製作 work process

オンラインストアの準備

12日からのオンラインストアの準備をすすめています。インディゴ染めのローブやカシュクール、ロングブラウスを五倍子で染めたり、なくなってしまったコチニール系のストールを染め重ねたりしています(間に合うのでしょう?!)。

明日からオンラインストア用の写真を撮り始めます。fog 2nd FLOOR展の前にブログでアップした作品と色違い(新たに染めたもの)などすこしありますので、そちらをオンラインストア前のブログに載せていくつもりです。どうぞご覧くださいませ。

 


 

在庫の反物がなくなったらリネンの服はもう作れませんと、事あるごとにお伝えしてきました。リネンは大好きなのですが、今年はもう生地は買い足していません。

リネンの代わりに、オーガニックコットンを染めたらどうかなと思いついたのが今年の春。インドからオーガニックコットンのサンプルをたくさん取り寄せました。しかし最低注文量がとても大きく、悩んでいる間に時がすぎてしまいました。

先日のfog 2nd FLOOR展にて、草木染めのものや長め丈をご希望のお客様が多いことを改めて感じました。日本で織られたオーガニックコットンで思うようなものが見つかったので、それを使ってみることにしました。そんなわけで、来年はオーガニックコットンを草木染めしてみますね。たくさんは染められなくても、できる範囲でやってみたいと考えています。

お知らせ

今年秋のオンラインストアの日程をお知らせいたします。10月12日(金)21時から10日間のオープン予定です。

このブログにて少しずつ作品を見ていただけるよう、少しずつ写真を載せていくつもりです。

発送に関して変更がございます。勝手ながら土日の発送はお休みさせていただきますので、どうぞご了承くださいませ。

今日はようやくfog 2nd FLOOR展のDMを発送しました。今週中にお手元に届くのではないかと思います。展示の一週間前というギリギリさ。すみません!

ベトナムのおばけかぼちゃ、これは計ったら10キロを超えていました(画像は昨日撮ったものです)。

揺すってみると中からチャプチャプ音がするのです。夫が切ってみると、中から水がドバーッと出てきました。まるでココナツです。

このかぼちゃ、タイやベトナムの乾季に栽培する種類なのかもしれません。今年夏のカラカラの日照り続きでも、ジャングルのように葉っぱが茂って一人勝ちしてました。9月になって雨が降り出してから、吸えるだけの水を吸ってたくわえてきたのかも、というのが推測です。

水っぽくて味もほとんどなくなっていること、、それが残念です!

展示の準備 すすんでいます

毎日せっせと染めて、最後の藍染がようやく終わったところです。今日も洗い仕上げをして干しました(上の写真は白いカディですけれど)。

これまでは、染めたものが多く、一枚ずつ写真を撮るのも一苦労でした。今回は色の数も少ないので、展示の前に少しだけ(ちらっと)ブログにアップできそうです。明日かあさって、写真を撮ってみます。

アメリカに帰省していた夫が日本に戻り、修学旅行に行っていた息子も帰ってきて、久しぶりに親子3人が揃いました。

考えてみれば、夫と息子が二人だけになるというパターンはよくあるのですが、私が息子と二人だけで二週間も過ごすのは初めてのこと。

息子は認めようとしないのですが、夫がいないのが少し心細いようでした。彼は小さい頃から夫と過ごす時間の方が長いので、無理はありません。そのためか、いつものパワーも半減していて、私としては助かりました。

夫の母が家を引き払うため、使っていた台所道具を夫が日本へ持ち帰ってきました。

どれも半世紀以上前に買って、義母がずっと使っていたもの。アメリカでもいい道具が作られていた時代があったことを、この道具から知ることができます。

これらを作っていた会社や工房も、今ではほとんど消えているのではないでしょうか。木も金属も厚くて非常に頑丈。道具としても精度は高く、とてもよくできています。長年の使用に耐えてきただけあります。

現代は中国製の安物が簡単に手に入りますが、それと引き換えに人が手放してしまったのは、技術とモノを大事に使う心。それは何と大きい損失なのかと改めて感じます。日本もその方向にまっしぐらなのではないでしょうか?

道具も使い捨て、服もワンシーズン着て使い捨て、というライフスタイルが広まってきていますよね。

夫は持ち帰りきれなかった台所用品を日本へ送ったそう。何が入っているのか開けて着いてからのお楽しみです。

(画像の左側は、トマトソースを濾す道具。この他にも、象が踏んでも壊れなさそうなクッキーガンやら、どうやって使うのかわからない道具多数)。

あと二週間

夏の間に降らなかった雨が、今まとめて降っているかのようです。まるで東南アジアの雨季。庭は泥沼のようです。木の下にはきのこもたくさん生えてきています。思う存分井戸水を使って染め作業ができるのはありがたいのですが、、、。

さて、10月のfog 2nd FLOOR展(fog linen work二階)まであと二週間ちょっととなりました。染めに熱中していて、このブログの更新をすっかり忘れていました。すみません、、。

上の画像は、三つボタンカフスのリネンブラウスを染めたあと、日が出るのを狙って干しているところ。

下は染め直ししたばかりのもの。数年前に作ったラップ式のリネンブラウスです。Yさんがご愛用くださったものと私のもの。深くていい色に仕上がりました。

藍染め

雨が続いているので、井戸水の心配がなくなりました。藍染をはじめたかったので、ちょうどよいタイミングです。たくさん水を使って洗いながらする藍染には、きれいな水が不可欠です。

今年は徳島のすくもで久しぶりに灰汁建てをするつもりでしたが、結局できないまま夏が終わってしまいました。

この三つボタンカフスのブラウスたちは、糖建てのインド藍で染めています。上の写真は一度だけ染めたところ。この糖建ての藍は、シーズンの終わりには処分する予定なので(庭にまきます)、インド藍は足さないまま。染まる力も弱く、こんな瓶覗(かめのぞき)色になりました。この色もいいけれど、うすい色はあせるのがとても早いので、もっと染め重ねて濃くします。ここから派生して、グリーンなどにもする予定。

台風

大型台風接近中の中、夫が出発しました。行き先は、実家のあるフィラデルフィア。

ここ最近、毎日台風状況をチェックしていました。「チェービー」と呼んだりして、まるで友達のようです(←夫が)。

明日の飛行機の出発までには台風は過ぎてしまいそうですね。ですが、今日のお昼に新幹線が動いているのか、羽田までたどり着けるか心配でした(そろそろ着いたはず)。

それにしても驚いたのは、北陸新幹線の強さ。空の便、山陽新幹線、東海道新幹線など、あちこちの路線で運休、遅延が相次いでいるのに、平常通りに走っている北陸新幹線。大雪だけでなく風にも強いのですね。最強の新幹線。すばらしい。

このまま何事もなく過ぎ去ってくれますように。そして、日本中どこも被害がないことを願っています。

秋の展示まで一ヶ月を切りました。今回は、fog 2nd FLOOR(下北沢のフォグリネンワーク2Fです)をおかりして、10月2日から4日まで展示します。  *9/5追記:展示の日程が間違っておりましたので、日付を訂正しました。Sさん、ご指摘どうもありがとうございます!

ボーケットジャパンの峰雪さんにもおいでいただきます。ベトナムの無農薬栽培バラの新商品のお取り扱いが始まったそうなので、こちらも楽しみ。

上の画像は、カディのブラウスの縫い代を割り伏せ縫いしているところ。これも着るときに裏表を間違える危険性大です。

これは100カウントのカディですが、長袖で丈も長め。秋でもご愛用いただけそうに思います(11月の長野では寒いかな)。

秋物は少しだけ染める予定です。雨が上がったらそちらも再開です。

ネームタグ

先週は蒸し暑さがぶり返していたので、ここにきてようやく極薄カディのブラウスを着ていました。羽衣のようで着ていないような軽さ。この楊柳のようなシワシワな感じもとても気に入っています。

このブラウスを着ていたとき、脇についているブランドネームと洗濯表示の固さが今更ながら気になりました。その二つとスペアボタンの重みで、脇線にぶら〜んと何かがくっついているように感じます。

織りのブランドネームは格調高い(?)けれど、カディなどの軽い服に使うにはもっと軽い方がよさそうです。

そこで、薄手コットンなどでプリントのタグを作ってもらおうかと思い、ただいまデザイン中です。(「家庭用品品質表示法」により、素材や洗濯の表示などをつけることが決められているのです)。

着てくださる方に必要な情報が明記されていて、しかもひっそりとした邪魔にならないタグであるといいなと思います。

そういえば、このカディ生地を気に入ってインドにもう一度発注したら、まったく違うものが織られて送られてきたことがあります。今にしておもえば、もう幻の生地。

インドのおじさんは「違いはない。同じ生地だ!」と言い張るけれど、どうみてもこのブラウスの生地とは別物。でも懲りずにまた発注してみます。

息子が39度を超す熱を出して学校を休んでいます。

「のどの奥が痛いのだったらプール熱やヘルパンギーナじゃないの?」と実家の妹が言っていましたが、夏にありがちな例ですね。あぁ、やっと夏休みが終わったと喜んでいたのに、、、。

最近俳句に凝っている息子は、ベットに横たわって指を折りながら句を考えています。異様に静かなのもちょっと気持ちが悪いです(いつもはうるさいのに)。

こちらの写真は、夫がつくったプレッツェル。これはパンのような柔らかいバージョンです。硬い方は、日本でいえばおせんべい感覚のおやつでしょうか?

面白いと思ったのは、重曹を溶かしたアルカリ水にくぐらせてから焼くということ。こうすると茶色く焼きあがるのだそうです。藍染につかう灰汁がアルカリなので、それにドボンと沈めたらどうでしょうか?(薄めないとなりませんが)。

アトリエの仕事

雨が少し降るようになってきました。秋の虫の声もあちこちから聞こえます。今週末でプールもこの夏入り納め(?)になりそうな予感がします(もう十分真っ黒に日焼けしました!)。

そういえば、藍染用の竹の丸いざるが欲しいと思っていて、戸隠に行ったらそれを探すつもりだったことを、今日になって思い出しました。先日行った時には、ざるのことをすっかり忘れていたのです。あぁ、、。もう秋物の制作に入っているので、しばらく戸隠に行く余裕(気持ちの)もありません。また来年かな。

*藍がめには藍の葉がまるごと入っているので、その細かい繊維が服につかないようにざる(かご)を沈めてその中で染めるのです。

上の写真は、フレンチ袖のカシュクールのパターンを、ドロップショルダーの袖に変えているところ。少し方向性をつけて、着やすくしました。

アトリエにまたこうして戻って仕事ができることも楽しんでいます。でも、布から出るほこりや繊維に年々耐えられなくなってきているので、これからどうしようかと悩んでもいます。

藍カディとストール到着

二ヶ月以上前にインドにお願いしておいたカディが西ベンガルからようやく到着しました。

今回は、藍で糸染めしてから織ったカディと、白いストールが二種類。

ストールは、とても細い糸で織られた高級極薄カディです。今回はカウントは300のものと400のもの。カウント400にもなると、もうこれを紡いで織ることのできる職人が少なくなってきているということ。服にするには繊細すぎて(透けるし)使いづらいと思っていたのですが、ストールならいいですね。両端に藍染の糸が入っています。これは染めないままでいいかなと思います。

インドはこうしたものをまだ手仕事で作ってもらえるというのが素晴らしいですね。

今日はようやく倉庫の屋根材を乗せました。

ぐらぐら脚立に乗って、3メートル高さでの作業も初めはおそるおそるでしたが、いい風が吹いて爽快でした。終わった頃には降りるのが残念に思えました。あぁ、夏は木の上ででも暮らしたい。

週明けに雨の予報ですが(半信半疑)、屋根がついたのでこれで降っても大丈夫。あともう少しで完成です。

午後は長いネジ釘50本と釘を180本ほど打ったので、さすがにキーボードを打つ手がこわばっています。疲れている私を見て、夫には「もう日曜大工の日々は(体力的に)終わったんじゃないの?」と言われました。でも、誰だって炎天下で大工の真似事をすれば疲れるでしょう。懲りずにまだまだやるつもりです!

夫と息子が今とてもいい映画を観ているのですが、私は観ながら寝てしまいそうです、、。

水問題

この雨で大きな被害のでている地域もありますが、みなさまご無事でしょうか?週末はしばらく雨が続きそうですね。どうぞくれぐれもお気をつけください。

私の家の近くには沢があり、この辺りは土砂災害地域に指定されているので、大雨の時はビクビクしています。自然災害の多い日本は、どこにいても危機感と防災袋の準備が必要ですね。

カラ梅雨で井戸の水位が下がっていたので、ジャブジャブと水を使うのは控えていました。

昨日はこの雨で水の心配がなくなり、存分に藍染め&洗い作業ができました。藍染は水をたくさんつかいますからね、、。やっぱり藍染は楽しいです。

徳島のすくも藍をそろそろ建てなければなりません。今年は小さい甕で建てようと、100リットルくらいの甕を探していました(今までは200リットルを建てていました)。よさそうなのが見つかったので、注文したところです。

木版プリント

6/20追記:いつもお世話になっている愛知県蒲郡市のツバメ舎さんへ、夏のブラウスをお送りさせていただきました。ブログには、とても素敵に撮ってくださった写真が。お近くにお住いのみなさま、いらしてみてくださいね(営業日はブログでご確認の上おでかけくださいませ)。

オンラインストアが明日(21日)の21時に閉店します。ほとんどのみなさまのお手元へ作品がお届けとなり、発送作業も落ち着いてきて少しホッとしています。どうもありがとうございます。

すっきりと晴れたところを狙って、昨日は木版プリント生地に洗いをかけて乾かしました。その数五種類。雨の予報がでていたので、昨日のうちにたたんでストック用の箱へ。

随分前に送ってもらってあったこれらは、ラジャスタン州ジャイプール郊外のバグルー村やサンガネール村の木版プリント。

インドの木版は、防染するのに(染めたくない部分が染料を吸い込まないようにするため)、“ダブ”などを使います。“ダブ”とは、泥や小麦粉と石灰などを混ぜたもの。木版でスタンプのように布に押していき(ダブを布に置いていく)、乾かしてから染めます。すると、ダブの押されたところだけ染まらないのです。ちなみに、日本の伝統的な染めでは、もち米や小麦粉、ロウなどが防染剤としてつかわれてきました。

出荷前に洗ってもらってあるのでしょうが、そのタブをしっかり落としたかったので、洗濯機で3回ずつガラガラ回しました。これで下準備完了です。

「ファストファッション  クローゼットの中の憂鬱」エリザベス・L・クライン著(春秋社)を先日図書館で借りてきて読み始めたところです。

近年は消費者の意識も高くなり、ファストファッションの後進国搾取構造を描いた本や映画などでてきいますが、そのたぐいは今まであえて読んだことはありませんでした。

この本は、いわば現代社会のファストファッション化についてのレポート。環境に悪影響を与え、雇用を奪ってきたその対価が、モノの「安さ」ということなのですよね。

筆者はアパレル業界の裏舞台、縫製工場から消費者まで現場を取材して書いています。なかなか詳しく書かれていて面白いです。

2008年の調査では、アメリカ人は年間平均68枚の服を購入しているそう。週に一枚強の計算です。筆者の購入平均価格は一枚あたり30ドルだとか。そのぐらい出せばプレタポルテの粗悪なコピーが手に入る今、服は使い捨て的なモノになっているに違いありません。

それに対し、20世紀はじめのアメリカでは、家庭の衣料費は収入の10%をも占めていたとのこと。服は元々は高価なものだったので、ひとりの持ち数も2~3着。それを繕ったりリフォームしたりしてすりきれるまで着ていたそんな時代があったとは、いまでは信じがたいほどです。

現代の先進国(中進国もはいりそうですね)における消費主義社会の病める部分を、ファストファッションの面から捉えたおもしろい書き方だなと思います。一気に読み終えそうです。

カディ到着

オンラインストアのご利用どうもありがとうございます!

到着のご連絡もいただき、とても嬉しく拝見しています。みなさま、口を揃えてあたたかいお言葉をかけてくださり感謝しております!どうもありがとうございます。

なぜか今回、自動配信の「ご注文確認メールが届きません」というご連絡を数件いただいております。ご心配おかけして申し訳ありません。原因はまだ不明なのですが、ご注文直後に確認メールが届かない場合は、info(アット)tamamiwatanabe.comまでご一報いただけると幸いです。(アット)をアットマークに替えてください。どうぞよろしくお願いいたします。

春にお願いしておいたカディがインドから届きました。こちらは西ベンガルで織ってもらったものです。

今回頼んだのは、カウント100と200のもの。いつも使っているカウント300よりも糸が太いということなのですが、ちょっと見ただけではその違いはわかりません。

手紡ぎ手織りでこんな繊細な綿布が織れるということに、毎度のことながら驚きます。秋口のブラウスにしようと思っていたのですが、300のカディと同じように夏向きかもしれません。

サイゴンにいる時から、複数のインドの工房とやりとりしていました。私のメール受信トレイは、一時はインドのおじさんたちからのメールでいっぱいに。今回到着したカディには、奇跡的になんの問題もありませんでした(関税はまだ払っていませんが、、、)。おじさんたちにも感謝です。

こちらはカウント200のカディ。

カディのカウントは、数字が大きいほど細い糸で織られたもの、ということになります。

「カウント300」は、一グラムの綿を300メートルの長さに紡いで織ったもの。

「カウント100」なら、一グラムの綿を100メートルの長さに紡いで織ったもの、という意味です。

hako plus 展の準備中です

hako plus 展が今週の金曜日に始まります。11時オープンです。3日間在廊していますので、どうぞお出かけください(最終日20日は14時まで)。hako plusは hakoギャラリーの二階にあります。

カディの軽いブラウスたち、染めたもの、白いもの、リネンガーゼのフレンチスリーブブラウス、リネン細糸ガーゼのカシュクール、タイ本藍染布から仕立てたトップやパンツなどを持っていきます。

ブラウスたちの写真を撮ってこのブログにのせたかったのですが、また6月のオンラインストアの前に。

DMなどでお知らせしていますように、今回はボーケットジャパンの峰雪さんが、ソープナッツや豆シャンプーの説明に来て下さいます。販売予定は以下の通りです。

ボーケットの量り売り(ベトナムサイカチ)
ボーケットフィルタータイプ (バラ売り)
ボーケットシャンプー (量り売り)
ソープナッツ(量り売り)
ソープナッツ(ピュアソープナッツリキッド)

「ベトナムサイカチ」というのは、シャンプー豆のことです。バラ売り量り売りならお試しもしやすいですね。使い方や効果など、この機会に峰雪さんをつかまえてご質問なさってくださいね。

今日は藍染めの洗い仕上げ。二週間ちょっとかけて染め重ねました。20回ほど染め重ねたところで時間切れ。まあまあ濃い色になってくれました(上の画像は、染めている最中に撮ったもの)。

藍甕から引き上げるたびに、これまたしつこく井戸水でじゃぶじゃぶ洗いをかけたので、色移りしにくく仕上がっているはずです。

雨がたくさん降ってくれたので、心配なく井戸水が使えました。家の前に息子が掘った穴にも水がたんまりたまっています(そんな水はつかいませんのでご安心くださいませ)。しかし雨が多いですね、最近。

 

こちらは墨染の乾燥中。染め重ねてから5回ほど洗ったのですが、まだ少し色がでます。明日さらに洗いをかけます。もうすぐ発送なのに、仕上げもギリギリになってしまいました。

染まりにくく色が落ちやすいリネンは、染料によってはあらかじめタンニン系の染料(ミロバランなど)で下染をしてから染めるのですが、墨染はそんなことしなくてもよく染まりつきそうな気がします。

カディ

極薄カディ

見たいと思っていたKhadi インドの明日をつむぐの会期が20日までに延長となったので、hako plus展の前に行かれそうです。よかった、、!

