあります)でお昼を食べて、すごすごと退散。

この後、家に帰るために乗ったタクシーに、わざわざ遠回りされたのでした。道が違うときは、渋滞を避けるためだったりするのですが、今回は必要以上の遠回り。考えてみれば、まともに乗った時と比べてたった150円くらいの差なのですが、だまされるというのは気分が良くないものです。

 

翌日、一人で地下鉄に乗って出直しました。

いつもの漢方薬局へ五倍子を買いに。お店の人に手違いがあり、それを説明しても話が通じません(タイ語のできない私が悪いのですが)。たまたま近くにいた尼僧さんが、親切に英語で通訳してくれました(下は別の漢方薬局です)。

いつものお店で、気に入っている薄めの貝ボタンをたくさん買い、リトルインディアで茶葉を買い、乾物通りで乾物をいろいろ買い込んでいたら、あっという間に荷物が10キロ近くになってしまいました。バックパックを背負って、たくさん袋をぶら下げ、まるで夜逃げのような格好です。

重くなるだろうと予想してカメラを持っていかなくてよかった(写真は以前に撮ったものです)。

チャイナタウンは相変わらず中国系観光客でいっぱいです。中華圏からきているのになぜ?といつも思うのですが、まだ中国らしさが残っているからということでしょうか。乾物を買った時にも「シンガポールから来たの?」と聞かれました。

帰りには、1926年創業の古いタイカフェでお茶をしてきました。何度も前を通ったことがあるものの、エアコンのない建物なので、暑い時には立ち寄ったことがなかったのです。

ホットタイティーをお願いすると、コンデンスミルクのたっぷり入ったタイ式のお茶と、砂糖の入っていないぬるい中国茶のグラスがでてきました。これは嬉しい。

お店は地元の中国系のおじいさんの社交場になっているよう。おじいさん同士で話をしたり、のんびり新聞を読んだりする姿が。ノスタルジックな雰囲気にホッとします。

バンコク市内では、wifiの使えるおしゃれなカフェが雨後のタケノコのように増えていますが、こんな昔ながらのカフェはやっぱりいいですね。次回はカメラを持って行きます。

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暑期

住んでいるアパートに張り紙があり、今日はお昼から夕方まで断水になるということ。プールにも入れないし、少々不便なので、お昼に外出しました。

一歩外へでると、熱風が吹き荒れています。それもそのはず、最高気温は37度。体感気温48度だったようです。

そういえば先日、タイの気象庁も「暑期に入りました」と宣言したようです。日本でも、梅雨入りすると、気象庁が一歩遅れて宣言するのと同じでしょうか。

最近どうも、鈴を鳴らして通りを行き交うアイスクリーム売りの数が、ぐっと増えたような気がします。タイの人でも暑くなるとアイスクリームを食べたくなるのかなぁ?単に自分が食べたいと思っているから、よく気がつくだけなのかもしれません。

 

 

暑いうちに、来年の夏もののデザインをしています。秋冬ものは全然思いつかなくて困るのですが、バンコクの暑さのおかげで、真夏ものはスイスイです(春夏服専門になろうかとも思うほど)。

ここのところ、インドのカディコットンを織ってもらっている工房とやりとりをしています。いつもの生地のほかに、新しいものをお願いすることになっているのです。

とはいっても、相手はあのインド。びっくりするほど軽くて魅力的な生地を作ってくれることには脱帽ですが、お願いしていたのと全く違うものが届いたり、関税の額に目の玉が飛び出たり。送ってくるはずの時期に届かないのはいつものことですし、、、、必ず何か起きるので、気が抜けません。

服の形になって、みなさまにお見せできるのは随分先のことですが、楽しみにしていてくださいね。

 

これらの写真は一年ほど前にチャイナタウン周辺で撮ったもの(最近はカメラを持ち歩いていないので、新しい写真がありません)。

豆鼓や花椒を買いに寄った下のお店。店先に据えてあるお茶スタンドでは、羅漢果、菊花茶、王老吉や廿四味茶(二十四味茶)などの涼茶を売っています。こんなお茶スタンドは、香港や台湾でご覧になったことのある方も多いのではないでしょうか?タイなのにチャイナタウンは、やっぱり中華圏ですよね。

龜苓膏(亀ゼリー)や羅漢果のジュースは、ペナンにいた時に涼茶舗で食したのがとても甘たるかったのです。効能はあるのでしょうが、常食したら逆に病気になりそうな気分になりました。

涼茶なら漢方みたいなのかな?一度飲んでみたいです。日本に帰る前に、もう一度買い出しにいくので、その時に寄ってみます。

 

オーガニック藍?