最近はカディ、カディ、インド、インドとそればかりを話題にしているので、夫にいやがられています(たぶん)。

上の写真は、北インドの工房から送ってもらったサンプルをひっぱりだしてきたもの。こんな薄いカディは見たことがありません。これはもう織れる人がほとんどいない高級カディ、とのこと。

いつもはカウント100からカウント300というカディを使っているのです。カウント100というのは、1グラムの綿を100メートルの糸に紡いで織ってもらっているもの。5/12追記: カウント数を訂正しました。

「カウント」というのは、数が大きいほど糸が細くなります。人間がこんなに細く紡げることに驚きます。私が紡いだら1グラムが1メートルの長さにもならないでしょう。

そのいつも使っているカウント300のカディよりも軽く薄いこの生地。糸の太さの強弱もわかり、こんなに細い糸でも手紡ぎらしさがわかります。

すごくいいのですが、服に仕立てたら力のかかる部分が破れるのではないかと心配で、いままでどうしようか考えていました。第一、ブラウスにするには透けすぎかな、、。それならばストールをこの生地で作ってもらえないか頼んでみようと思っています。

左がカウント100のカディ、右がその特別な高級カディ。ボソッとでてる糸の細さが違うのがおわかりいただけるでしょうか?

マイクロプラスチック

先日うろ覚えで書いた、人間がプラスチックを体内に取り込んでいるという話、夫が ここここにあるのを見つけました。

その名前は「マイクロプラスチック」。1ミリ以下のプラスチック粒子のことだそうです。

化学繊維の衣類、カーテンやソファなどに使われる化学繊維が、経年でほこりとなって空気中を漂い、食事のお皿の上に落ちて人間がそれを食べている、ということです。

平均的な人は、年間13,731個 から 68,415 個食べているのだそう。

最近問題になっている海洋中を漂うマイクロプラスチック。ですが、魚介類が取り込んだマイクロプラスチックを人間が魚介類を食べることによって摂取する量に比べ、身の回りの化学繊維から摂取する量のほうが格段に多いということです。

プラスチックのバケツの前につっ立っていても粒子を吸い込むことはないでしょうが、ふわふわの繊維(フリースなど)は飛びやすいようです。

ペットボトル飲料の93%にはこのマイクロプラスチックが入っているという調査 (画面をスクロースすると世界の銘柄の検査結果がみつかります)もありますが、体内に取り込んだプラスチック粒子が健康にどう影響があるのかまだわかっていないということ。気をつけるのも気にしないのも自分次第ですね。

染め作業

今日はミロバラン染めを洗って仕上げました。

カーキゴールドと勝手に呼んでいるこの色は、この光沢のあるリネンガーゼによく合うと思います。ミロバランをみょうばんで媒染したあと更に鉄媒染するのですが、タイミングを間違えるとあっという間に黒い色になってしまいます。今回はちょうどよい具合に仕上がりました。

これもhako plus展へ持って行きます。

いつも愛用しているシルクの入ったオーガニックコットンスパッツや靴下、ちいさな腹巻など、少しですが hako plus へ持っていくことにしました。

日本製で素材も着心地もよく、作っている会社は良心的。利益をほとんどのせていないので、買いやすいお値段です。ネットでも買えますが、実物を手にとってご覧いただくのもいいかなと思ったので今回持って行きますね。

以前は自分でもインナーやスパッツを作りたいと思って研究していたのですが、編みもの系は専門外。そんな時、Yさんが紹介してくださり、以来こちらを愛用してきました。自然素材で草木染めのお洋服を選んで下さっているみなさまに、きっと気に入っていただけると思います。

去年までアトピーで体中かゆがっていた妹も、インナーを自然素材にすることによりほぼ完治。私も体が冷えると偏頭痛がでてくるのですが、スパッツと靴下の重ねばきでそれも防げることがわかりました(今日はスパッツ4枚に靴下4枚重ね)。

体の全ての不調が治るというわけではありませんが、自然素材は身につけていてやはり気持ちがよいですよね。

そういえば先日、「石油製品の繊維が家の中にあると—-たとえば化繊のカーテンや化繊の服など—-空気中にその素粒子が飛んで、かなりの量のプラスチックを体内に取り込んでいることになる」というような意味の記事を夫が見つけて話してくれました。

私はそれを中途半端に聞いていたので「うえー」と思ったほかはよく覚えていません。元記事を探して後日リンクしますね。おどかすわけではないのですが、これが事実であればあんまり気持ちのよいものではありませんよね。

(化学繊維、、、家の中にあるとすれば、息子の学校の体操服がそうだなぁ)。

藍染とシミ抜き

藍染の続き

ゴールデンウィークでお休みをお過ごしのみなさまも多いと思います。新緑のきれいな季節ですね。いいお天気が続きますように!

今日も藍染をしていました。染めても染めてもなかなか終わりません、、。

その藍染、今日は始めた途端にモクモクと空が曇ってきて、あっという間にどしゃぶりになってしまいました。朝から藍を温めておいたので(投げ込みヒーターを使います)、このまま止めてしまうのもシャクにさわります。

藍甕の上を傘でおおって続行。そのうちヒョウが降ってきて雷がガラガラ。ここまでして染める意味とは、、?を思いながら染めていました。

そのうち晴れ間が戻ってきましたが、なんとコロコロ変わるお天気なのでしょう。まるで女心(春ですけどね)のようです。

藍染のシミ抜き

草木染め服のお洗濯には漂白剤はご法度なのですが、実は藍だけは例外です。

先日のインド料理を食べた時、藍のランチョンマットやリネンクロス、息子のシャツにターメリックのシミがついてしまいました。

下の画像は、シャツだけ固形せっけんで部分洗いしたあと、酸素系漂白剤につけたところ。お湯を使うと効果的です。シミをつけて半日経っていましたが、まあまあきれいになりました。

粉状の酸素系漂白剤は弱アルカリ性。アルカリ環境で染める藍染は、弱アルカリ性である酸素系漂白剤にも強いというわけです。注:塩素系漂白剤はおすすめしていません

果汁やお醤油などを飛ばしたまま放置しておくと、色変わりすることがあります。藍染の服であれば、そんなことが起こった時、早めに酸素系漂白剤につけてお手入れしていただくのも色変わりの予防になると思います。

本当は漂白剤のたぐいは使いたくはないのですが、シャツやキッチンクロスにターメリックのシミがついたままというの気になりますしね、、、(インドの主婦はどうしているのでしょう?)

○ご注意1:「藍染と五倍子」「藍染とラック」など藍以外の草木染め染料が使われているもの、ウールやシルクのはいったものには酸素系漂白剤はお使いいただけません。

○ご注意2:頻繁に漂白剤をお使いになると繊維を痛めるのでお気をつけください。

手織り藍染トップス

hako plus展のDMができました!(トップページのスライド写真に置いておきます)。

ご住所をいただいているみなさまへ、ゴールデンウィークが終わってからお送りしますね。

タイの藍染トップス

上の画像は、タイの藍染布から仕立てた夏のトップス(この時の)。下はそれにアイロンをかけているところ。ふんわり洗いあがったところをつぶしてしまうのは忍びないのですが、、。

タイの北にあるこの村では、家族総出で綿花を育て、紡いで藍染し、そして布を織っています。はじめてタイの手紡ぎ手織り布を買ったのはチェンマイでしたが、綿とは思えない柔らかさに仰天したのを覚えています。この布も同じ質の柔らかさ。人の手で紡がれ織られると、こんなに柔らかくなるなんて。

この布はよくみるとダイヤの形の模様織りになっています。ひとつひとつ織った人の個性がでており、機械織りのような均一さはありません。hako plusへ持っていくつもりなので、 実際にご覧になってくださいね。

展示会につきまして

先日、「展示会で試着やお買い物ができるのでしょうか?」とご質問をいただきました(A様、ご質問をどうもありがとうございました)。

春秋の展示会は、期間限定の移動店舗のようなもので、一般のお客様に向けて開いているものです。

展示してあるものをご試着いただけます。その場でご購入の上、お持ち帰りいただくことができます。(オーダーは今のところ承っておりません)。

今まで当然のように展示会を開いてきたのですが、バイヤー向けなど世の中には色々な種類の展示会がありますものね。初めての皆様へはご説明不足で申し訳ありませんでした。

 

お弁当

昨日は息子がお弁当を持っていく日(4年生以下は遠足の日で、学校の給食がなし)。リクエストを聞くと「インド料理!」。

肉の入ったカレーとサーグ(ほうれん草のカレー)、サフランライス(イランご赴任中のFさんにいただいたサフランで!)、ライタ(ヨーグルトのサラダ)を夫が作って、今まであまり出番のなかった重箱のような弁当箱(チェンマイで買ったもの)に詰めました。おかげで私もお昼はインド料理にありつけました。

台湾のアン・リー(李安)監督の、「飲食男女/ Eat Drink Man Woman」という映画の中でこのお弁当箱の出てくるシーンを思いだしていました。

ラン・シャン演じる料理長が、忙しいシングルマザーにおいしいお弁当を作ってもらえない少女を可哀想に思い、豪華な中華料理を作って学校へ持って行ってあげるのです。一段づつ重箱を机に置いていくと、クラス中の子がわーっと集まってきていました。その時のお弁当箱がこれと同じ。

帰ってきた息子に「お弁当どうだった?」と聞くと、「おいしかったよ!でも、ヨーグルトにキュウリが入っていて変だって言われた」と。そっか、日本ではキュウリはヨーグルトに入れないもんね、でもカレーの後のライタはさっぱりしておいしいでしょ!とよくわからないフォローをしました。

アン・リーは今や国際的になってはるか彼方へ行ってしまいましたが、このころの(初期)作品がいいなぁと私は思います。またこんなホームドラマ的なものを撮ったらいいのに!

オンラインストア閉店しました

ご利用どうもありがとうございました

春のオンラインストアが昨晩閉店いたしました。

大勢の皆様にオンラインストアをご覧いただき、今回もたくさんの皆様がお求めくださいました。最後の最後までご注文をいただきました。ご感想もうれしく拝見しています。どうもありがとうございました。

気候も良くなって来ましたが、まだ長袖の活躍する日もあると思います。お求めいただきました作品たちを、皆様にご愛用いただけますと幸いです。

4月のオンラインストアは初めての試みでした。近年まで、4月は松本か東京で展示をしていたのです。ですが、4月のうちはお天気も安定しませんし(雨に降られること多し!)、ゴールデンウィーク前でなにかとせわしい時期ですものね。来年も同じ頃にオンラインストアを開けるといいなと思っています。

次回は夏のオンラインストアを、6月11日にオープンする予定をしています。

前ブログでお伝えしそびれていたこと、、、そのうち一つは、代金引換便がご利用いただけるようになったことです。今回は間に合わなかったので、初夏のオンラインストアでご案内します。

これからの染めについて

「もう藍染はしないのですね」「草木染めはおしまいですか?」というお問い合わせをたくさんいただいています。ご心配どうもありがとうございます。

私のお伝えの仕方がいけないのですが、とても紛らわしい書き方だったと反省しています。すみません。以下の点をうまくお伝えすることができていませんでした。

1、リネンのものは、在庫の反物が終わったら制作をやめるつもりです。カディやオーガニックコットン中心の制作に切り替えていくつもりです。

2、ですが、まだしばらくは藍染も草木染めを続けるつもりです。今までお買いいただいたものにつきまして、染め直しなどのご相談も承ります。

(そうお伝えしておいて、リネン帆布の大きな反物を発見してしまいました。バッグにしようと思って買っておいたもの。これ一体どうしましょう?)

発明クラブ

写真は、昨日の発明クラブの始業式に参加したあとの息子。

何か作るのが好きな彼ですが、どうも制作のアプローチが原始的すぎて(なんでもセロテープでぐるぐる巻きにする)、これは手を貸してあげないとまずいな、と思っていました。

私は小学校一年に入学した時、鉛筆削りのための小さな小刀を買ってもらい、それからミシンや織り機など、徐々に手を使うことを覚えました(怪我もしました!)。が、ワイルドなこの息子に小刀など与えたら、家中のものをジャキジャキに切り裂かれてしまいます。電気製品もバラバラにするので、手に余っていました。

発明クラブでは、基本的な道具の使い方から学び、そのうち自由な工作ができるようになるそうです。長野市の少年科学センターの中に工作室があって、行って見てみると道具も揃っているようでした。それに私が教えるよりも、プロの先生に教えてもらった方がいいに違いありません。縦割りのグループで、他の学校の子供とも交流できるというのも気に入りました。

というわけで、新しいことが始まり息子も楽しそう。往復で2時間はかかりますが、、。

明日は息子も二週間ぶりの学校登校。実家のインフルエンザも落ち着いたようです。これでインフルエンザがおさまれば、万々歳。

なにか食べられるものを、我が家の分と母屋の分と一緒に作って、何回か母屋へも持って行きました。3人分を作り慣れていると、どうも大人数分の材料の見当がつきません。昔は一家族3世代で10人近くいても珍しくなかったでしょうけれど、、。

今日も、4リットル鍋になみなみとスープを作っていて、それはすごい量。まるで相撲部屋みたい!!と自分で突っ込んでいました。いざとなったら(渡辺家が全員倒れたり)染め用の40リットル鍋もありますが、いくらなんでもそこまで作らなくてもよさそうです。

藍とライラック色

オンラインストアのご利用どうもありがとうございます。

これまでにいただきましたご注文のうち、お支払い済みの分につきましてはすべて発送済みです。ゴールデンウィークにはいりましたので、今日明日のご注文分につきましては、お振込確認と発送にいつもよりお時間をいただくことになります。ご了承くださいますようお願い申し上げます。

予定通り、29日(日)の21時閉店いたします。

今週は、久しぶりに藍染をしました。

藍をラックと染め重ねて、ライラック色に。じつはライラック色はそれほど人気がないのですが、個人的に好きなのでどうしても染めてしまいます(一番上の画像)。この色は、hako plusの展示とクラフトフェアまつもとへ少し持っていくつもりです。

いつだったか、とある染め作家さんのインタビュー記事を読みました。その方は、「染めムラがでるのは技術不足だ」とおっしゃっていたように覚えています。多少のムラは、人間ぽくて手染めのよさだと私は思うのですが、きっちりしたお考えの方には我慢がならないことなのかもしれません。人間にはいろいろな考え方があって当然。どうしてもムラになってしまうライラック色を見て、そのことを思い出していました。

藍甕は二週間以上放置していました。が、フタをあけてみるとキラキラした油分の膜(還元膜)が張って、その下に緑色の液体が透けて見えています。このまま染められました。アルカリ度も下がっていないのが不思議です。

下の画像は、左がカディ、右が細糸リネンガーゼ。同じ数だけ染め重ねても、カディの染まり具合はこの通り淡いまま。段々模様にならなかったので、よしとしましょう。糸の細さにも強弱があって、とても表情豊かな布です。

ブログに書こうと思っていたことがいくつかあったのですが、風邪&インフルエンザ事件に巻き込まれているうちに忘却の彼方へ、、すみません。思い出しつつまたアップしていきますね。

カディのこと

acornさんへ

安曇野のacornさん へ、春ものを何着かお送りさせていただきました。

acornさんは店主の友野さんセレクトの本やクラフト、丁寧に作られた生活用品や衣類などのお店です。「acorn=どんくり」の名の通り、森の中にひっそりたたずむ童話に出てきそうなお家を私は勝手に思い描いています。オープン日をHPでチェックなさってお出かけくださいませ。

リネンのしわ

オンラインストアでご注文いただいたもの、さっそく到着のご連絡をいただいております。

温かいお言葉の数々、嬉しく拝見しています。どうもありがとうございます!

オンラインストアに載せるのに、これまで詳しい作品説明はつけずにきましたが、やっぱり経緯や素材の説明はあったほうが親切ですよね。今回は春と夏のオンラインストアに分けることにしたため、一度にアップする枚数が減って、代わりに説明に割く時間ができました。写真もいつもは1000枚ほど撮るのですが、今回は400枚ほどですみました。これからも見やすいように改善を続けていきたいと思います。

洗いたてのものにアイロンをかけずにいたほうが、陰影ができて私は好きなので、写真はそのまま撮り、発送もそのままです。ですが、シワシワはいやだわ、とお思いのお方もいらっしゃると思います。

リネンの服の洗濯について、おしゃれなお客様(男性)に教えていただいた方法があります。息子が生まれる前、かれこれ十数年前のこと。そのお客様がおっしゃるには、手洗いで洗濯し、脱水はそこそこにして吊り干しするのだそうです。たしかに、水分の重みでシワもできないですよね。リネンだから脱水しなくても早く乾くし、ということ。良いものを手間ひまかけて手入れするという、そのマメさに頭が下がりました。

また、着ているうちにシワもわからないくらいに柔らかくこなれてくるので、それを楽しみに目指してどんどん着ていただくのもいいと思います。これはリネンの利点でもあると思います。

カディのこと

大阪のN様より、カディについてご質問をいただきました。

私が使っているカディは、インド各地の工房で職人に作ってもらったものです。

カディの名の通り、人の手で糸を紡ぎ、それを人の手で織ってもらっています。一反がだいたい11メートル前後。紡ぐ人や織る人の手加減で、同じ種類や品番であっても、仕上がりがまちまち。ですが、手紡ぎならではのふっくらとした糸と、表情のある織りに惹かれます。涼しく早く乾くという利点だけでなく、そんな人の手の跡が見えるところもカディの魅力でもあると思います。

一反を織るのに、当然横糸は一巻きでは足りませんから、途中で新しい糸にかえてあるのがわかるのです。一反の中に、太さや色の濃さの違う横糸が混ざって入っていて、段々模様になっていることもよくあります。そんなのを染めるのと、見事に段々模様に仕上がるので、悲鳴をあげたくなります(特に上の写真、真ん中の3枚!)。細く強いヨリの糸を密度高く織ったカディは、なかなか濃く染まってくれませんし、、、。カディの染めはいつもビクビクです。

ムラが味でもあり、苦労の種でもあります。

そんな個性的なカディを見た後に、機械織りの布を手にすると、どこを切っても金太郎飴のような均一さに、なんと味気ないのだと思ったりします。染めは機械織りの方が断然苦労も少なく、安心して使えるのですけれど。

年々本物のカディが減っていると聞きます。手仕事が先細りなのはインドでも同じなのでしょう。カディの名に便乗して、機械織りなのにカディとついているものもあると聞きますので、気をつけねばなりません(前述の段々模様はまさしく手織りの証拠でしょう)。

インドで織ってもらえる限りは、私も使っていけたらいいなと思っています。

カディコットンギャザーブラウス 袖口まわりにつきまして

同じくN様に、コットンカディのギャザーブラウス(上の写真の色違い)の袖口についてご指摘をいただきました。

あのパターンでは生地違いで何種類か作っているのですが、ストライプ織りのタイプだけ、袖口の長さ(袖口の周り)が1センチほど縮んでいることが、測ってみてわかりました。

作品詳細ページには、袖口の長さを測って載せるのを忘れていたので、私も気が付かずにおりました。明日、正確に測り直して作品ページに追加します。N様、ご指摘どうもありがとうございました。

お袖の膨らみをカフスで留めるデザインではあるのですが、ちょっとぴったり過ぎになっているようです。ストライプ織り生地のカディをご検討中のみなさま、寸法を追記しますので、どうぞお気をつけくださいませ。ご不便申し訳ございません。

新しい織りレーベル

新しい屋号(いわゆるブランドネーム)の織りレーベルが航空便で届きました。

同じ人にもう15年も前から作ってもらっているのですが、今回は付け足すようにお願いした空白が、予想以上に大きく見えて気になります。単刀直入のやりとりでお互いわかっているようでいて、意思疎通は難しい。上の写真はネームの裏側なので、なんのこっちゃですみません。

商標登録が済んでから、多分今年の秋〜冬にはこの屋号でHPを新しくしますので(ロゴを変えるだけかもしれませんが)、それまでお待ちください。

オンラインストアの日程

春ものの染めがほぼ終わりました。
今朝は藍染めものに二度目の洗いをかけ、乾燥させたところです。

4月16日(月)から春のオンラインストアを予定通りオープンできそうです。
いつも通り21時開始です。二週間弱オープンのち、4月29日(日)の21時に閉店します。

今シーズンは藍染めが少なめですが、
染めていない自然な白や生成りのままのものを中心にアップします。
事前にご覧いただくため、これからこのブログに少しずつ載せていくつもりです。
どうぞご覧くださいませ。

インドから木版プリントの布が届きました。

今回も問題がいろいろと起きるに違いない、、と思っていただけに、
こんなに早く、しかもあっさり届いて拍子抜けしています。
送ってくれたインドのおじさんに、疑って悪うございましたと平謝りしたい気分です。

選んだのは主に青系。藍のものは泥で防染して模様を作ってあります。
かすれたり、柄がずれたり、人間の手の跡がみえるものばかり。
機械プリントの正確さの代わりに、人間らしさがあります。
青といっても、藍のものも、そうでないのもあります。

何を作るかは来年の宿題に。

………

今日から息子の小学校の体験入学が始まりました。

いよいよ6年生。
黄色い帽子をかぶって、道草を食いながら通学していた
1年生だったのも、つい最近のことのよう。
ミミズやバッタを捕まえたり、ヘビをつついたり、、、、
なかなか学校に着かなくて問題になったことも。

それにしても、息子がいないと家の中がとても静か。
思う存分仕事ができます(洗濯の注意書き作成)。
学校さまさまでございます。

夕方になって帰宅した息子の両手には、頭の半分もありそうな大きな石と、
ねじ曲がった杖のような木の枝。
嬉しそうな顔で、「おみやげ、ハイ!」と。
まぁ、息子が魅かれる気も理解できる、おもしろい物体ではありましたが、、。

やっぱり、1年生の頃と精神年齢はあまり変わっていない気がします。

オンラインストアの準備

例年より二週間以上も早く桜が咲きました。ちょうど入学式の日。入学式に桜が咲くなんて、長野では異例の事態です。今年はどこも早めな春の訪れですね。

ずっと前にイギリス人の友人が、「日本人はどうして春になるとサクラサクラと大騒ぎするの?」と言っていたのを思い出します。桜が咲くというのは、春が来たということ。それが嬉しいからに決まっているじゃないの、と今なら説明できます(当時、なんと答えたのか覚えていません)。

週末の大風で桜は散ってしまいましたが、しっかり雨が降ったおかげで、庭も緑色になってきました。

 

今年の初めには、「毎日とはいわなくても、できるだけ頻回にブログをアップしよう」などと思っていました。

しかし、いざ連日の染め作業が始まると、夜はもうバタンキュー。先日は夫がぎっくり腰になり、てんてこ舞いしていました。その間に、ブログに書きたいと思っていたこともどんどん忘却のかなたへ、、、あぁ、物忘れが年々激しさを増しています。

 

上はしばらく前の写真。先月長野に帰ってきて、最初に藍がめの様子を見たときのものです。四ヶ月以上も放置してあったのに、温めただけですぐに染められました。

これは昨年果糖をつかって建てた藍がめ。一年前の今頃にも、放置していた藍がめで染められることを発見しました。留守中ずっと凍っていたから、数ヶ月のあいだPH(ペーハー)が変化しなかったのかもしれません。建ったままだったというのも面白いなと思います。

そういえば、あのあと色々調べたら、果糖建ても還元させて(酸素を奪うこと)建てるということなので、その点は化学薬品(ハイドロ)建てと原理は同じであり、染めた藍の持ち具合も同じようなものだとのことがわかりました。果糖建ての利点といえば、化学薬品を使わず100%オーガニックで染められるということでしょうか。

今年の春夏物は、この果糖建ての藍を使って染めています。すくもの灰汁建ては、気温が高くなってから始めます。それはまたこのブログでリポートしますね。

さて、今月16日(月)21時オープン予定のオンラインストア。そのための写真撮影をそろそろ始めます。

同じ素材を同じ染料で染めていても、釜が(鍋ですが)や媒染した鍋が違うと、仕上がりの色も違ってくるのです。

PHのコントロールがだんだんできるようになり、だいたいの色は予想がつくのです。が、染めあがったものを並べてみると、どれも微妙に違う色だったりします。煮出した染料も濃さがそれぞれ違いますしね、、。(上の写真のグリーンも、どれも少しずつ違うのがお分かりいただけるでしょうか?)。

そんな訳で、ちょっとずつ異なる色を写真に撮って、オンラインストアでどのようにしてその違いをご説明したらよいのか、おおいに悩んでいるところです。

染め重ね

急に暑くなったり、寒くなったり(今朝は氷がはっていました)、季節が混在しているかのようなこの頃。近頃の春は振動が大きいですね。

カラカラのお天気で、染めたものもよく乾きます。染め重ね作業も進行中。写真はいろいろな段階の染め。ラックとコチニールです。

一番上写真にある手前のブラウスは、ストライプに織ったカディコットンで作ったもの。染め重ねてみたら、白い細い線が浮き出たような模様になりました。これはいい感じです。

 

時々、息子にタンタンブームがやってきます。今もその真っ最中。図書館のタンタンシリーズの中から、数冊借りてきます。

小さい頃(写真下)は、絵だけを追っていました。夫が横に座り、セリフをでっち上げて語っていたことも。今ではひとりで夢中になって読んでいます。

夫の友達の中国系アメリカ人N氏は、「植民地主義だ。人種差別だ」と言ってタンタンを嫌っています。時代にあっていないと確かに思いますが、反面、人間の考えは以来そう変わっていないようにも感じます。息子もいつか世の中に出て行けば、自分で感じることでしょう。

 

すくもが来ました

よいお天気が戻って来て、外での作業もぽかぽか。井戸水はまだ冷たいけれど、染めをするにもつらくない気候になりました(花粉は飛んでいますが)。

徳島から送っていただいた阿波藍のすくもが、先日無事に届きました。

郵便局のお兄さんが「どこに持っていきますか?ちょっと大きいんですよ〜」と言って、ドサっとこれを目の前に置いた時は、大きさにたじろぎました。28キロ(半俵)です。こんなに大きかったかな?すくもとのご対面は本当に久しぶり。またこうして分けていただくことができて、とても嬉しいです。

すくもとは、藍の葉を乾燥させ、発酵させたもの。腐葉土のようです。私も自宅の庭で育てた藍ですくもを作ったことがありますが、とても大変な作業。葉っぱは、乾燥して発酵するとかさが減りますから、かなりの量を必要とします。このすくもも、元は何百キロもの葉っぱだったに違いありません。

おととし、藍の不作ですくもが手に入らなかったことも記憶にあたらしいまま。藍農家さんとすくも製造家の武知さんのご努力に頭が下がります。このすくもも大事に使います。

今年はインドの二つの工房に織ってもらったカディを使っています。新しい工房の方のカディは、綿花の茶色いプツプツが入っているものも(綿糟と呼ぶのだそうです)。漂白していない優しい生成り。なんだか素朴な仕上がりです。

洗って干している画像のバルーン袖のブラウスは、真っ白なカディ。以前作ったバルーン袖のブラウスを元にしています。衿と前開きをとってスッキリさせましたが、それだけでずいぶん印象が変わりました。

あぁ、こうして白いのが並んでいると、どうしてもドボンと何かの染料につけてみたくなります(やっぱり!)。

おいしいもの

アトリエにまだまだりんごがたくさん置いてあります。土間が寒いので、冬の間の食料の保存には最適な場所なのです。

日本に帰ってきてから、夫が毎日家にりんごをかかえて持って行き、煮りんごを作っています。煮りんごの合間には干しりんご。そういえば、アップルバターを作ると言っていたのはどうなったんだろう?私は作ったことがないのですが、茶色になるまで煮詰めて作るそうです。今度リクエストしてみます。

息子はほぼ一日、実家で味噌の仕込みのお手伝い。姪っ子と交代で、煮た大豆をすりつぶす役をしていました。なまけて遊んでいるかと思えば、「面白かった!」と後で何度も言うほどだったので、ちょっとは役にたったのかもしれません。父と母の仕込む味噌はうまみが濃くてとてもおいしいので、私も楽しみ。

それにしても、この大豆ミンチ機(というのかな?)がレトロで格好いいではありませんか。部屋に飾ってもよさそう(邪魔か)。

体験入学をしている小学校でも、去年は種まきから米作りを経験させていただきました。普段食べているものがどうやって作られているのか、子供の頃にこうして学ぶ機会があるのは幸運だと思います。

サイゴンにいる時から、インドのジャイプールの木版プリントの工房とやりとりをしています。バグルーとサンガネールという、木版で知られる土地のものを見せてもらい、悩みに悩んで注文したところなのです。色は藍系を中心に選びました。

でも、在庫があるというから安心して選んだのに、早速言うことが違います。「ストックがなくてこれからプリントしないとならない。だから、似たようなのを送ってもいいか?」とのこと。おじさんが勝手に選んだのを送ってくるなんて、そんなのやめてぇー!と叫びたいのをグッとこらえ、平静をよそおい代替柄を注文。一番気に入っていたものは、もう作れないという返事(こちらも新事実)ですし、、、。さすがインドです。

新たにプリントするのにかかる時間は三週間というのですが、この調子ではきっと三ヶ月くらいかかるだろうなぁ。その上、また違うものを送ってきそうで、いまから恐ろしくて身震いしています(でも木版はインドじゃないとできないですしねぇ)。

なので、この木版プリントは来年の準備なのです(インドとのやりとりは、時間に余裕をもってすすめることを学びました)。

 

上の画像は、コットンリネンガーゼのブラウス。ノリ抜きをしたのですが、繊維がまだ毛羽立つので、再度洗いをかけて干しているところ。

一枚のブラウスにつき、洗いのみの合計が一時間。このぐらいでよしとします。洗ったはいいけれどスッキリ乾かない。今日は雪の予想でした。太陽が出てくれないかなあ。

春がくると、この光景を見るのが恒例となりました。コットンリネンのブラウスをノリ抜きして干しているところ。空気もカラカラなのでよく乾きます。洗濯物がきれいに乾くのって、気分がよいですよね。

今年こそは色を抑え気味にしようかと思っています。白カディのブラウスにもなかなか色が入らず散々泣かされましたし、、、。それに、白は白でいいものです。毎年春、同じことを思っていながら、色々な色が見たくてつい染めてしまうのです。

ありがたくも今年は徳島のすくもを分けていただけそうなので、ひさしぶりに本藍染めも少しできそうです。こちらはばね指と相談しながらすすめます。

やはりいろいろと道具が揃った自宅は便利です。帰って来てから毎日、半日以上を台所で過ごしている夫。今日は朝からビスコッティを焼いていました。

ビスコッティの名前の通り、これは「二度焼く」のです(そんなこと知らなかった私)。一度焼いたブロック状の生地を、牛刀をつかって薄くスライスしたにもかかわらず、すこしグニャグニャの仕上がりになってしまい、作った本人は不満そう(おいしかったのですが)。

義母の焼くビスコッティはもっと厚くてカチカチ。そのままでも、コーヒーに浸しながら食べてもおいしいのですが、それとは全く別物に見えます。

名前は同じでも、地域や作る人によって様々なのですね。

息子のために、小学校の体験入学の申し込みに市役所へ。今年で小学校最後の体験入学。教科書も揃えました。電車から真っ白な北アルプスが見えました。山の上はまだまだ真冬だなぁ。

帰りにちょっと寄ったセブンイレブンで、若いアフリカ系の青年が、店員さんに何か聞いていました。スマホを取り出したので、Google翻訳の出番ということがわかり、気の毒に思って聞いてみれば、パラセタモール(解熱鎮痛剤)が欲しいとのこと。

コンビニに薬はないよと言いかけて、その子がルル滋養内服液を握りしめているのに気が付きました。今時はコンビニでも薬を売っているなんて!のど飴も欲しいというので、ルル内服液とのど飴をみつくろい、飲み方を説明してきました。

ドモアリガトゴザイマシタと深々と頭を下げるところをみると、日本に住んでいるようです。モデルのような風貌なのに、長野で何をしているのだろう?(←おばさんの疑問)。

長野の人はとても真面目でいい人も多いのですが、シャイなので余計なお節介は焼きません。ここの寒暖の差で風邪をひいて、誰も助けてくれなかったなんてかわいそうですものね。

私も言葉がわからない時、あちこちで親切な人に助けられています。何かの形で誰かにすこしでもお返しができればそれは嬉しいことです。

煙霧

大気質指数が203まで上がった昨日のバンコク。上の画像でご覧の通り、山火事でも起きたように辺り一面が煙っています。これはインドや中国並みの数値。

これが人間の体によいわけがありません。マスクをして歩いている人はまだ少数。しかも普通のサージカルマスクではPM2.5は防げないと聞きますが、ここではそういった情報はまだ流れていないようです。この手のことに鈍感な夫でさえ、「のどが痛い」といって、私の使っている防塵マスクをして出かけていきました(←顔が小さいので、マスクが巨大に見えます)。

今の時期は特に空気が悪いのですが、今年はひどい。バンコクを脱出して、他の都市に居を構える外国人も増えていると聞きますが、それもうなずけます。

 

息子のスイミングレッスンも明日で終了(写真は夫撮影)。アーチェリーの体験レッスンにも夫に連れて行ってもらいました。冬に長野でできないことを楽しんだようです(スキーやスケートはできませんけれど)。

スイミングの先生はみんな褒め上手(今年はオーストラリア人と英国人の先生)。息子が喜んで通う気持ちもわかります。

去年の11月、地元長野の公立小学校で体験入学を終えた日に、息子の勉強道具を撤収しに学校へ行った時のことを思い出します。担任の先生が、「今年もRちゃん(←息子)、とてもがんばりましたよ。走るのもぶっちぎりで早くなったし、スイスイ泳げるようになったし」と褒めてくださいました(勉強のことはともかく)。

そこで私が、「いえいえ、そんなことは、、、」と口からペラペラ。私は根っからの日本人だなと思った瞬間でした。西洋人だったら「そうでしょ、うちの子はすごいんですよ、頑張ったんですよ」と褒めつつ育てるのでしょうが、、。謙譲の美徳、日本社会で育った私には、とっさにはできない芸当でした。

でも、もうちょっと褒め上手になれたらいいなと、スイミングの先生の話を聞いて思うのでした。

 

この春おそらく最後の試作。サイゴンへ行く前に間に合いました。裾を上げて仕上がり。パターンも完成です。

さて、ミシンをアパートに置いていくのかどうするのか、ただいま悩み中です(このことを話題すると「荷物が多い!」と夫が白い目を向けるので、素知らぬふりです←このブログを読まれてバレますがね、、)。

冬のバンコク

涼しい風の吹く、さわやかな週末でした。たしか去年も、12月中はプールにあまり入らなかった覚えがあります。これがバンコクの冬ですね。

こちらに来て、天気予報とともに毎朝チェックするのは、バンコクのPM2.5速報。かなりの数値が出ているのをみると、窓を開けるのはやめようか、、、ということになります。今日は窓も全開でした。

長野にいるときは気にすることもないのは、きれいな空気を当たり前と思っているから。きれいな空気というのも、アジア圏内ではなかなか貴重なものだと気付かされます。

 

今回持ってきた、この下のブラウス(シワシワにして着ています)。細い糸で織られた、最高クオリティのリネン生地で作ったもの。私には袖が長めだったので、チョキンと切って三つ折り縫いしたら、軽く着やすくなりました。深い紺藍色も気に入っています。

直線裁ちに凝っていた何年か前のものですが、着てみると後ろと両脇が落ちて、平面とは違った形になります。こんなのもいいなぁ、と今更ながら思いますが、作ったときはあまり人気がなかったのです。なぜかなぁ?

 

 

午前中は、ケープの縫い代をくるむバイアステープ作り。いく通りか作り方はありますが、私はリネン生地をバイアスにカットし、縫い合わせて長くして使います。

長野のアトリエにいれば、カッティングマットの上に生地をのせて、ロータリーカッターでジャーっと切ります。ですが、こちらにその道具(どちらもOLFA!)は持ってきていません。鉛筆で線を引いて、一本一本ハサミでジョキジョキ切ります。

今週は、過ごしやすい日が続くようです。

この涼しいうちに、カシミアを縫う作業は終わらせておきたいもの。すべて息子の家庭学習の進み具合にかかっているので(息子が勉強しないと、私も仕事に没頭できません!)、ほめつつだましつつ(?)やっていきますね。

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バンコクより

大急ぎで荷物をまとめて日本をでてきました。

ギリギリまで仕事をして、どうにか予定のところまで終わったのですが、そのあとの家の後片付けと、持ってくるものの梱包で今回は手間取りました。毎年のことなのに、いつも出発前はバタバタです。

ちょうど長野では雪が降りはじめたとのこと。今年は雪だるまがつくれずに息子は残念な思いをしているよう。雪遊びは3月に日本へ帰るまでおあずけです。日本は急に寒くなったと聞きますが、みなさまも風邪などひかないようにお気をつけくださいね。

バンコクの住まいにもようやくwifiが入り、ネットにつなげるようになりました。こちらからも時々ブログをアップします。

 

ふじのおいしい時期を迎えたというのに、日本を出てくる前に満足に食べてこられませんでした。それが心残りです!(なので、せめて写真だけでも)。

あと一週間

毎朝、「海へ・・・」ボトルの凍りぐあいで、朝の最低気温を推測するこの頃です←結局外に出したまま。

冷えた朝、霜でおおわれた地面を歩くと、シャリシャリ音がします(なんだか楽しい)。

・・・・・・

この秋から塩豚を作っています(近所のお店では、おいしいベーコンがなかなか見つからないので)。

バラ肉を買ってきて、適当に切ってからたっぷりの塩に埋めるだけ。タッパーごと冷蔵庫に入れておきます。水分が抜けて少し茶色になったところで食べます。

保存も効くし、少し塩抜きをすればベーコン代わりに使えて便利(塩抜きしないとかなりしょっぱい)。この週末には、たっぷりの玉ねぎやニンニク、大豆と煮てスープにしました。

ここから出して、空気中で熟成させてもよいのだそうですが、怖くてまだ試していません。生で食べる勇気もまだありません。アトリエが冷蔵庫並みに寒いので、あちらへ吊るしておこうか考え中です。

 

去年とおととしに作った、バルーンスリーブのブラウスの新バージョン。見頃のボリュームをすこし落とし、ギャザーを入れてみました。夫の「なに?スカートが両脇にぶら下がっているの?」とのコメント。

(ちなみに、昨日縫ったカシュクールを着てみたら、それを父が見て、「なに?囚人服?」。・・・見せる人を考えないといけません)。

 

タイに向けて出発するのも、気が付いたらもう一週間後。焦りを感じる毎日です。

持って行く荷物をなるべく少なくするために、今月は頑張ってバターン制作の作業も進めてきました。いつもお世話になっている滋賀県のHさんに、来年のカディのものなど縫っていただくことになっています。その準備ももう終わりそうでホッとしています。

このあとは一気に荷造りです。

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冬のはじまり

今年も冬の朝がきました。

霜が降りて凍った木の葉が、日の出とともにパラパラと落ちてきました。

洗濯をしに外へいくと、「海へ、、、」のボトルがカチカチに凍結していました。凍って困るものは、もう家のなかに入れないとだめですねぇ。(洗濯機は外に置いているのです)。

 

母に職業用ミシンをかりてきて、自宅にそのミシンを持ち込んで縫っているこの頃です。今年は、アトリエのストーブを自宅に持ってきてしまいました。もう寒くてアトリエでの作業はギブアップしたのです。

今まで、アトリエにあるブラザーの工業用ミシンが一番、と、ずっと信奉していました。ですが、同じくブラザーのこの職業用ミシンがなかなか優秀であることをこのたび発見。

「ここで止めたい」という最後の一針でピタッと止まるし、卓上ミシンとは思えぬほど縫い目もきれい。スピードもそれほどないので、手縫いに近い感覚で縫うことができます。縫いの苦手な私には、こちらの方がいいのかもしれません。

日本製の機械というのは、誰にでも使いやすいこと(親切設計!)、故障が少なく、そして全体的に質が高いことが特徴ではないでしょうか。車やカメラなどもそうですよね。強い個性はありませんが、クセに惑わされることもないように感じます。

ロンドンにいる時に、「ミシンはスイス製が一番」と言っていたデザイナーがいました。おそらく彼女の作るものにあった個性的なミシンなのでしょう。私は今のところブラザーで大満足です。