オーガニックな藍建て

このウェブサイトに情報を少しずつ足したり、制作の上で変化していることも追加したり、、という作業を再開しています。思い切って構成を変えてみようかとも思ったり、、さて、春までに終わるのでしょうか?!

さて、藍染めのページを書き足すに当たって、改めていろいろ読んだりネットで調べたりしていますが、「オーガニック藍」という言葉を度々見かけました。

無農薬で藍は栽培できます。虫にはそれほど食べられません。——「タデ食う虫も好きずき」というくらいで、タデ科タデの葉は辛く、蓼虫しか食べません。タデ科であっても、藍に辛味はないそうですが。

ですから、無農薬で育てた藍を使い、自然で無農薬の材料を使って藍建てして染めたものを「オーガニック藍」と呼んでいるのかな、という印象です。「灰汁建て天然発酵」という説明だと分かりにくいかもしれませんしね。

ふーーーん。

そんなことを思っていたら、果糖をつかって藍建てする方法を記した資料を見つけました。アフリカなどで伝統的に行われてきた方法のよう。藍の分子にくっついた酸素を、果糖が離す働きをするのだそう。

オーガニックがどうのというより、これは面白そうな実験です。果糖の抽出にちょっと手がかかりますが、長野に帰ったら小さな甕で試しにやってみたいです。

昨年7月の藍畑 Our indigo patch. July 2016
昨年7月の藍畑 Our indigo patch. July 2016

フィルム

年末に中国福建省でスライドフィルムを4本撮りました。が、バンコクにある、フィルムをいつも持ち込んでいたラボが、スライドの現像をやめてしまったので困っていました。

日本に持って帰るのも、空港のX線のこともあり面倒。なので、ここで現像してもらえるところを探し、思い切って持って行ったのが2週間ほど前。出来上がったので取りに行ってきました。

あぁ、やっぱりデジタルと比べて格段に美しい色です。

スライドフィルムを使うはもうやめようと思っていたのですが、これをみるとまた撮りたくなります(←簡単に決心の揺らぐ人)。たいした写真でなくても、「撮っておいてよかった」と思えます。

あと一ヶ月

「偽物です」

中国で使った中国元の残りが結構ありました。両替するつもりで、いつもの両替商へ持って行きました。

タイバーツに替えてもらうつもりだったのですが、カウンターで何枚かつき返されて「これは偽物ですよ」と。

「どこが違うの?」と聞くと、UVライトを照らしてくれました。偽札と言われたものは、浮き上がってくるはずの数字が確かにありません。その数、全体の約8%。ほとんど中国の某大手銀行で両替したものなので、なおさら衝撃です。

 

そういえば、広州でタクシーの運転手さんにお金を渡したら、「これは偽札だよ」と言われたことがありました。その時は、他に持ち合わせがなかったので困っていたら、運転手さんが「しょうがないな、それよこしな」と受け取ってくれたのです。もうババ抜き状態なのでしょうか。 喉元過ぎれば熱さ忘れる・・・そんな調子で、私もそのことをすっかり忘れていました。

 

タイでは、知っていて偽バーツ札を使うと、15年の懲役とも聞きます。中国ではこれは日常茶飯事のようなので、お店などで受け取ってもらえないだけの事なのかも?