 

秋にご近所からいただいた、秋映えという真っ赤なりんご。

食べきれないほどあったので、一個を8つに切って、塩水(1%)につけてから干してみました。お皿にのっているのがりんご一個分。干すとギュッと小さくなりますよね。十個分干しても、ざる一杯分にしかなりません。

生のりんごはおいしいけれど、胃が冷たくなるなぁ、と思っていました。これなら冷えるのをだいぶ減らすことができそうです。糖分が沢山あるので、食べ過ぎに気をつけなければ。

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新しい眼鏡

二年前に作った眼鏡の度が合わなくなってきたので、作り直さなきゃ、、、と思ったのがこの夏。

先日、ようやく新しいのを注文してきました。

もより駅の空き店舗の目立つガラガラの商店街で、唯一お客さんが何人か入っていた眼鏡屋さん(全員店員さんだったりして←しかも家族経営の)。ちょっと前に、腕時計の電池を入れてもらうために寄って、色々質問してきたのですが、とても丁寧で感じがよかったのです。それで思い切ってここで作ってもらうことに。

今日取りに行きましたが、出来上がっていたのはズバリ老眼鏡。老眼鏡だということに、直前まで気がつきませんでした。

そういえば注文した時に、わたしが「最近ミシン目がみえないし、本の字も見えないので、眼鏡の上に拡大鏡を重ねて使っている」と話したのです。なので、手元用にしてもらったのは当たり前といえばそうなのですが、老眼鏡の必要な年になったのか、、と実感するのは少々衝撃です。

量販店やネットで、なんでも簡単に安くモノが手に入る時代になりました。でも、こうして専門知識のあるお店の人に相談しながら作ってもらうのは、アフターサービスや質問があった時のことを考えると安心ですし、なにより自分にぴったりなものを作ってもらえますね。大事に使おうという気持ちも出てきます。第一、わたしはガチャ目の乱視なので、どちらにしても作ってもらわないと合いませんが、、。

眼鏡屋さんに限らず、こんな個人商店がもっと残っていて欲しいものです(近くにおじいさんが店番をしている文具屋さんもあり、そちらもお気に入りです)。

↓今読んでいる本。老眼鏡があれば、字の小さなこの本もスーイスイです。(Yさんにいただいた藍染松阪木綿のしおりがはさまっていて、気分を盛り上げてくれます)。

 

作業テーブルの上にあるのは、3年前にタイのチェンマイで見つけた藍染布。横糸の染めぐあいが均一ではないため、かえっていい表情があります。

思い出してこれを引っ張り出してきて、ようやく来年のワイドパンツにすることに決め、今日裁断していたところです。

これを見つけたのは、ペナンから日本へ帰る途中、タイを経由した時でした。それまで毎日のエアコンペナン生活で体が冷えきっていたらしく、チェンマイ滞在中もギックリ腰に悩まされていたのでした。

運送屋さんに頼んでこれをバンコクまで送り、そこから日本へ持って帰ってきたところまでは覚えています。色が褪せないようにと厳重に布で巻いてアトリエで保管していたら、その存在をすっかり忘れていました(餌を隠したことを忘れているげっ歯類みたいです)。

 

そうそう、息子の飛行機の旅ですが、到着した日にあちらへ電話をして聞いてみたら、無事に切り抜けたとのこと。安心しました。

しばらくは息子の世話も焼かなくていいので、製作も家事もじゃんじゃんはかどっています!(トップにある赤いもみじの葉は、フィラデルフィアから持ちかえったシルバーメープルから落ちたものです。現地でも同じくらいの色になっているかなぁ)。

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つかってこそ

「渡辺さんから去年買ったブラウスの色止めをして欲しいのですが」と留守番電話にメッセージが入っていました。

色止めってなんだろう?色がドバーっと落ちてしまったのかな?いや、そんなはずは、、、とだんだん不安になりながら、お電話くださったOさんと連絡がとれたのでお話ししてみました。

よく聞いてみると、その問題のブラウス、色止めが必要というよりも、表側が色あせしているよう。染め直しすれば復元しそうです。

Oさんはそのブラウスを、お洗濯してガンガン日の当たるところに干していらしたご様子。洗剤もごく普通の洗濯洗剤をお使いになっていたよう。大胆なお手入れ方法に、私は思わず「えぇーー!」

「手入れの方法も聞いたような気がするし、"海へ、、、"もいただいてきたのだけど、私ってそういう細かいことが苦手なのよ〜」とOさんが笑いながらおっしゃるので、つい私も笑ってしまいました。

 

この一件を話すと、「服を買って舞い上がっているときに、手入れの説明なんかしたって馬耳東風でしょ」と夫がいうのです(Oさん、すみません)。うまく女性の心を言い当てていると思いました。

私としては、色落ちを気にしてたんすにしまっておくよりも、「せっかくなんだから、毎日着ようと思って」とOさんがおっしゃってくださったのが嬉しかったのです。

色が変わったって多少落ちたって、それは草木染の味。元どおりの色がよければ、染め直しという選択もありますし(元どおりにならない色もありますが)。こういった手仕事ものは、毎日つかってこそ生きますよね。

私も藍染の仕事着は、さんざん洗って干した結果、トロトロの手触りの枯れたいい色になりました。穴が空いていますが、洗っては毎日着ています。

きれいに色落ちしながら味わいも増していくような染め方なら、なおよいですよね(これもお手入れ方法によるとは思いますが)。これからの課題になりそうです。

ストールに気を取られて、服の写真を載せていませんでした。こちらはインディゴ染めのコットンリネンでつくった、前開きのコートドレス。細めのタックが入っています。明るめの藍色なので、五倍子で更に染め重ねて紺色にしました。

いちばん上のピンクのブラウスは、コチニールで染め重ねたもの。鮮やかに染まりました。

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今秋の藍染

毎日の庭の掃きそうじを終えて家に入ってくる頃には、蚊にさされたおでこをパンパンに腫らせている夫。私が一緒に庭にいても、さされるのは決まって夫、しかも狙われるのはおでこなのです。

それを見て他人事だと笑っていたのですが、私も染めの作業中に顔上部を狙われるようになりました。おでこをさされると、どうしてあんなに腫れるんでしょう?それに、今年はいまごろになって蚊が多い!

ガーデンセンターで蜂除けのネットを買っておいたのを引っ張りだし、それを帽子の上からかぶり、マスクにエプロンをして黒い長靴にゴム手袋。もはや何屋さんかわからない姿です。「書き留めでーす」とサインを求めにきた郵便局員さんの目が怯えていたようにも感じられます。でも、これで蚊にさされなくなり、一件落着。

 

この秋の藍染は、糖で建てた藍。琉球藍の残りとインド藍を使いました。

ハイドロ建てのように、わーっと一気には色は染まりついてはくれません。藍甕の中にたくさん藍は溶けているはずなのに(濃すぎるのか、引き上げたばかりのグリーンに見えませんね)、洗うとこの通り(画像下)。

ブラウスたちも、染めて洗ってまた染めて、と、15回ほど重ねてみたところ。バネ指になりましたが、濃紺にはなりませんでした。

すくも建てのように、染まりつきがゆっくりということは、落ちていくスピードもゆっくりということなのでは?と思っています。

今秋のオンラインストアは10月2日(月)21時から2週間オープンする予定です。

今シーズンは、東京、松本での展示がありません。オンラインストアをご覧くだされば幸いです。

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外遊びと製作の続き

この三連休、息子が家にずっといたので、仕事をするのは半ば諦めていました。

仲良しの従兄弟が隣から引っ越してしまったので、小学校が休みの日になると、ヒマを持て余している息子。もうプールも閉まってしまったので、図書館が頼り。台風が来ると聞いて、借りられるだけの本(二人あわせて20冊)を借りてきましたが、3日間本を読んでおとなしくしている訳がありません。

私たちが小学生だったころは、兄弟姉妹、それから近所の子供たちとあちこち出かけ、外で一日中遊んでいたものです。今はこども一人で外へ出すのも何かと心配な世の中(クマもうろついていますしねぇ)。徒党を組む(?)だけの数の子供も近所にいないし、、。子供にとってはかわいそうな時代ですね。

雨の合間に連れ出してみると、キリギリスを捕まえたり、時期外れのコクワガタを見つけたり、岩に登ったり、、、やっぱり外遊びは楽しそう。(ある時、振り返ったら、蝉のように木にしがみついていました。画像下)。

友達と遊びに行かれるようになるまでは、つきあってあげないと、と思うのですが、あともう少しでしょうか?

 

この秋ものは、久しぶりにコチニールでも染めています。下は煮出すところ。実は今日、この染料の煮出しや染めにつかっている大きなガスコンロに火がつかなくて困っていたのでした。

たまたま通りかかった父に分解してみてもらったところ、コンロの細い管の中に、何か詰まっていたようです。針金で詰まりものをとってみると、それはクモ。巣の残骸とおぼしきものもたくさん入っていました。クモが巣を作ろうとして、ガスコンロの管の中へ材料を運び込んだようです。

火がつかない、、と、私がガスを出したり止めたりしているうちに、クモ本人はガス中毒死したのかもしれません。

 

カディストールの染め重ねも進めています。手紡ぎ手織りだけあり、織り具合にばらつきやムラがあり、染める方も苦戦中。フリンジがバラバラにほどけてしまったものも(泣)。

カディストール、今日の染め重ね分(上)、昨日の染め重ね分、乾燥中(下)

 

製作 すすめています

カディのストールも、ノリ抜きをして洗って干しています。

ふんわり柔らかくなって、手触りも最高です。

インドの工房にお願いするとき、「両縁に藍染の糸が入るからね」と言われ、見本も送ってもらっていたのです。でも、こうして広げて干してみると、縁が目立つなあ。特に、白い方は「マザーテレサみたい(コメント by 夫)」。たしかに、、。

白のままでもいいのですが、いくつか染めてみることにします。薄い藍染の方もこの上からさらに染め重ねようかと思います。(やっぱり自分の手を加えないと気が済まないみたいです)。

 

下は、ストライプの生地で仕立てたブラウス。ツヤとハリがあり、目も詰まってとてもいい生地なのです。しかし、一度洗ってみると、地の赤っぽさが気になりました(左側)。

右はそのブラウスを藍で10回ほど染め重ねたもの。うまく落ち着いたので、こんな感じで仕上げることにしました。色の効果というのは大きいですね。

 

去年春にお買いいただいた、ラック染めのブラウスをお預かりしています。繕う糸をラックで染めたところ。

市販のポリエステル縫い糸は、色も豊富なので似た色はだいたい見つかります。でも、ブラウスは綿で縫ってあるので、綿糸を染めて使います。

ポリエステル糸を使うと、時間が経つにつれ、ブラウス本体の色とポリエステル糸の色が、徐々にあわなくなるのです。

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秋がきました

鈴虫が一日中鳴く季節になりました。カブトムシもバタバタと死んで行きます。あぁ、秋がきたなぁ、と思います。ちょっと前まで、プールで泳いでいたのが信じられません。

 

秋の味覚

きのう、息子が朝起きるなり「学校に行きたくない」といいます。

「夏休みが終わって、ようやくまともに仕事ができるようになったのに、、、休まれては困る」と焦りながら、何かと思えば「給食にきのこがでるから」というのがその理由。

そういえば、学校の給食カレンダーの食材欄には、きのこ全種類名にマーカーペンで印をつけていた息子。しめじの出る日は、大きなバツ印が。秋なんですから、、、これからきのこ攻めの日が続きます。

きのこを全力で避ける努力をするくらいなら、他のことにそのエネルギーを使ったら?と思うのですが、、。子供の考えていることって分かりません。

(乗鞍の森でみつけたきのこたち。踊る妖精に見えませんか?)

きのこはともかく、息子が学校へ行っていると、仕事がなんとはかどることか。夏の間に中途半端になっていた仕事が、どんどん片付いていきます。

染め直しのほうもお預かりしたまま、これまで手がつけられないでいました。待ってくださっていたみなさま、すみません。再開しましたので、もうしばらくお待ちくださいね。オンラインストアの準備も続行です。

 

いただきもの

イランでお仕事をなさっているFさんより、サフランを沢山いただきました(写真右です)。高価なサフラン、一度にこんなにたくさんの量を見たのは、生まれてはじめて。香りも最高です。

Fさん、どうもありがとうございます!(見てくださっているかしら)。

サフランをつかうインドの「キール」というおやつ(お米と牛乳で作ります)を作ってみたいなあ、サフランライスやスパイスライスもいいなぁ、、と思いつつ、インド料理の本をだしてくると、夫の冷たい視線を感じました(←我が家のインド料理担当者)。

 

豆シャンプーを分けていただいている峰雪さんからは、ベトナムのお土産をいただきました。

椰子の葉に包まれたのはココナツシュガー。サイゴンへ行った時、峰雪さんに教えていただいたマクロビオティックのお店へ寄ったのですが、その時はもうないと言われた幻のかたまり(?)。金槌でゴンゴン割って使います。

右はベトナム北部のもち米のお菓子。生姜とピーナツが入っているのが、なんともベトナムらしいです。

ベトナムの旅で得られた豆シャンプーの使いかたのヒントなど、最近のブログに載せていらっしゃいます。峰雪さんは、面白いものを追求して、ベトナムのどこへでも行ってしまうのです。私も興味深々で旅の様子を読んでいました。

………………..

久しぶりのよいお天気。

コットンリネンのロングシャツのノリ抜き作業を進めました。この、楊柳のような陰影のでる素材をとても気に入っています。

生成りのままでもきれいですが、何枚かは藍で染めるつもりです。

インドより

インドの工房へ二ヶ月ほど前に注文しておいた、カディストールと来年用のコットンシルクカディの生地などが届きました。

先月末、「進み具合はどう?」と問い合わせた時には、「間違えたので織り直ししている」と聞いていました。法律が変わって、送る時の内容物の申告も厳しくなったとのこと(いつも関税がけっこうな額なのです)。そんな訳で、インドとのやりとりはいつも不安です。

今回は、到着した箱をあけると、以前注文したのに届かなかった藍染のカディが一番上に入っていました(その時は全く違うのを送ってきた)。懲りずにまた注文しておいたのです。「やればできるでしょう?」とでも言いたげです。

時間をかけて細い糸から織られた布は、とても軽い。手紡ぎ手織りはさすがに柔らかですね。

まだ全部チェックできていませんが、今回は初めて問題なく受け取ることができてまずは一安心です。

 

コットンリネンガーゼ定番シャツの丈を長くした、ロングシャツの見本を先週作っていました。

いつも使っているこの生地は、洗いをかけると、楊柳のようなシワがでて様変わりします。これは今年の秋冬向けにする予定です。

いつもご家族で仲良くhakoでの展示においで下さるSさんが、この長いタイプを以前からリクエストしてくださっていたのです。ボタンは4つ穴の貝にしました。長いのは私も作ってみたかったので、Sさんがご希望くださったことがよい機会となりました。

 

こちらは長めのカフス3つボタンの試作。こちらも秋向けのリネンブラウス。

 

長野は相変わらず梅雨のようなお天気が続いています。涼しくて快適ですが、農作物にとってはこのお天気がよい訳ありませんよね。

この週末は、両親と妹家族が佐渡島へ行くのに誘ってもらい、息子が喜んでついていきました。「島」という響きに憧れているようです(ペナン島に住んだことあるのに、、なぜ??)。

息子のいない間を狙って、リビングルームの壁を抜いたり(私)、壁の漆喰塗り直しの下準備(夫)をしたり、こちらの作業もはかどりました!

製作と、、

秋物のパターン製作を少しずつ始めています。

以前作ったパターンのパーツをコピーするために、久しぶりに青焼きコピー機の登場です。これがないと話になりません。が、今回も早速、1枚目からローラーに用紙が引き込まれて中でぐちゃぐちゃに絡まってしまいました。紙を取り除いて元に戻すのに半日がボツ。

油が回ってから使わないとこういう目にあうということを、いつも忘れています。毎年お決まりの、青焼きコピー機の洗礼というところでしょうか。

先日ようやく染めが完了したカディブラウス(春夏に間に合わなかったもの)。

たっぷりギャザーですが、横に広がらず、ボリューム控えめ。パターンを秋冬向けのブラウスにも使うつもりです。

安藤宏子さん著の「絞り染め大全」(誠文堂新光社)を最近手に入れました。

これだけの量の絞り技術と資料を網羅した本は、他にないのではないでしょうか?技術を伝えなければ、という強い思いが感じられます。著者の安藤さんのご努力に頭が下がります。

これを読んで、以前板締め用の板を処分してしまったことを後悔しています。

 

夏の週末の恒例行事、プールと虫捕りにまた付き合いました(日曜日が雨降りだったので、プールは1日だけですみました。ホッ)。

毎年行っていたカブトムシスポットは、近年大人に荒らされているようです(←罠を仕掛けて根こそぎ採っていく)。年々、虫がどんどん少なくなっていることは気づいていましたが、、。今年は小さなクワガタを一匹みつけただけ。

これ以上少なくなってはいけないので、もうここにはいかないことに。

ガマの穂をかじる人

 

明日から小学校の夏休みが始まります。

息子たちの学校も約一ヶ月間の夏休み。私たちの頃の夏休みは3週間ほどでしたが、今は中間休み(秋休み)がないので、その分夏休みが増えたのでしょうか?

この一ヶ月の間、仕事がいつも通りにできるのかどうか、、。子供に振り回されないようにしないと。

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梅雨の晴れ間

長野はよく晴れ、気温も上がりました。

仕事の手を休めて、土日は子供たち(息子と姪っ子)とプールへ。子供ってどうしてそんなに水遊びが好きなんでしょう?放っておけば、全身シワシワでブヨブヨになるまで入って遊んでいるに違いありません。

でも、ようやく待ちに待った夏が来た!と喜んでいるのは、私の方かもしれません。つい先日まで、秋冬用の上掛けで寝ていたのですから。長野の夏は、本当に短い。

ところで、先日からphの管理に苦戦している糖建ての藍。雨の日に、コットンリネンガーゼの布を試し染めをしてみました。

薄いさわやかな水色に染まりました。「かめのぞき」というところでしょうか。本当にはちみつの力で染まったことに感動しました。

でも、油断すると、すぐに発酵しすぎてしまうので、ちょっと使いにくいです。もっと工夫が必要ですね。

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どうもありがとうございました!

初夏のオンラインストア、今晩で閉店いたします。

3週間のオープン期間は長いかな、、とも思ったのですが、最後の最後までご注文をいただきました。たくさんの皆様がご覧くださり、お買い上げもいただきました。どうもありがとうございました。

まだお会いしたことのないみなさま、何度もお買いくださっているみなさま、展示会などでお会いしているみなさま、それぞれ今回の春夏の服たちを、どのようにご活用してくださっているか、想像を膨らませています。嬉しいメールやお手紙もいただいて、これからの製作への励みにもなりました。おかげさまで今シーズンもよい締めを迎えることができそうです。ありがとうございました!

 

今シーズンに間に合わなかったもの、染め直しでお預かりしたものを染め重ねています。染めている最中に乾いてしまうのがいやで、藍染には最近手がつけられませんでした。

でも、こんな湿度の高いときや、寒いときのほうが、藍はきれいに発色するように感じます。染めたそばから服が乾いてしまうこともなく、アク(茶色の)がでにくいためかな、と思います。今日など、洗濯物が乾かない日でしたが、藍染には最高でした!

もう少し染めをして、7月から秋の服の製作に入ります。家も補修したり、染め場も使いやすいように手を入れたいので、この夏も製作と大工の二足のわらじでいきます!(プールにもいかなくちゃ)。

庭のどくだみ。白い花が清楚です。「毒を溜めない」という意味だということは、本当でしょうか?

古い家の近くには必ず生えているので、昔は薬草として使われいたのだなあということが想像できます。ベトナム料理でもこのまま食べますよね。お茶にでもしてみようかなぁ。

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麦刈り

藍を糖建てする実験、続行中です。

灰汁だけで建てる発酵とは異なり、なかなか糖分の発酵が止まりませんでした。発酵を抑えるため灰汁を入れ続け、容器のカサは増える一方。それでも一晩経てばアルカリ度が下がってしまいます。コントロールが難しいですね。

思い切ってソーダ灰を入れてみたら、なんとか落ち着きました。試し染めはもうしばらく安定してからです。

雨が降る前、父の育てている麦刈りの手伝いをしました。

いつもは6月10日前後の収穫なのに、今年は寒いせいか、その日が過ぎても麦が青いまま。なかなか刈り取りができませんでした。刈った後は、写真のようにはぜかけして乾かし、脱穀です(これは父が今日やっていました)。

この小麦から、香ばしくてワイルドな味のパンや焼き菓子ができるのです。玄米もそうですが、小麦も全粒粉の方が歯ごたえや風味があって好みです。この小麦なしには我が家の食生活は成り立ちません(焼くのはほとんど夫。上は米南部式の甘くないビスケット、下はハーブ入りフォカッチャ)。

ビーツも収穫の時期を迎えています。色は強烈ですが、甘くて果物のよう。写真は、圧力鍋で煮た後。蘇芳で染めた色に似ています。

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藍建て 実験中

オンラインストアも残す所あと一週間です。たくさんのみなさまに見ていただき、そして、それぞれ大事にしてくださる皆様の元へ旅立っていきました。どうもありがとうございます!

それにしても、梅雨だというのに、ちっとも降りませんね。毎年、梅雨というとこんな調子ではなかったかな?庭がカラカラになっています。紫陽花はまだまだ。バラはもう末期状態です。

 

藍の糖建て

モロッコやインドの古い方法である(らしい)、藍を糖分で建てる(建てる=染められる状態にすること)方法を実験しているところです。

私が見つけた方法では、果糖を多く含む果物を集め、それを煮詰めてつくったスープが藍建てに使われていました。が、今の時期は糖分の多い果物が身の回りにありません(秋だったらリンゴの皮をつかうところですが)。

代わりに、果糖を含むはちみつを使ってみました。これはタイで買ってきた1リットル入りの瓶。

この糖分を、インド藍や琉球藍の溶けているバケツに投入したのが1週間ほど前。この時はph11.2程度でした。

毎日様子を見ていたところ、日に日にいい香りがしてきました。お酒でも作っているような甘い香り。においを嗅ぎつけたのか、スズメバチが飛んできていました。

だんだん泡だらけになってきたと思ったら、どうも発酵しすぎてしまったよう。試験紙で計れないほどphも下がってしまったので、新たに草木灰で灰汁をとり、投入。元のph11.2に戻しました。(覚え書き的)

今日、金属的な還元膜が張って、ようやく安定した状態になりました。液も本来の藍甕の色であるグリーンです。

これで染まるのでしょうか。暖かい日に試し染めです。

 

三連休

息子が高原学校の一泊旅行から帰ってきたのが木曜日。振替で金、土、日と学校は休みでした。

高原学校で彼がいない間、たいした料理もしないで適当に食べ、好きな時間に寝て起きて、自由を満喫していたのです(たった一日だけ)。「手を洗いなさい!野菜食べなさい!歯磨きしなさい!」ってガミガミ言う必要もないし、なんて楽なんでしょう。

でも、この週末は、息子の作文や宿題の手助けと、カブトムシとクワガタの幼虫の面倒、家の片付けで終わってしまいました。あぁ、この落差。

でも、息子がいなかったら、面倒で料理もしないでしょうし、適当にしか食べない自分が想像できます。

 

写真は、彼の帰ってくる直前に、夫が焼いたくるみ入りのシナモンロールビスケット。これをほぼ一人で平らげた息子なのでした。高原学校でよほどお腹が空いたようです。

あっ、今日はそういえば、父の日でした。お父さんたち、いつもお疲れ様!

展示の準備 進行中

染めがひとまず終わったので、ようやくタグつくりです。

リネン糸を切って、こんな風にタグに通しています。なんでもそうですが、慣れるとだんだん早くなってくるんですよ。慣れた頃に、シーズンの枚数分が終了。

 

この春夏ものは、あまり染めずに、麻やカディのそのままの生成りや白を生かして自然な感じにしよう、、、なんて思っていたました。

今週末のhako plus へ持っていく服達を、今日テーブルの上に全部乗せてみたら、8割強の服達が染まっていることに気がつきました(←自分でやったんですが)。あれ?

日の光が強くなってくるに従って、鮮やかな、強い色がほしくなります。無彩色や柔らかな中間色もいいのですが、最近よく着ている明るい藍のワンピースの色が、この気候にとても映えるなと思う時期になってきました。(濃い色になるまで染め続けてしまった言い訳です)。

 

雨のあと、気分転換に息子と近所を散歩。

山の藤の花びらが散って、道が紫色になっていました。

このたんぽぽたち、綿毛がしっかりてっぺんにくっついていて、フーフー吹いても飛んで行きませんでした。

染め日和

みなさま、楽しいゴールデンウィークをお過ごしになりましたか?からっとしたよいお天気に恵まれて、さわやかな連休でしたね。私もこのお天気を味方に、染め三昧でした。

どこへも出かけられないので、息子には悪いなぁ、、と、ちらっと思いましたが、本人は庭をかけまわって遊び呆けていたので、そんなことはどうでもよかった様子。(そういえば、ゴールデンウィーク中にどこかへ行ったことってないなぁ、、)。

藍は毎日少しずつ染め重ね、そのつど洗って、このようにズラリと並べて干します。日に日に少しずつ濃くなっていくのがわかります。藍の色というのは、海の色や空の色と同じく、いくらながめても飽きません。

 

先日煎じたコチニール、染め重ねもそろそろ終了です(濃いものは、コチニールとラック、茜をつかいました)。

今月19日から3日間のhako plusでの展示ですが、近日中にDMを発送いたします。

到着までもうしばらくお待ちくださいませ!

コチニール染めとインディゴ服

庭がすっかり緑になりました。りんごやライラックの花も咲きはじめました。

そろそろ花粉症のシーズンも終わりのはずですが、まだまだマスクが手放せません。

この春から、外での染め仕事には防塵マスクを使っているのですが、これがとても優れていることに気がつきました。マスクもいろいろつかいましたが、今のところこれが最強。

ただ、見た目が大仰なのが玉にキズ。クチナシかなにかで黄色く染めたら、まるでアヒルのくちばしです。先日、息子が登校するのを見送りにこの姿で外にでたら、近所の小学生のお母さんに「そっ、それは、、マスクですか?」と聞かれました。

 

赤やピンクを染めるのに、去年はラックと茜を使いました。先日、染め材料入れをひっくりかえしていたら、買ったまますっかり忘れていた1kgのコチニールが。これも使ってみることに。

コチニール キラキラです Cochineal
コチニール キラキラです Cochineal

 

水に酢酸を少し入れてコチニールを煮出します。ぐつぐつ鍋で煮出して、染料をとること数回。煮出した液を全部合わせて染めに使います。

酢などで染料のphを調節したり、媒染の仕方を変えると、様々な色ができます。濃く染めればわりと退色しにくい。やっぱりコチニールはいい染料だと思います(高価ですが)。

煮出したもの。右が一番目、左が二番目。Cochineal extract
煮出したもの。右が一番目、左が二番目。Cochineal extract

 

今回は、インディゴ染めのリネンやコットンリネン布を初めて使ってみました。よく洗いをかけてある、滑らかでいい生地です。これで、チュニックやワンピース、スカートを作りました。ガラガラ洗って、いい風合いに。これもhako plusでの展示に持っていきますね。

藍染め

去年の冬に日本を出る前、藍甕に灰汁を多めに足して、発酵を止めてから出発しました。

先日その藍甕をみてみると、液はグリーンのまま。外の気温はまだまだ低いけれど、かき混ぜてみると、藍色の泡もしっかりたって、翌日まで消えません。ヒーターで温めれば、もしかしてこのまま染められるかも。やっほー!

琉球藍やインド藍、自家製の泥藍が混ざっているためか、意外な働きをしてくれます。この藍甕、とても不思議。

 

バンコク滞在中、一週間に2〜3回は着ていた、カディコットンの藍染ブラウス。デニムのようにあたりがでて、柔らかくいい感じに育ちました。

薄くて軽いくせに、密度が高いせいか、なかなか色が入らなくて、染める時はとても大変でした。でも、その甲斐あってか、頻繁に着ていても、これは色変わりも少なく、一番安定しています。さすが藍。

ただ、ジリジリ日差しによる日焼けかバックパックの摩擦か、肩の辺りだけ色が薄くなったのです。でも、それは表側だけ。

なので、最後の2週間は、裏返して、タグを切って着ていました。縫い代を折り伏せ縫いしてあるので、こんな荒技もできますね(よく、気がつかずに裏のまま着ていたりします)。こんなことも考えて、タグ無しで作ってもいいかなぁ、、なんて思ったり。

五倍子のカディブラウスの方は、ご飯を作る時、何度もライム汁を飛ばして、水玉もようみたいになってしまいました(この時の)。藍と柿渋以外は、こんな時やはり弱いですね。

 

庭の青菜の花芽がどんどんでてきています。柔らかいところをポキポキ折って来て、茹でてそのまま食べたり、夫がオリーブオイルにニンニクと一緒に炒めたり、、、といっても、炒めるというより、オリーブオイルの中で「煮る」という感じ。

この時期のものは、ちょっと苦味があって、それがまたおいしいですよね。

新鮮で、季節が感じられる食べ物というのは、一番のごちそうです。

 

オーガニック藍?

オーガニックな藍建て

このウェブサイトに情報を少しずつ足したり、制作の上で変化していることも追加したり、、という作業を再開しています。思い切って構成を変えてみようかとも思ったり、、さて、春までに終わるのでしょうか?!

さて、藍染めのページを書き足すに当たって、改めていろいろ読んだりネットで調べたりしていますが、「オーガニック藍」という言葉を度々見かけました。

無農薬で藍は栽培できます。虫にはそれほど食べられません。——「タデ食う虫も好きずき」というくらいで、タデ科タデの葉は辛く、蓼虫しか食べません。タデ科であっても、藍に辛味はないそうですが。

ですから、無農薬で育てた藍を使い、自然で無農薬の材料を使って藍建てして染めたものを「オーガニック藍」と呼んでいるのかな、という印象です。「灰汁建て天然発酵」という説明だと分かりにくいかもしれませんしね。

ふーーーん。

そんなことを思っていたら、果糖をつかって藍建てする方法を記した資料を見つけました。アフリカなどで伝統的に行われてきた方法のよう。藍の分子にくっついた酸素を、果糖が離す働きをするのだそう。

オーガニックがどうのというより、これは面白そうな実験です。果糖の抽出にちょっと手がかかりますが、長野に帰ったら小さな甕で試しにやってみたいです。

昨年7月の藍畑 Our indigo patch. July 2016
昨年7月の藍畑 Our indigo patch. July 2016

フィルム

年末に中国福建省でスライドフィルムを4本撮りました。が、バンコクにある、フィルムをいつも持ち込んでいたラボが、スライドの現像をやめてしまったので困っていました。

日本に持って帰るのも、空港のX線のこともあり面倒。なので、ここで現像してもらえるところを探し、思い切って持って行ったのが2週間ほど前。出来上がったので取りに行ってきました。

あぁ、やっぱりデジタルと比べて格段に美しい色です。

スライドフィルムを使うはもうやめようと思っていたのですが、これをみるとまた撮りたくなります(←簡単に決心の揺らぐ人)。たいした写真でなくても、「撮っておいてよかった」と思えます。

クラフトフェアと染めの色落ち

出展きまりました

5月の最終週末にあがたの森公園でひらかれるクラフトフェアまつもとに、今年は出展できることに決まりました。

去年は選考に落ちてしまい、毎年クラフトフェアでお会いしていたみなさまとも再会できず、とても残念でした。クラフトフェアそのものは、久しぶりにゆっくり見て回ることができたので、それはよかったのですが。

今年も晴れるとよいですね。今からとても楽しみです。また詳しく決まりましたら、こちらでお知らせします!

 

草木染めの色落ち

この冬のバンコク滞在も、そろそろ2ヶ月になります。息子のプールにつきあっているので、気が付いたら首の後ろが真っ黒に日焼けしていて、ガーーン!です。日焼け止めクリームもごってり塗っているのに、、(本当はケミカルなものは塗りたくないのですが)。

こちらで着るために、コットンカディのブラウス二枚とノースリーブのリネンワンピース一枚を長野から持ってきました。

この三枚をローテンションで着ています。一枚平均20回以上は洗濯しているので、染めの色落ちの具合をみていただくよい機会かと思い、現在の状態を写真に撮りました。

夜寝る前に、「海へ・・・」で洗って干すと、朝には乾いています。洗濯のたびに、洗濯液に少しずつ色が落ちているのが分かるのですが、色に大きな変化もなく、、それでもくったりといい風合いになってきました。陰干しと「海へ・・・」のおかげです。

*ご注意 弱い染料や薄く染めた色であるほど、色落ちしやすいです。

 

でも実は、左のワンピースに、ライムを絞ったときに果汁が飛んだ色抜けがあるのです。

「果汁や酢にお気をつけくださいね」とお客様にお話しておきながら、自分でうっかりやってしまいました。やはり、料理のときにはエプロンをしたほうがよいですね(特に私)。

右から、藍、五倍子、ミロバランと五倍子で染めたものです。
カディのブラウスとリネンワンピース。右から、藍、五倍子、ミロバランと五倍子で染めたものです。

 

製作

こちらはブラウスの衿の試作。

このくらい腰のある衿もつくりたいのですが、着ているうちに衿の内側に汚れがつきやすいので、草木染めすることを考えると迷います。「海へ・・・」の原液をつけて一晩おくという手もありますが、普通の中性洗剤でゴシゴシ部分洗いをすることができないので。

でも、白いリネンブラウスなら、このくらいの衿でもいいかな?と思いながら今日も作っていました。

予報通りの雪の朝。11月のうちにこんなに降るなんて。

屋根の仕上げも、こんなお天気になる前にギリギリセーフで終わり、ホッとしています。雨樋はもう諦めて、来年つけることにしました。

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小学校の体験入学期間が終わったので、思う存分庭で遊ぶ息子(学校でも思う存分遊んでいたと思いますが)。「雪だるまをつくるんだ」と、このくらいの雪玉をいくつも作っていました。びしょ濡れになっても気にならないんですね、子供って。

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私は春夏ものの制作続行です。

下は、二重織りのリネンガーゼ。画像では分かりにくいのですが、生成りと白のリバーシブルです。珍しいですよね。細い糸で織られたシャキッとした生地なので、暑い時期にぴったり。来年の春夏のブラウスにします。

まずは、何回か湯通しして縮ませ、伸縮率を計算してからパターンを作ります。縦と横の伸縮率が違うので、ちょっと厄介です(←数字に弱い人)。

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アトリエにて

風邪気味で学校を休んでいた息子が、今日(月曜日)ようやく登校したので、ホッとしています。

食事の時間など、食べるのも忘れてベラベラベラベラとずーーーっとしゃべっているので、次から次へとよく話すことがあるものだと、無口な私は呆れるこの頃です。聞けば夫が同じようにお喋りだったらしい。

そして、私の仕事中にアトリエにフラッと来ると、珍しいものはどんな小さなものでも見逃さず、ちょっと油断して手に持たせようものなら、なんでもバラバラにされてしまいます(カメラもバラバラにしたことが)。今日も仕事用の鉛筆削りを見つけると飛びついていたので、すかさず取り上げました。夫も小さい頃に電話などをバラバラにしていたそうなので、似ているのでしょうか?

一体、私の血はどこに流れているのでしょう?

 

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いよいよ水が冷たくなってきたので、染めはもうそろそろおしまいにして、今は来年向けの制作を地味ーに進めています。

20年以上前に買ったシルクピン(左上)だけでは足りなくなってきたので新しく買い足し、立体裁断の講習に行った時に知った道具も買い足し、だんだん新しい顔が増えてきました。今頃になって初のアップデートなんて遅すぎで笑ってしまいますが、スチールの定規たち、ぐにゃぐにゃ曲がる定規、ドイツのトゲトゲルレットなど、とても使いやすくて助かります。

 

道具たち
A1のカッティングマットもとても便利

 

一番のお気に入りはもちろん、この人台です!この人台に向かうと、O先生の厳しいお顔が目に浮かびます。「ていねいに、ていねいに」、、と呪文のように唱えながら作っています。

 

人台
えりのあきを大きくしようか思案中

 

アトリエにもそろそろ暖房が必要になりそうです。

息子が生まれた時にお蔵入りした灯油のストーブを思い出し、ひっぱり出してきて掃除しました。構造が簡単なので使いやすく、パーツが今でも手に入るので、万が一こわれても取り寄せて自分で直せます(これも息子に見つからないようにしないと、、危険危険)。

天井が高いため、あまり暖かくならないのですが、11月いっぱいこれでしのぎます。

 

2016-10-23-2

 

秋分の日

今のうち

 

気温が下がってきて、庭のハナミズキの葉っぱも赤くなってきました。

「冬はイヤだー」とぼやいていると、夫が「ようやく秋が始まったところでしょ」と。

 

それにしてもよく降りますね。

ここ最近、息子のドロドロ靴やドロ服を洗うことが毎日続いています。雨が降っていようが、何が降っていようが、庭で喜んで飛び回っているあの元気。私にはまったく理解不能です。

そういえば、我が家の愛犬達(ハスキー)も、子犬のころは水たまりの中を喜んでパシャパシャ歩いていたものでした。でも、成犬になると、水たまりを避けるようになったのを思い出します。

息子がズブ濡れになって遊ぶのも、きっと子供のうちだけでしょうから、好きなようにすればよい、と自分にも言い聞かせながら、、、でも、しばらくはこんな風にドロ靴洗いは続くのでしょう。

 

大雨

先日の台風通過の時には、ここのすぐ隣の地域にまで避難勧告が出ていました。去年の大雨の時や、何年か前には土石が流れてきて怖かったことを思い出しながら、私もバックパックと市場かごに身の回りのものを詰めて、とりあえず避難の準備をしたのです。

何事もなく台風は過ぎましたが、日本のどこに住んでいたとしても、災害とは常に背中合わせですよね。古くなったバックパックで防災袋を作っておかなければと、こんなことがある度に思います(今度こそは用意しておこう)。

 

ラズベリー色

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手前は、何年か前に作った、王子様ブラウスの第一試作。処分してしまうのももったいないので、自分で着ることに。秋ものを染める時に一緒にラックで染めてみました。このくらいの鮮やかさを抑えた色なら、私にも着られそうです。

奥のぶどう色カディブラウスは、薄くて軽く、もう何度着たのかわからないくらい。名残りおしいけれど、もうそろそろ夏物はしまわないとなりません。

秋ものの製作とオンラインストアの予定

ツバメ舎さん

 

いつもお世話になっている、愛知県蒲郡市にあるツバメ舎さん。色を抑えたセンスのよいセレクトに、差し込む光の印象的な、教会のような雰囲気も漂うギャラリーショップ。

店主のサエコさんがグレインノートの展示にて選んでくださった秋の服を、先日お送りしました。このブログでもお知らせする予定でしたが、一点を残して完売とのご連絡をいただきました。お買いくださったみなさま、どうもありがとうございます。これからの季節、ご活用いただけますことを願っています。

 

製作中

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ここしばらく、少々体調がすぐれずにいたのですが、やはりこの藍の色をみると、手を動かさずにはいられません。少しずつ染め重ねています。

 

リネンウール生地
リネンウールの生地が思いがけず手に入ったので、久しぶりにこれでストールをつくることに。横糸を一本抜いてから、まっすぐに裁断しているところ。

 

裁断したリネンウール生地。両端の横糸(ウール)を抜いて、フリンジをつくっていきます。
裁断したリネンウール生地。両端の横糸(ウール)を抜いて、フリンジをつくっていきます。

 

染める前に、ブラウスの袖口をちょっと手直ししたのですが、最近さらに視力が落ちたようで、いつもの眼鏡ではよく見えないのです。さらに夫の老眼鏡を重ねて丁度良いくらいに。

そういえば先日、いつもの眼鏡を作り直そうかと思ったのです。でも、老眼はもっと進むらしいと聞いて、ラルフ直伝の(?)老眼鏡重ねでしのぐことにしたのでした。一体どのぐらい進むんでしょう?恐ろしいです。

「老眼鏡を4枚重ねるくらいになってから、眼鏡を作り直したら?」と夫が言います。そんなにたくさんの眼鏡が、おとなしく顔に乗っているとは思えないのですが、、。

 

シルクコットンカディのブラウス

秋のオンラインストア

 

秋のオンラインストアは、今月29日頃から2週間ほどオープンしようかと考えています。

今回は、作品の種類も色も少なめです。でも、どなたにでもお似合いになりそうなもの、飽きのこないベーシックなもので構成するつもりで製作中です。どうぞご覧ください。

 

藍がめの様子

今日の藍がめ

11日に建てた藍。

朝晩攪拌していますが、あたたかな気温のおかげで発酵もすすんでいます。ブツブツと泡がたって、いい香りがしてきました。今日の夕方には、ブロンズ(金属色の膜)が張っていたので、そろそろかな。息子のクワガタ虫も面倒を見ているうちに可愛くなってくるのと同じく、藍にもブツブツ話しかけたりして、ちょっと怪しい人になっている私です。でも、生きていてくれてとても嬉しい。灰汁でphを整えて、もう少し待ちます。

今回の秋は、シルク系のものをこの発酵建ての方で染める予定です。

 

今日の藍がめ
今日の藍がめ

 

夫がわざわざ昼間の一番暑い中に出て行って、草取りをしている甲斐が(加えて、額に大きな蚊にさされをつくって)ありました。藍も元気ですし、タイのチャイナタウンで種を買った「ピッキヌー」という唐辛子が実をつけています。

今日は初収穫をライタ(インドのヨーグルトサラダ)にいれたそう。これからいただきます。いい香りを楽しませてくれたバジルは、もうそろそろおしまいです。

タイの辛い唐辛子「プリック・キ・ヌー(ピッキヌー, Bird's eye chili)」
タイの辛い唐辛子「プリック・キ・ヌー(ピッキヌー,  Bird’s eye chili)」

 

ハチがたくさん飛んでくるバジル
ハチがたくさん飛んでくるバジル

 

りんご

真夏に赤いりんごがなっているなんて。新しい品種のよう。
近所の古道にて。真夏に赤いりんごがなっているなんて。すこし小ぶり。新しい品種でしょうか?