調べてみると、中国ではATMでも偽札がでてくることもよくあるようです(本当でしょうか?!)。知らないというのは怖いこと。8%で済んだのは、まだ良かったのかも。これから気をつけないといけませんね(UV線のついた懐中電灯を買おうと思います)。

 

カニ・カニ・カニ

いつも行く市場へ、青いパパイヤを買いに寄ったついでに、魚介売りのお店をみてみると、珍しくカニが。ハサミを縛られ、氷の上に並べられていました。ここ最近カニを探していたところ。鼻息荒く、一キロ弱買ってきました。

先日、海老でパッポンカリーを作ったらとてもおいしかったので、今回はカニでプー・パッポン・カリーを作ることに(ソンブーンお得意様のYさん、貴重な情報をありがとうございました!)。

火が通りやすいようにカニは半分に切りましたが(←魚介類をさばくのは夫の役目)、お店で食べるのは丸ごと入っているようですね。カニをココナツオイルで炒め、ココナツミルクやスパイス、チリペーストを入れて煮た後、卵でとじます。

レシピのスパイスをみてみると、タイのカレーというよりも、インドのカレーの内容(フェネグリーク、クミン、ターメリック、コリアンダー、マスタード、生姜)に近いようです。インドの香りを取り入れた中華料理、という感じでしょうか。

タイのカレーのような辛さがなく、息子も大好きな味です(←普段はタイ料理を食べないので困ります)。

タイ滞在もあと一ヶ月となりました。長野へ帰る前に、イカや魚でも作ってみたいです。

炎天下の散歩

気温35度前後の日が続いています。午後にプールに行くと、水がみごとに温水となっていて驚きます。

毎日泳いでいるのに、息子は白いまま。私はどこまでも焼けていく、、、。これって、不公平ですよね。このままでは、プールの監視員さん並みにこんがりとなりそう。焼けるのはシミが残るので避けたいのですが、タイの人のような鮮やかな色も着たくなります。コチニールやラックで濃く染めたピンク色も似合うかも。

観察していると、タイの人はなるべく歩かず、ローカルバスのほかに、ソンテウ(乗り合いバス)やバイクタクシーなどをうまく使って移動しています。これは暑い時に消耗しない知恵なのだとつくづく思います。炎天下をうろうろ歩いているのは私たちのような外国人だけ。ソンテウやバイクタクシーができる前は、みんなどうしていたんでしょうか?素朴な疑問です。

 

家のなかでじーっとしているのも不健康なので、今日は徘徊がてら、フランス人オーナーのベーカリーへ行ってきました。今住んでいるあたりには、フランス人住民が集まっているようで、パティスリーやそれらしきカフェも幾つかあります。

Ámantee アマンテ本店にて
Ámantee, Bangkok アマンテ本店にて

 

朝の7時から開いているという店内、パン焼きは終わっているようで、ガランとしていますが、ズッシリして重さのありそうなパンがガラスのケースに並んでいました。タイの人は、フカフカでないこんなパンは食べないだろうなぁと思いながら、バゲットとペイストリーを買って店を出ました(カフェも併設していますが寄らずに)。

Whole wheat baguette 全粒粉のバゲット
Whole wheat baguette from Ámantee, Bangkok オーガニック全粒粉のバゲット

 

うろうろの途中で、外国人用スーパーでおいしいバターと生ハムを(珍しく)買い、家でサラダを作ってお昼に。ちなみに、サラダのドレッシングを作るのに、ライムを絞っていて果汁を派手に飛ばし、五倍子染めのブラウスが壊滅状態になってしまいました(涙)。

湿気のあるタイでは、パンのクラスト(表皮)をパリッと保つのは不可能だと思うのですが、それをカバーして有り余るほどの香ばしさと密度。厚いクラストは噛みごたえがあります。

息子は、シマウマの肉を食いちぎる野獣のような形相をして食べていました。ポールのバゲットよりも、私はここのパンの方が好みだなぁ、、。

その土地でできたものが一番おいしいともわかっています。タイやベトナム料理も大好きです。でも、たまにはこんな食事もいいですね。

 

バンコクには、ポールもメゾンカイザーもあるし、もちろん西洋人向けスーパーも日本人用スーパーもあります。外国人向けのカフェも、ここ10年で竹の子のように増えました。デパ地下のような食品売り場では、ここがいわゆる発展途上の国であるということも時折忘れてしまいます。

タイの地方では、英語さえ通じないところもあるのに。都市部と地方の格差が非常に大きいのに驚きます。バンコクはタイの中でも異世界なのですね(だからこそ、外国人が住むには便利ですけれどね)。