藍建て

泥藍を建てる

 

田んぼの上をトンボが飛んで、ツクツクボウシの声も聞こえてくるようになりました。昼間の日差しは強いものの、すでに秋の気配ですね。

2016-8-11 - 1 (4)

 

泥藍の水抜きも終わったので、先週の金曜日(11日)に藍建てをしました。そのままブログにアップしそびれていましたので、そのことを。

できたばかりの泥藍(の一部)
できたばかりの泥藍(の一部)

 

灰汁とり装置。植木鉢にワラを敷き、草木灰を入れた上からお湯を注ぎます。
灰汁とり装置。植木鉢の底にワラを敷き、草木灰を入れた上から沸かしたお湯を注ぎます。灰汁が下からでてくるのを、カメで受けます。

 

お湯を沸かして灰汁を取ること数回。右が2番出し(?)で左が3番出し。
灰汁を何杯もとります。右が2番出し(?)で、左が3番出し。濃い紅茶のような色です。

 

井戸水と灰汁で満たした容器に、できたばかりの泥藍を入れます
井戸水と灰汁で満たした200Lの容器に、できたばかりの泥藍を入れます

 

砂糖とお酒を入れてよく混ぜます。毎日混ぜて、発酵が進むのを待ちます。
砂糖とお酒を入れてよく混ぜます。

 

これを朝晩かき混ぜて、発酵が進むのを待ちます。今日で二日目ですが、すでに藍が発酵するいい香りがします。まだ気温も高いので、早めに建ってくれそうです。楽しみです!

 

柿もこんなに大きく。柿渋を作りたいと思いながら、今年も機会を逃してしまいました。
柿もこんなに大きく。青い柿で柿渋を作りたいと思いながら、今年も機会を逃してしまいました。

 

泥藍作り

泥藍(沈殿藍)を作る

 

先日刈り取って漬けておいた藍葉も、いい具合に発酵が進んでいました。

辺り一面、この藍草の発酵臭がプンプン漂い(都会ではこの方法はオススメいたしません!)、容器の中の藍葉も褐色に変化しています。腐敗する寸前で、次の段階に移ることに。

泥藍(沈殿藍)を作るのも久しぶり。抽出方法もうろ覚えだったので、以前のメモを引っ張りだしてきました。夫は、私の知らない間に苗族の本を斜め読みして予習していたようです。

 

藍草の発酵が進んで、緑が濃くなってきました
藍草の発酵が進んで、緑が濃くなってきました

 

藍草の枝や葉を取り除き、石灰を少しずつ加えて攪拌していきます。混ぜ始めは、白くメレンゲのような細かい泡がでてきます。
藍草の枝や葉を取り除き、石灰を少しずつ加えて攪拌していきます。混ぜ始めは、白くメレンゲのような細かい泡がでてきます。

 

力を入れて混ぜていきます(こちらは二つ目の容器)
力を入れて混ぜていきます(こちらは二つ目の容器)。 このあたりから、液体のにおいが藍らしい香りに激変していくのがよくわかります。

 

邪魔しにきた人
邪魔しにきた人

 

延々と攪拌していくと、藍の色素と水に分かれていきます
延々と攪拌していくと、緑の液体が紺色に。泡が出なくなった頃が反応の終わり。

 

反応が終わったあたりで攪拌終了。しばらく置いて藍色素のみ沈殿させます。200Lの容器二つの攪拌作業に合計で1時間半ほどかかり、私たちも全身に藍の発酵液をかぶってしまいました。

続きはまた数日後に。

 

発酵時に重しにしていた木片。青く染まっていました。
発酵時に重しにしていた木の切れ端。青く染まっていました。

 

家の壁塗りが終わり、腰板を準備したところで、ひとまず終了。ホッとしています。壁が白くなったので、西日を反射して夕方はとても眩しいです(地中海の気分←行ったことないけど)。

ちなみに、屋根は夫が定期的に白いペンキで塗っています。アメリカ南部の貧しい地域では、エアコンを買えない世帯に、(太陽を反射するように)屋根を白く塗ることを推奨しているのだそうです。真夏でもそれほど屋根が熱くならないので、白の効果は大きいです。

白い壁に白い屋根で「ホワイトハウスと呼べるね」とは夫のコメント。まあ、名前だけはホワイトハウスになりましたが、、

発酵中

泥藍

 

昨日仕込んだ藍の葉。

一日曇りがちだったので、発酵には温度が足りないなと思ったのですが、見に行ってみると、意外と色素が溶け出していました。よいお天気が続けば、液体のこの蛍光グリーンのような色が濃くなっていくはず。

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お歯黒液を作る

 

染色に使う鉄の媒染液(お歯黒液)は、染料店からいつも買っています。食酢と水、錆びた釘で鉄媒染液を作っていたこともあるのですが、水分が半分になるまで煮詰めなければならないので、夏には作りたくありません(ちなみに、アルミ媒染液は、みょうばんを水に溶かすだけという簡単さ)。

調べてみると、木酢液で作ることができるようです。木酢液と水を合わせたものに、錆びた釘を1週間から10日ほど漬けておくだけでよいので、こちらの方がずっと簡単です。経過はまたレポートします。

 

錆びた釘
錆びた釘(鉄ではないものも紛れていますが)、これで2キロ分

 

漬け込み開始
漬け込み開始。 錆色の液体に。 二つのバケツで錆び釘5キロ分。

 

日本の伝統的な染色では、お粥と錆びた鉄を煮たあと、何ヶ月も漬け込んで鉄媒染液をつくります。インドの草木染めでは、グル(ジャッガリー砂糖)に錆びた蹄鉄を漬けて作ります。

どちらも酢酸菌の発酵を利用して作っているのでしょうね。時間もかかりますが、そのうちやってみたい実験です。

 

夏の畑

 

父の家庭菜園でとれるトウモロコシが、最盛期を迎えています。手で半分に折ると、乳白色の水分が飛び散ります。ミルキークイーンという名前の通り。毎日のように収穫して、蒸して食べています。とても甘くて、一つでもうお腹いっぱいです。

8/6 訂正:トウモロコシの名前は「プラチナコーン」でした。失礼いたしました。

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藍の刈り取り

藍の刈り取り

そろそろやらねば、やらねば、、と思っていた泥藍の仕込み。

花が咲く前に藍草を刈り取ってしまわねばなりません。花が咲くと、葉にある藍の色素が少なくなってしまうのです。意を決して、今朝決行しました。

藍畑へ行くと、そこには朝日があたってまるで茶畑です。これだけフサフサと育ってくれたところ忍びないのですが、仕方がない。夫がジャキジャキとはさみで刈っていき、息子と私が葉のついた茎を集めて運びます。

 

大きく育った藍草
大きく育った藍草

 

夫が刈り、息子と私で運びます
夫が刈り、息子と私で集めた藍草を運びます

 

泥藍の仕込み

刈り取った藍草を、茎ごと200Lの容器に投げ込んでいきます。必要なのは葉っぱだけなのですが、発酵後に取り出すときに茎があると便利なので、丸ごと使います。

藍草を入れた容器を井戸水で満たして、上から重石をし、放置して発酵するのを待ちます。

発酵してから第二段階に。

200Lの容器に刈り取った藍草を入れ、水でひたひたにするところ
200Lの容器に刈り取った藍草を入れ、水でひたひたにするところ

 

水遊びだと思っている人
水遊びだと思っている人

 

ここのところ、徳島のすくも藍、沖縄の琉球藍を譲っていただいていたので、自分たちで藍を育てるのも久しぶり(実際に面倒をみてくれたのは夫ですが)。最後に藍を育てたのは何年前でしょう?小さかった息子は、遊び半分で手伝いはじめてすぐに飽きてしまっていたのですが、今回は最後まで真面目に参加していました。

 

花芽のついている茎が一本だけありました。今回の刈り取り、時期的にギリギリだったようです。あぶなかった、、。

藍草 花芽の出ているものが一本
藍草に、花芽の出ているものが一本

 

今回育てたのは、京都の福知山藍同好会さんから送っていただいた「由良川藍」です。とがり気味の葉っぱは大きく厚厚としています。

 

大工仕事

外壁の漆喰塗りも終わりが見えはじめ、アトリエの中も整理整頓を進めて、なんとかだましだまし来年まで持ちそうになってきたので、倉庫の製作も延期することになりそうです。急いで適当なものを建てるより、しっかり防虫(防ヘビも)できるものでなければ、安心して布もストックできませんから、、。

振り返ってみると、この夏は家族全員で肺炎&気管支炎になったのと、立体裁断の講習とで合計二週間強という時間があいてしまったのでした。工事も予定通りにできなかったのですが、こんなときもありますね。

もうすぐ帰ります

morning glory

立体裁断の講習も、残すところあと明日1日を残すのみとなりました。

初日の月曜日に、絶望的な気分で学校を出てホテルに戻ったのが、もう遠い昔のように感じます(二日目も絶望は続きました)。この一週間で上手くなったというわけでは全くないのですが、自分の中の改善すべき点が山のようにあることに気づくことができたこと、これが収穫のうちの一つです。

講習の内容も密度が高すぎて、なかなかまだ消化しきれていません。あとは、先生がデモンストレーションでお作りになった、神業のように美しいシルエットの残像が脳裏にあるうちに、家へ帰ってから復習しないと、、。

 

この立体裁断の講習の受講者は、かつては、企業が費用を負担して、技術向上のために送り込まれている(?)パターンナーさんたちが主だったようです(いつもパターンを助けていただいている、大谷直子さんにも同じことを聞きました)。

しかし、今のアパレルは、CADというプログラムを使ってコンピューターで型紙を作る時代。大量生産型のアパレルメーカーには、手でつくる立体裁断の必要性が低くなってしまっているそうです。でも、コンピューターでできることには限界もあるとのこと。よいものを作るには、やはり立体裁断が必要なのです。

今回の講習の参加者は、自費で受講しているパターンナーさんたちと私だけの少人数制。手馴れたプロのパターンナーさんに混じって、”「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」というけど、一時の恥も一週間続くとつらいなあ、、”というのを体現しながら受講していた私でした。

それでも、あまりに厳しいオーラが漂っていたため、昔は質問をするのもはばかられたという程の先生に(Tさん談)、ほとんどプライベートレッスンのように丁寧に教えていただき、この上ない贅沢な講習でした。

また来年来られるかなぁ、、(←懲りていない)。

 

毎日朝にホテルを出て、帰ってくるのは8時過ぎ(せっかく東京にいるのに、他はどこへも行かれませんでしたが)。でも、自分のためだけにこんなに時間を使うことができるなんて、子供が生まれて以来、初めての一週間です。

大人になると、なかなか勉強したくでもできないですよね。今回、どっぷり学校の課題に取り掛かることができたのはとても幸運でした。家で息子の面倒をみていてくれる夫、それを助けてくれた実家の母や妹にも感謝です。染めばかりに入れ込んでいないで、よりよいパターンもできるように精進します!

 

明日(土)の夜に長野へ戻ります。あさって(日)には選挙にいかないと。

morning glory MAMIYA M645 Pro TL Sekor 80mm F/1.9 Fuji Velvia 400 (Cross processing)
Summer 2013

 

余談ですが、、、、

今日、私が着ていたブラウス(イギリスの女性デザイナーMさんが、実用的でシンプルなライフスタイルを提案しているブランドの、、←ピンとくるかたもいらっしゃるのでは?)を先生にお見せして、肩のあたりの線についてご意見を伺ったのですが、これも参考になりました。

特別に安い服でもなくて、しっかり作ってあるようでいても、パターンに問題の服というのは、やはり多いものなのですね(私感ですが)。安い服なら言わずもがな、です。

着にくい、流れが美しくない、へんなシワがでる、、などなど、立体裁断がこのパターンの問題に答えをだしてくれます。ならば、もっと努力して上手にならないといけませんね。

行ってきます

リネン帆布のバッグ。もちろん発酵建ての藍染です。

息子の肺炎も快方に向かっているものの、私も夫もゾンビ状態。気管支炎がなかなか治らず、我が家は咳の館となっているこの頃です(ご心配くださったみなさま、どうもありがとうございます!)。

さっさと先に元気を取り戻しつつある息子が、「カブトムシ採りに行こうよ〜」と勝手なことをぬかすので、殺気立つ母なのでした。

今朝なぞ、隣の部屋から「これはなんだ?!」と夫の声。見れば、床の上をミミズがはっています。きのう、暇で困った息子が持ち込んだ、庭の土から脱走したミミズだったようです。ああ、踏まなくてよかった。

そういえば、フィラデルフィア帰省直前に夫が肺炎にかかったもあるし、私も去年の展示会直前にぎっくり腰をやりました。ペナンで父子二人の時に、シラミ&南京虫事件が起きたし、、、

どれもなんとか切り抜けてきたので、今回もなんとかなるでしょう。私は予定通りに、月曜日から立体裁断のコースへ行くつもりです。

シーチングの用意
シーチングの用意。この後の下準備が結構大変でした。

 

さて、今日はそのための荷造りをしていたのですが、必要な道具もあれこれあって、結構な量の持ち物です。ドレーピング(立体裁断)に使うシーチングは、あらかじめ裁って準備しておきます。人台は貸していただけるとのことで、持参せずにすみました。しかし、この荷物で無事にたどり着くのでしょうか、、、?不安。

今年の春夏も、皆様にはたくさんの作品をお買いいただきました。嬉しいメッセージもたくさんいただきました。本当にあたたかなお気持ちのお客様に恵まれ、私はとても幸せです。どうもありがとうございます。私がパターンの腕を上げ、さらに気心地のよい服を作ることで、みなさまへ少しでも還元できたら、、と思っています。明日から、頑張ってきます!

 

リネン帆布のバッグ。もちろん発酵建ての藍染です。
七つ道具もこのバッグにぴったりはいりました。何年か前に作って、手元に残った縦長リネン帆布のバッグ。もちろん発酵建ての藍染です。

 

オンラインストアをご覧下さり、どうもありがとうございます。

週末のアップはお休みいたします。来週月曜日ごろ、また何か追加したいと思います。

 

ラベンダー - 1

まとまった雨が降って、ちょっとホッとしています。庭がカラカラだったのです。井戸水を使うのも、おそるおそる。

菜園の真ん中には、金魚のいる池があるのですが、中の水がどんどん減っていました。「干上がって金魚が死んでしまうから」という理由で、息子は金魚を全部すくいあげて、その金魚を水槽にぎゅうぎゅう詰めに入れたまま庭に放置。父がそれを発見して、誰の仕業だ?ということで大騒ぎに。息子はなかなか白状しないのですが、服についていた泥が動かぬ証拠。

きっと、使命感に燃えてやり始めたことだと思うのですが、すくいあげてからそれを忘れてしまうところがやっぱり子供のすること。まあ、よく池に落ちなかったものです(深さ1メートルくらい)。彼が一体何を考えているのかよくわかりません。

 

色 - 1

 

去年〜この春に染め直しをお受けしたものも、徐々にお送りしています。

そういえば以前、カーキ色のワンピースの染め直しをお受けして、いつもと同じように染めてみたら、墨色になってしまい、びっくり仰天したことがありました。

きっと、日頃の洗濯にお使いになる水には鉄錆がはいっていたり、水道管が錆びたりしているのかもしれませんね、とお伝えしたのですが、聞けばその方のお家は新築なさったばかりだと、、、、うっかり余計なことを言ってしまいました。

前田雨城さんのこの本には、古代の染めについて詳しく書かれています。染めをなさっている方には、とても興味深いことでしょう。

ここには、同じ染料で染めたのに、京都と大阪で出た結果は似ても似つかない色であった、というお話も出ていていました。市水道の質が異なるためだそうです(京都の水は染めに適しているのはそのためだそう)。鉄だけでなく、含まれるものによって色が左右されるのですね。

カーキ色のワンピースが墨色になったのも、洗濯の水で日常的に媒染されていたからかな?と今頃になって思います。

 

藍染めチェックのカディコットンブラウス
藍染めチェックのカディコットンブラウス

 

だんだん蒸し暑くなってきましたね。そろそろカディの出番です。

オンラインストア 準備中です

オンラインストアに載せるための写真撮影がなかなか終わりません。

ワンピースとパンツは、オープンしてすこし後のアップになりそうです。染め重ねしているものも全部仕上がっていないので、こちらも徐々にアップしていきます。すみません!

 

カディコットンシルクのブラウス Khadi cotton silk blouse
カディコットンシルクのふわふわトロトロブラウス Khadi cotton silk blouse パンツはリネン

 

今年は腕付きのマネキンを手に入れたので、これに着せつけて撮影しています。リアルな指もあるのでちょっと気持ちが悪い。夜のアトリエでこんなのが暗闇にぬぼーっと立っていたら怖いので、夕方以降はあちらへ行かないようにしています。

普段かんがえもしないのですが、人間の体のというのはよくできていますね。この自由自在な関節の動きはマネキンには真似できないので、着せつけるたびに腕を一本取っています。

撮影中に夫が来て、「ジェーンの調子はどう?」と。勝手に名前をつけています(←でも昨日はアリスと呼んでいたじゃない?)。いくら動物好きだからって、マネキンに名前を付けて愛でる趣味は私はございません。でも、「ちょっとここ上げてー」と、話しかけている自分に気づきました。

ともあれ、腕が短くて怒り肩の私よりもずいぶん着映えがするので、助かっています。肉付きが足りないので、たまにまた私が登場することもありますが、ご勘弁くださいませ。

 

撮影中 三脚をつかいます
撮影風景 こんな風に三脚もつかいます

 

 

屋根にのって撮ってみたバラ。もうそろそろおしまいです。
屋根にのって撮ってみたバラ。もうそろそろおしまいです。

 

 

夏日

オンラインストアのオープンの前に、作品を少しずつブログへアップしていきたいといつも思うのですが、全ての色が仕上がるのがいつも同時ゴールのタイミング。なかなか少しずつのアップもできぬままでいます。今回も、オンラインストアオープンで一気に見ていただくようになると思います。

 


 

急に夏のようなお天気になりましたね。

庭の玉ねぎ(父の家庭菜園)も丸々としてどんどん太ってきています。沢山とってきて、大きな鍋でお酒や塩少々と丸ごと煮るのです。食べる前に黒胡椒を挽いてかけます。これだけでも甘くてとてもおいしい。柔らかいうちにせっせと食べたいものです。

 

ねぎ - 1 ねぎ - 1 (1)

 

下は、Mさんからいただいた、ベトナムのお土産「シャンプー豆」。

焼いて鍋で煮出した液をシャンプーに使います。日本にも似たような豆があり、昔は同じ用途で使われていたようです。どちらにも含まれる「サポニン」がシャンプー(リンスも)の役割を果たすとのこと。残念ながら、ベトナムでも今では廃れつつあるようです(Mさんのお話)。合成界面活性剤を使いたくないし、石けんシャンプーも強すぎるように感じる私にとっては、とても嬉しい発見です。

ちなみに、タイの友人に聞いたら、これは使われてはいないようです。隣同士の国なのに、面白いですね。

ポーケット - 1

 

藍染もそろそろおしまいに近づいています。何度も見たことのあるような写真でごめんなさい。お天気もよく、すっきり乾いて最高です!一年中このくらいの気候だといいなぁ。

今日も手を広げすぎてしまい、予定した作業の終わったのが7時半。あともうちょっとです。

5月25日 - 1 (1)

 

今週末はクラフトフェアまつもとが開催されます。

お客さんとして行くのは、もう7年ぶりくらいになるのかな?今年は知っている方々の名前が出展リストになかったので、どんな風に変わっているのかも楽しみです。お天気もまあまあのようですね。

どの服を着て行こうか迷います、、(←この半年で買った服は水着のみの人)。

オンラインストアオープンについて

今朝はちょうど曇っていたので、これはチャンス!と思い、育てていた藍の苗を畑に定植しはじめました。

しかし植え始めると、とたんに太陽がでてきてギラギラ照りつけます。夕方まで待てばよかった。

直播きした方と移植した方を比べると、やはり前者が健康そうです。来年は直播きオンリーにします。カンカン照りの時に移植して悪かった、とりあえずなんでもいいから育っておくれ。まるで、勉強ができなくてもいいから、健康で育って欲しいと願う母親の気持ちです。

 

そういえば先月、図書館の本をくっていた時、面白い記述をみつけました。

ヨーロッパでかつて栽培されていた大青(ウォード。アブラナ科の藍草)から、効率的に藍を取り出す方法を、ナポレオン1世が懸賞をかけて募集した。にもかかわらず、インド藍に押されて、結局はウォードは発酵材料にとどまるのみだった、とのこと。インド藍に新鮮な藍葉を加えれば発酵するのか、藍が育った頃に試してみたいところです。

 

オールドローズ
ちょうどばらが咲き始めました。空中から見ないと、全体図がつかめません。

 

さて、初夏のオンラインストアですが、6月1日の21時から一ヶ月間オープンすることに決めました。まだ写真もアップしていませんが、時間がきたらご覧いただけるよう、徐々に準備していきます。もうしばらくお待ちください。

 

いちご
毎日すこしずつとれるいちご。今の時期は味も濃く、虫の害もなくて嬉しい。

 

藍染もすこしずつ染め重ねています。

スズメバチの襲来に困って、罠を仕掛けたところ、早速一匹捕まりました。そして、その後は嘘のようにスズメバチが来なくなりました。ひょっとして、一日に何度も何度も頭の上にブンブン飛んで来たのは、私がやっつけた二匹のうちの一匹だったということでしょう?てっきり、今年は20匹くらいこの近くにいるのだとばかり思っていました。

これで安心して藍染が続けられます。

 

散歩
散歩の途中で

グリーンと赤

去年に引き続き、今年もどうもスズメバチが多いようです。毎日庭に飛んできてガラス窓にぶつかっていきますし、アトリエの中にも巨大な(本当にスズメほどの大きさ!)のスズメバチが飛び込んできました。

藍のにおいも好きなようです。藍染を始めると、頭の上であの嫌な羽音が聞こえてきます。

先日は、藍甕の蓋を閉めようとしたところに飛び込んできて、甕の中で溺死寸前になっていたマヌケな一匹がいました。今日来た一匹は、染めた服に止まったり、服からしたたる藍を飲んだり(?)していました。これでは安心して作業ができません。宇宙服でも着たい気分です。

昔から、藍で染めた農作業着はハブよけや蚊よけとされてきたと聞きますが、これもどうも怪しいなと個人的には思います。藍の服を着て藍染をしていても、あちこち蚊にさされるんですから(蛇にはまだ噛まれていません)。

 

藍とミロバランのグリーン
グリーンの染め重ね ひとまず終了!

 

藍染カディコットンとリネンのブラウス
藍染はまだまだ続きます リネンとカディコットンのブラウス

 

ラックダイのピンク 茜と蘇芳の赤 
ラックダイのピンク 茜と蘇芳の赤

ここのところ、インドの木版プリントの本を読んでいたのですが、草木染めの木版には、藍と茜が主に使われているようです。その濃い茜の赤が気になりはじめ、今回はその色に挑戦しているところです。蘇芳とインド茜を重ね、毎日毎日染めて少しずつ濃くしていきます。

とある染めの本を引っ張りだしてきて見ていたら、「600gの絹に3kgの茜(根っこ)」を使うと書いてありました。そういえば、以前も茜で朱色を染めた時、何度煮出して重ねたのかわからないくらい染めたのでした。赤も苦労の色ですね。でも、しっかりとした赤の中にふんわりとした柔らかさとムラ具合があって、草木染めならではのきれいな色です。

そんなわけで、この赤は17日からの自由学園明日館展には間に合わないしれません。6月1日からのオンラインストアには間に合うかな、、、?

雨の前に

今日の午後から雨が降り始め、3日間ほど降り続くとの予報。染め重ねてきたものも、そろそろ作業の終盤に。それと同時に、染め上がったものを大急ぎで「海へ・・・」で洗濯していました。

夕方には夫と息子が日本に帰ってくるので、5時にはきっかり作業をやめて晩ご飯も作らないとならないのです。となると、一日が短く感じます。でも、さすがに夕方の6時、7時まで染め作業を続けるともうぐったりなので、5時に終了でちょうど良いのかも。

それにしても、カディコットンって、どうしてこんなに色が入りにくいんでしょう。厚手のリネンと同じくらい繰り返し染め重ねないと色が入りません。軽い素材は手で絞るのが楽なので、それが非常に助かります(←腱鞘炎の人)。

 

もみじ 光がキラキラ
光がキラキラ

 

やっぱりグリーンを少しだけ染めました でもなかなか濃くならない
グリーンをほんの少しだけ染めています。 でもやっぱりなかなか濃くならず、どうしてやめようと決めたのか思い出しますがもう遅い。 黄色を足すのに、ミロバラン→ざくろ→クチナシと、染め材料も変えてきましたが、今回はミロバランに戻りました。

 

紺の染め重ね
紺の染め重ね。こちらはきれいな色。 雨が降ってくる前に。

 

リネンブラウス
これは、生地のリネン色(生成り)を生かすつもりだったのに、間違って染めてしまいました。 リネン色のステッチが染まらず残っています。

ぶどうとラズベリー色

少しずつ染め重ねを進めてきた色ものも、そろそろ仕上がってきています。今日は五倍子染め(ぶどう色)を洗って仕上げ。染め続けて少々バテ気味ですが、明日は雪が降るという予報なので少し一息つけそうです。

染め - 2

 

こちらのコットンシルクのカディ(手紡ぎ手織り)の生地で作ったブラウスは、つやがきれいなので染めずに白だけにする予定でした。が、どんな色に仕上がるのかどうしようもなく気になって、2枚だけ試しにラックで染めてみることに。勢いあまって、春物にするにはちょっと濃すぎてしまいました。秋はこのくらいのラズベリー色でもいいかも。

染め - 1

 

そういえば最近、息子の服がどれもつんつるてんになっていることに気がつきました。

本人が4歳の時に、とてもいい毛糸で出来た大きめサイズのセーターを2枚買って、それを5年間着せていたのです(といっても、冬はあまり長野にいなかったけれど)。でも、もうどう贔屓目にみても短い。捨てるにはもったいないのですが、去年末に庭で引っ掛けてしまったので、悲しいけれどサヨナラです、、。次に買うセーターは私と兼用できるかもしれませんね。

学生の頃、友達(イギリス人)が、毎年クリスマスにお母さんから手編みのセーターをプレゼントしてもらっていたのを思い出します。毎年一枚ずつ、上等な手編みのセーターが増えていく、という訳です(←洗濯機でガンガン洗っていましたけどね)。たくさんものは持たず、いいものを大事に着て、身の丈にあった暮らしをしているのがイギリス人らしいなあ、と思ったのを覚えています。

リネンの服も、染め直ししながら長く着ていきたいものです。

少しずつ、、

今日は小学校と中学校の入学式。桜が咲きはじめていてビックリです。毎年4月20日くらいの開花なので、入学式の頃に桜が咲くなんて、長野ではまずなかったことです。この分では、りんごや杏もすぐ後に続きそうです。

お天気をみながら染め重ね、何度も洗いをかけて、だんだんと藍染めの服も仕上がってきています。手前は、イタリアのリニフィッチオ社リネンで作った、中厚地のワイドパンツ。

藍 - 1 (1)

 

こちらは、見頃の下半分にバイアスでとったフリルを入れたカシュクールブラウス。軽い羽織りとしても着られそうです。

いつもの機屋さんから来た中薄手のリネンで作った方を藍染めに、たまたま手に入った白いリネン(別の機屋さんの)で作った方を他の色に染めています。これが、染めている時の感触が全く違うのに驚きです。くったりして、鍋の中でなかなか広がらないのです。反物をみただけではわからないですね。着込むとどんな風に変化していくのか、興味津々です。

藍のカシュクールブラウス - 1

 

同時進行で、パープル系も。こちらは藍とラックを延々と重ねていきます。

ライラック - 1 (1)

 

春を待つ

今年は松本で展示ができないかも、、と思っていたのですが、9月の2日〜4日まで中町のグレインノートをおかりできることになりました。サイトウ・キネンフェスティバルの終盤にあたるようです(サイトウキネンは、名称が「Seiji Ozawa Matsumoto Festival, OMF」に変更になったようですね)。街も賑やかでしょう。グレインノート展の日程は展示予定に書き加えます。

芽吹き - 1

 

りんご畑 - 1

昨日も今日も朝は雪。ここ最近は一日中気温が低めで、たくさん水を使う藍染は寒くてできません。こんな時は染料の煮出しを沢山しておきます。ピリッと冷たい空気も爽快ですが、早く暖かくなってくれないと困ります。

下はバンコクのチャイナタウンで買ってきた五倍子。下染めにつかうミロバランと合わせ、よくつかう染料です。これは手でつぶしたり、ハンマーで砕いてから煮出しているのですが、夫が同じくチャイナタウンで買ってきた石臼(先日のブログにものせました「クロック」)でゴンゴンやれば簡単に潰れそう。クロックは料理用なので、兼用させてはくれません。自分用の特大クロックも買ってくればよかった。

五倍子
五倍子

 

寒いついでに、読めなかった本を取り出してきました。一番上の青い本には、北タイ(プレー、ナーン、チェンマイなど)の藍の建て方の章があり、その材料には、「泥藍、石灰、バナナの幹の溶解液、タマリンド溶液(注:トムヤムクンの酸味づけにつかわれる豆科の植物です)、もち米を洗ったあとの水」とあります。とてもタイらしいですよね。

「バナナの幹の溶液」とはバナナの幹を燃やした灰で作った灰汁だと思います。材料の分量はどれもざっくり。phは日本でやるのと同じなので(ph11)、あとは自分で微調整しなさい、とのことなのでしょう。泥藍は割合と簡単に建つので、それでいいのかもしれません。

Indigo in Asia edited by Kapila Vatsyanan
“Indigo in Asia” edited by Kapila Vatsyayan

 

ライラック - 1

染め重ねたライラック系。洗って少しずつ仕上げています。

インド藍染め その後

先日インド藍で染めたもの

インド藍ハイドロ建てで染めてみたリネンのブラウスですが、スッキリとした色に上がりました。琉球藍と似た色のように思います。

先日インド藍で染めたもの
先日インド藍で染めたもの

すくも藍で染めると、葉に含まれる茶色のアクまで一緒に染まりつきます。そんなすくも藍染の時は、藍甕に浸して染めた後、アク抜きのため、井戸水で洗っては絞ること、水を3度換えて繰り返します(仕上げに熱湯で洗うことも)。すくも藍染めでは、一枚染めるのに、何十回絞っていたことでしょう。腱鞘炎にもなるわけです。

今回は、初めからきれいな藍色なので、アク抜きの必要もありません。私も手を傷めずに済みそうです。

少々気になるのは、色の落ち具合。ずっと以前にタイで買った藍染め布は、いつまでも色落ちがありました。アジアにある藍染布は「染色後の洗いが不十分なことが多い」と、どこかで読んだことを思い出します。今回、染めあがってから、今まで以上によーく洗いをかけて仕上げてみます。

 

木版
バンコクから持ち帰った木版の整理

 

草木染め用の防染のりなども注文したので、バンコクから持ち帰った木版も出してみました。

インドの木版プリントは、近頃は化学染料が中心となっているようですね(職人の健康被害もあるので、植物染料でやろう、という動きもあるようですが)。昔の草木染めプリントの技術やレシピを記したものは、ラルフの持っていたバングラデシュの染色家の本と、「更紗: 美しいテキスタイルデザインとその染色技法」という本以外に適切なものが見つかりません。しかし、このラルフの本は絶版に(←詳しくメモはとってきました)。

でも、英語圏でテキスタイルプリントの技術本がたくさん出ているのを見つけました。夫が来月アメリカに里帰りするときに合わせて注文しておいて、あちらから持って帰ってもらうことにしました。文献も参考資料も少ない中、手探り状態からの出発なので、こちらはゆっくりととりかかります。この夏には本格的にできるといいな、、という予定をしています。

 

今日は寒い1日でしたが、お天気はよく、夕方の散歩も気分よく行ってきました。向かいの山のてっぺんにまだ雪が残っていて、そこに夕日が当たり、見事なピンク色に染まっていました。恩師の小池千枝先生が、「彫刻家は長野県出身が多いのよ。山を見て育っているから立体感覚が身についている」ということをおっしゃっていたのを思い出します。ここ北信はなだらかな山に囲まれていますが、中信(松本の方)はもっと険しい表情の山々が多いので、先生のお話もなるほどだなぁ、、、などと思いながら歩いてきました。

散歩の相棒・息子は少しお休みです。先日の散歩中、豪快に転んで、指先をパックリ開く怪我をしたのです。

私たちの子供時代は、怪我をしたらまず赤チンをつけてガーゼを当てて固定するか、傷が小さければ絆創膏、というのが定番でしたよね。今はどうなんだろう?と思っていたのですが、妹(←医療関係者)が「ハイドロサイト」という創傷治癒のための親水性パッドなるものと防水フィルムで手当てしてくれました。

今は傷を乾かさないようにして直すのですね。技術の進歩があっという間に起きていることに驚きです。こんなにいいものがあるなんて。家族の誰かが怪我をすることももうないので(母がすこし前にスライサーで指先を切り落としましたけど)、最新式の手当ての方法を全く知りませんでした。

そういえば、私たちが子供の頃は、毎日外で遊んでいたので、大なり小なり怪我をするのも日常茶飯事でした。息子がこんな怪我をしたのは初めて。今まで激しい外遊びをしていなかったということなのでしょう。過保護もいけませんね。親としては、ちょっと反省です。

春の展示準備 進んでいます

コットンリネンガーセのブラウス のり抜き後、洗いをかけたところ

陶芸家・岡澤悦子さんのマグカップラテにすっかり虜になっているこの頃です。

白の美しさと岡澤さんの手の跡が感じられるこのカップは、器量好しなだけでなく、日々の生活の中でとても使いやすいのです。おそらく、たくさんのデザインとたくさんの試作を重ねてこの形が世に出たのでは?と思わせる完成度の高さ。

その岡澤さんのインタビューをこちらで拝見しました→「暮らしとおしゃれの編集室」 (このお写真の中で岡澤さんがリネンブラウスを着て下さっています。私もとても嬉しいです)。

 

コットンリネンガーセのブラウス のり抜き後、洗いをかけたところ
コットンリネンガーセのブラウス のり抜き後、洗いをかけたところ

 

上の写真は、昨日、一昨日とかけて、のり抜き後、洗いをかけたコットンリネンガーゼのブラウス。ノーカラーと丸襟の2デザインです。白いブラウスがズラッと並んだこの一枚を撮ると、春がきたなぁ、と毎年思います。

実はこのガーゼ生地の織工場が変わり(組成はコットン85%リネン15%)、これがどの程度縮むのかが心配でした。サンプル生地の縮み方は、服にした時の縮み方と大きく違うのです。今回は、5~7%縮むことを前提に計算してパターンを作ったのですが、乾いたところを計ると、その予想ぴったりになっていました。ほっと一息。

 

藍の種まき 苗床
藍の種まき 苗床を準備

 

藍の苗床も作りました。この時は夫が食事当番だったので、心ゆくまで泥遊び、、じゃなかった、苗床の準備ができました。泥藍作りも久しぶり。とても楽しみです。

 

シルクコットンカディのブラウス
DM用写真の撮影中 シルクコットンカディのブラウス

fog展のDMの写真を撮ったところです。こちらはシルクコットン(50%, 50%)のブラウス。軽くてツヤのあるカディです。染めないこの色もきれいなので、fog展にはこのまま持っていこうかと思います。

藍染

ようやく暖かくなってきたので、藍染をはじめました。今年の春は琉球藍が手に入らなかったので、インド南部からきたインド藍で染めています。

乾燥してパウダー状になっているインド藍は、藍のバクテリアが死んでいるため、これだけでは天然発酵建てができません。自然の藍ではあるけれども、ハイドロという薬を使った藍染です。

本藍染「本藍」とはいえ、これを藍染「本藍染」と呼ぶのはサギではないかとも思ってしまうハイドロ建て。天然発酵のように藍が疲れてしまうこともないので、薬を足していけば際限なく染めることもできます(インド藍も足して行きます。3/20追記)。すくもの茶色いアクもつかないので、染めたあとのアクぬきもいりません。しかも、早く濃く、苦労なしで染まることに驚きます。

でも、ハイドロのせいで藍甕がとてもいやな匂いですし、何より、バクテリアがじっくり染めつけてくれる強さに欠けます。

この春は藍の種を手に入れたので、近日中に撒く予定です。今年の秋ものはとても数が少ないのですが、この藍で天然発酵建てするつもりでいます。

 

3/20—追記に加え、打ち消し部分を「」内に訂正いたしました。ご指摘くださったAさん、どうもありがとうございました。お礼のついでに補足ですが、「本藍染」とは、本来は天然発酵建ての藍染を指すものだと思います。私は、自分の染めたものを買ってくださるみなさまに、「今春は本藍染めではありません」ということを正直にお伝えすべきだと考えました。ハイドロには利点もありますので、100%否定的ということでもありません。その時々で手に入る材料も環境も変わりますし、自分の出来る範囲でみなさまに喜んでいただけるものを作る努力をすることこそが一番大事だと思っています。—3/20補足終わり

 

藍染
現在進行中の藍染め

 

そういえば、今日は藍染をしている横で、パチンパチンと音がするので、何かと思ってみると、からすがくるみを道路に落として割っているところでした。去年の秋はどんぐりが豊作だと聞きましたが、鬼くるみもよく道に落ちているのを思い出しました。鬼くるみは割るのがちょっと大変なのですが、一冬越して、割りやすくなっているのかもしれません。

 

バンコクで毎日歩いていたらとても調子がよかったので、こちらに帰ってきてからも雪の日以外は歩くようにしています。

昨日は、裏山へ行ってみたら、りんご畑エリアの果てに狐が一匹いるのを発見。あちらも私たちに気がつくと、後ろを振り返り、止まっては振り返り、ふさふさの尻尾を揺らしながら、山の奥へと去っていきました。まだ冬毛なのか、体もふんわりしていて、茶色でもなく、黄色でもなく、まさにキツネ色でした。

 

森にて
棒拾いに忙しい

 

息子も散歩が楽しいようで、毎回棒切れを山ほど拾って持ち帰り、庭に秘密基地を作っています。いとこや近所の子とドッジボールや鬼ごっこをするのはもっと楽しいようです。こどもはこども同士で遊ぶのが一番ですね。

 

ターザンごっこ
ターザンごっこ

木版画

かねてから、布地に木版ブロックでプリントをしてみたいと思っていました。今回のバンコク滞在中に、木版画家の友達 Ralph Kiggell氏の協力を得て試してみることになりました。ラルフは日本で木版画を学び、大変才能のある版画家として活躍しています。私も彼の作品は大好きなのです。

ラオスから帰ってきてから、そのラルフのアトリエに通い、木版画のプロセスや彫り方、プリントの仕方を教えてもらっていました。

For a long time, I have thought about printing fabric I use in my clothes with woodblocks.

While in Bangkok now, I spent two days recently with my friend and woodblock print artist Ralph Kiggell. I love Ralph’s work, own a few of his prints myself, and learned much from him during a private two-day workshop at his studio. During our time together, Ralph taught me the basics of woodblock cutting, which he studied in Japan, and we made some trial ink prints in his studio. Next, I will try “resist printing” where we are staying in Bangkok, and will continue to experiment after I return to Nagano in a couple weeks.

 

Ralph carving one of several leaf motifs
ラルフに葉のモチーフを彫ってもらっているところ  Ralph carving one of several leaf motifs

 

学校で紙版画や木版画を図工の授業で勉強するので、日本人には馴染みがあるものだと思うのですが、制約がある中でもかなり様々な作品ができると改めて知り版画のイメージが変わりました。インドの木版ブロックを使った布へのプリントとは全く工程が異なるものの、この辺りは工夫次第だと思います。

サッサーっと自由自在に滑らかな線を描いて板を彫り、一枚の作品に仕上げていく技は、ラルフが長年この作業に関わってきたならではのスムーズさ。さすがです。とても私には真似できませんが、彼に植物シリーズのいいデザインを作ってもらいました。これが布にのるのが楽しみです。

Of course, we all made prints and cut woodblocks while at school, but we did so with constraints, perhaps necessary in a classroom environment, but which nonetheless did not allow us to experience the wide range of techniques and styles available. The process is different from, for example, the one used in India traditionally to print from woodblocks on fabric.

It was fascinating to watch Ralph work. He designed several different leaf patterns for me, first sketching lightly with pencil on the wood surface, expressing the essence of each leaf with a few simple stokes, then carved the wood almost effortlessly it seemed, all this the result of the artist’s years of experience. Ralph carved several blocks for me, which I will use in Japan to print on fabric. We had talked about such a collaboration for years, and finally were able to do something together.

 

ralph's studio - 1 (3)
練習中の私 Trying my hand at woodblock carving

 

ralph's studio - 1 (1)
お絵かき中の人 Drawing in Ralph’s studio

 

布にプリントする上で、今回参考になりそうなのが、ラルフの持っていたこのバングラディシュの植物染めの本(下)。昔ながらの木版プリントのレシピがのっていました。大変手間はかかりますが、天然の材料でプリントするヒントになりました。

インドのブロックプリントは、化学染料を使い、Tシャツにスタンプするように染料を生地にのせていく方法が主流のようです。色も派手でべったりとした質感は日本の気候には馴染まないですし、なにより健康のことが心配です。

日本でも使われている昔ながらの方法では、色を染め抜くのに糊を置いていきますが、そのレシピはもち米、米ぬか、塩、石灰など。これに加えて草木染めなら安心です。

いろいろ試して染めてみます。

Below are photos from a reference book about natural dyeing and printing on fabric in Bangladesh. One quickly sees how complicated the process can be. Recipes for dyes and mordants are given, some of which I will try back in Japan. In India today, by contrast, one sees a lot of chemical dyes used, which are bad for the environment, for the health of the dyers and printers, and ultimately for wearers of clothing made from this fabric. Traditionally, of course, plant dyes were used exclusively, and “resist dyeing” in Japan was accomplished by using natural materials as well, such as glutinous rice, rice bran, salt, lime, . . .

I want to try many different ways to print with woodblocks on fabric, after I return to Japan, and look forward to sharing the results with you.

 

natural dye of bangladesh - 1

natural dye of bangladesh - 2

ミシンの旅

ミシン

ようやく暑さが戻ってきました。でも、6日間もエアコンなしで快適とは、記録更新です。

昨日は友達のところへ、預かってもらってあったミシンを取りに行ってきました。

表情豊かでおねえ言葉の彼の話しを聞いているのが面白くて、仕事の邪魔しているうちにあっという間に時間が過ぎてしまいました。しかし、気がつけばラッシュアワー。タクシーで帰ると2時間くらいかかりそうだったので電車を使ったのですが、駅から自宅までえっほえっほと夫がミシンを運ぶ羽目に(私も残り3分の1を担当)。これが工業用ミシンでなくてよかった、、。やっとのことで辿り着きました。

1年前に梱包したミシンの箱を開けると、パターン製作の用具やら日本から持ってきた石けんやら入っていて、なんだかタイムカプセルを開けているようでした。少し前のことでも、すっかり忘れているものですね(そういえば、チェンマイのいつもの宿では、5年も荷物を預かっていたことも、、中身はなんだったかすっかり忘れていました)。

そういえばこのミシン、ペナン→クアラルンプール→チェンマイ→バンコクと旅をしてきたのです。壊れていないかちょっと心配。

 

バンコキアンミュージーアム(バンコク民俗博物館)

 

上は、先日バンコキアンミュージーアム(バンコク民俗博物館)へ行った時のもの。

持ち主の女性が土地と建物を寄付してできた博物館だそうで、ご本人(おばあさん)も受付にちんまりお座りになっていました。この建物の一部にお住まいだそうです。

手入れをされていて状態もよく、この家を大事に思っていることがよくわかります。ここでは、時代の中流家庭の生活をうかがい知ることができます。(象牙でできたキーのピアノもあったりして、ただの中流家庭とは思えませんが、、)。

この日は雨がザンザン降ってきてしまい、夫と息子をここに残し、私が傘を買いにいったのでした。買ってきて、いざ傘をさして博物館を出ると、雨が止んでしまったのです、、。

根っこを探して

漢方薬局にて

チャイナタウンを離れる前に、一度使ってみたかった染料を探しました。

10店ほどの漢方薬局で尋ね歩いてみたのですが、どこにもありません。手帳に書いた漢字を、お店の人に見せて聞くのですが、そんなのは知らんと首をかしげる人、「没有(ないね)」とぶっきらぼうな人、「その角を曲がってどこどこにあるお店に行ってごらん」と教えてくれる人、、、、対応も様々ですねぇ。

結局わかったのは、タイでは、その薬(染料)は葉っぱ部分を使うのだということ。これまた親切なお店のお姉さんが教えてくれました。が、私はその薬の根っこ(染料を含むのは根)がほしかったのです。

一口に漢方薬局と言っても、お店の人の知識も違えば、親切度もいろいろだなあと思った出来事でした。

 

bangkok chinatown yaowarat architecture
バンコク チャイナタウンにて 中国&ポルトガル風の建物

 

bangkok chinatown yaowarat architecture
これもチャイナタウンにて。こんな建物がたくさんあって、ペナンを思い出します。

 

リトルインディア

チャイナタウンの隅に、リトルインディアと呼ばれる小さな通りがあります。

先日、初めて行ってみました。ペナンのそれとは比べられないほどの小ささ。しかも静かなのが異様です、、。

あちらでよく食べていた、インドのお菓子もあちこちの店先に飾られていました。アーモンドやバター、ミルクをたっぷり使ったお菓子です。ペナンではみかけなかった、銀箔を飾りに使ったものも。北部の方が裕福だからでしょうか?

 

バンコク リトルインディアにて little india in bangkok
バンコク リトルインディアにて おいしいインドのお菓子

 

ウールのレギンス

森で forest

朝のアトリエの温度はだいたい5度ほど。来週の始まりは最低気温マイナス7度の予想がでているので、これがどのくらい下がるのか見ものです(真冬はストーブにのせたポットの水が凍ることも)。

 

森で forest, KODAK Ektar100, Rolleiflex T
森で 12 December 2015, Kodak Ektar100, Rolleiflex T

 

この冬は、がっちり着て暖かく過ごしています。今はコットンシルクのスパッツの上に、ウールジャージー(ニット生地)のレギンスを重ね着しています。おかげさまでぎっくり腰とも無縁です。

スパッツやレギンスも今はいろいろな種類が出ていますが、カタカナ名の新素材(覚えられません)や化繊が入っていると、私にはかゆいのです。ちなみに、市販のものは綿でもかゆいのもあるので、どうしてかと思ったら、織りの島津さん(松本のサムサラでワークショップをなさっています)に「それは染料が悪いから」だと教えていただきました。なるほど。

 

ニット用4本糸ロックミシン
4本糸ロックミシン 試し縫いの最中

 

あたたかいウール100%の、かゆくならないレギンスというのがなかなかないんですよねぇ。今、私が着ているのは何年か前に作ったもの。今年は家族にも作っているところですが、ニット用の糸で縫っただけでは縫い目が切れやすいので、伸び止めなどの下準備をしっかりします。そしてロックミシンも登場。このロックを使うのは数年ぶり、、伸縮性のある糸やニット用の糸を組み合わせて試し縫いしてみます。面白いです(本当は、今はこんなことをやっている場合ではないのですが)。

自分でも、リネンの服の下に着るにも重宝しているので、来年はいくつか作って展示でも置きたいなあ、と考えています。ただ、みなさま全員が長野のように寒いところにお住まいとは限らないので、作っても需要があるのでしょうか?いかがでしょう?(寒冷地仕様で東京へ向かうと、必ず汗だくになります)。

また春の展示の時にでもご意見お聞かせくださいね。

 

ローストチキン
トリ 解凍中。 何度も水を替えて、完全に解凍します

イブには魚料理を、クリスマス当日は肉料理を食べるのが夫一家の習わしだそうですが、昨日は1日かけて、クリスマス用の食材を解凍していたその本人。解凍したものは、今、冷蔵庫で焼かれるばかりの待機中です。冷蔵庫を開けると、そこにトリがペッタリうつ伏せになっている光景は、どうも慣れないのでその度に驚きます。

 

製作とその合間に

リネンのワンピース、試作です。Linen dress for 2016

リネンワンピース

来年用に、リネンワンピースを久しぶりに作ってみました。少し袖のついたフレンチ丈です。

今年の初めにアパレル向けのストックのリネン生地を買っておいたのですが、それを出してみると、斜めのうねがあってとてもいい感じ。この布で作ってみます。

以前は、ぽったり厚みのある、アンティークな感じのイタリアンリネン生地でワンピースなどを作っていましたが、よい糸や生地は値段も高騰を続けていること、そして体力的に染めるのが非常に大変なのでもうできません、と、ここでお伝えしました。

先月、その時のアーカイブシリーズを引っ張りだしてみたのですが、今みると、そのリネン遣いと、染めにかけた時間をとても贅沢に感じました。もう、とてもできませんが、、。

 

リネンのワンピース、試作です。Linen dress for 2016
久しぶりに作るリネンのワンピース。試作です。Linen dress for 2016

最近、小さな圧力鍋を買い直して、ようやく豆が食べられるようになりました。嬉しくて、小豆や花豆を煮ています。

酵素玄米(寝かせ玄米)を作ってみたかったので、玄米と小豆を一緒に炊いてみます。これで3日間置いて発酵させるのですが、発酵する前からモッチリしていて十分おいしい。

昔は、毎月1日と15日は小豆をいれたご飯を食べていたとのこと。一ヶ月に2回と言わず、毎週一回は食べてみたいです(小豆は腎臓によいそうです)。

小豆入りの寝かせ玄米を焼きおにぎりに。
小豆入りの寝かせ玄米を焼きおにぎりに。

 

冬の森

夏の間に息子を連れてカブトムシ探しに通った裏山へ、先日久しぶりに行ってきたのでした。

当たり前ながら、もうカブトムシどころか、あの凶暴なスズメバチの姿さえみかけません。今年はドングリが豊作で、森のクマもよく太っていると聞きますが、カサだけになったドングリが沢山落ちていました(まさかこんな近くまでクマが来てはいないでしょう、、、いや、来ているかもしれませんねぇ)。

代わりに、クリスマスの飾りにしようと、木の実を拾ってきました。木の実だけでもいろいろありますね。

今晩はとても冷えます。外に野菜などを出しておいたのが(箱には入っていますが)凍らないように、夕方にアトリエの中にいれました。冬の間のアトリエは、食べ物の保存倉庫になります。

お知らせ

安曇野におすまいの陶芸家、岡澤悦子さんのオープンアトリエが明日(10:00-15:00)開かれます。

岡澤さんといえば、白い器。普段にも特別な日にも両方つかえる潔さが印象的です。岡澤さんのブログも、制作の励みにしている私です。なかなかアトリエを訪問できる機会はないと思いますので、安曇野にいらっしゃるご予定のみなさまも(そうでないみなさまも)、ぜひ足を運んでください(私も白い小物を少し置かせていただきます)。

白いものを見るとつい染めたくなってしまう病の私ですが、岡澤さんの作品をみていると、白という色はなんと美しいのか、、と改めて思います。来年は白いシリーズもやってみたいです。

 

フワフワのリネンガーゼのブラウス
フワフワのリネンガーゼのブラウス

 

今日はリネンガーゼブラウスのパターンの直しを。

デザインや形が決まるのはいつも非常に早いのですが、その後の細かいところが悩みどころです。見返しをどうするか、接着芯をつかうのか(ほどんど使いませんが)、ボーはどんな裁ち方にするのか、縫い代は折り伏せにするのか、割り伏せにするのか、うじうじ考えている時間が長いのです。今日もうじうじの一日でした。

12月

さて、今年もあと残すところあと1ヶ月弱となりましたね。

先日、我が家でアドベントカレンダーの話をしていました。アドベントというのは、キリストの降誕を待つ期間のことで、かつてはクリスマスにかけてのこの頃、断食などの儀式をしていたようです。

そこで思い出したのは、母が35年ほど前に作った、フエルトのアドベントカレンダー。母に聞いてみると、まだ実家でとってあるというので、早速かりてきました。クリスマスに関係するモチーフを作って縫い付け、日付が各ポケットに刺繍してあります。12月になると、ポケットに入れてあるお菓子を毎日楽しみにしたものです。

今でこそ、インターネットで検索すればアドベントカレンダーの写真も簡単に見つかると思うのですが、「この頃は見本も何もないから、何をポケットにしようか、考えるのに苦労して作った」と母が控えめに言っていました。そうでしょう。今みても、よく作ったなぁ、と思います。

 

advent calendar アドベントカレンダー
アドベントカレンダー お菓子を取り出す息子

 

今年は、その懐かしいカレンダーを吊るし(飾り付け係は息子)、各ポケットに、チョコレートやらショートブレッドやら、普段は息子も食べさせてもらえない市販のお菓子を入れて、もうカレンダーが落ちんばかりパンパンに膨れ上がっています。寒さが増すのと同時に日付も進み、クリスマス気分(私にとっては忙しい師走気分)が増してくるように思います。

ちなみに、夫はカソリックの学校へ行ったのですが、教会からアドベントカレンダーの配布があったそうです。日付のついている扉を開けると、メッセージが書いてあったそうです(お菓子はなかったとのこと)。

 

 

新しいネーム WOVEN LABELS
新しい織りネーム

 

今まで使っていた織りネームがなくなりそうなので、新しく作ってもらいました。届いたばかりです。今度は白地だけでなく、黒地もあります。なんだか、自分の名前がこんなにたくさん並んでいるのって、ちょっと気持ち悪い(!?)です。

 

 

立体裁断でパターンを組んでいるところ。これから襟をつけます。
パターンを組んでいるところ。これから襟をつけます。

 

来年用の製作も進んでいます。やっぱり人台があるのはとても便利です。力のあるミシンも、道具も十分に揃っていて、仕事場所も満足にあるので、ここ日本で製作できることを幸せに思います。画像の製作中のトワル(試作)は、夏のワンピースになる予定。これはリネンで作れそうです。

来年は新しいデザインは8つくらい、、と前回のブログに書きましたが、作りたいものがまだまだあるので、実際はもっと増えるかも、、しれません。

来年の準備と、、、

いろいろな事がだんだんと落ち着いてきたので、ようやく来年の制作に本腰を入れています。ペナンで作っておいたパターンを作り直したり、生地を決めたり、、(コットン多し)。アトリエも寒くなってきたので、暖かな自宅へ大量の荷物を持って行ったりきたりして作っています。

 

IMG_6940

 

先日は、パターンをコピーするための、青焼きコピー機が歯車がうまく回らず紙詰まりして、半日をその修理に費やしていました。

青焼き機関連用品は今年度いっぱいで生産終了となるので、専用のコピー用紙やら現像液やら、この先数年分を買い込んだところです。青焼き関連サプライは高いのですが、自宅でコピーできるのはとても便利なので、私には必須道具です。このコピー紙は紫外線に当てると使えなくなってしまうので、さてこの大量の紙をどこに保管しておくのかが目下の問題ですね。暗室か地下室でもあればいいんですけれど、、。(現在のアパレルでは、コンピューターを使ってパターンを作るので、青焼きはもう使わないのです)。

 

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そして、夫と息子が寝静まった夜8時頃、スキャナーを出してきて、今年撮りためた写真のネガスキャンをしています。サイゴン、ペナン、タイの東北部や南部、、またこのブログにぼちぼちアップしていきますね。

パソコンの中の画像も整理しなければなりません。最近作った馬拉糕(マーカーラオ)やアップルパイの画像の次に、巨大なクワガタムシの幼虫の画像が続けて出てきたりするのでびっくりしています。もう、なにがなんだか。(幼虫は息子のものです)。

 

リネンワンピース 五倍子染め
イタリアのリニフィッチオリネン カシュクールワンピース

 

そういえば先日、甥っ子(12)に聞かれました。

甥「まみちゃん(私のこと)は、どうしていつも同じ服を着ているの?」

私「・・・」

本棚に話しかけるような私が着ているのは、去年の秋のイタリアンリネンのカシュクールワンピースです。ギャルソンのウールブラウスを合わせて暖かく着ています。これを着ていない日は、二重ガーゼのぶどう色ロングシャツの下に、ワイン色のシルクのシャツか黒のセーターを重ね着しています。

考えてみると、最近はこの2パターンしか着ていないのでした。子供もよく見ているなぁ、、。

お知らせ その2

このブログでお伝えしたいことを毎日沢山思いつくのですが、メモをする前に端から忘れていきます、、、(それじゃだめじゃん!)。そして、あっという間のこの一週間。

 


ウールカシミアのケープについてお知らせ

この秋にご注文をいただいた分のウールカシミアケープの発送がすみました。

このイタリア製生地(ウール90%、カシミア10%)の紺色のケープですが、一枚余分に裁断ができ、すでに仕上がっております。ご希望の方がいらっしゃいましたら、ご注文を承りますので、どうぞお問い合わせフォームよりご連絡くださいませ。お値段は20,000円(送料500円)です。

*先着のお方一枚分のみですので、どうぞご了承くださいませ。

*11月10日追記:完売しました。どうもありがとうございました。

 

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製作、続いています

去年の秋冬、ペナンにいる時に、2016年分のパターンとサンプル製作を進めておいたのですが、今みてみると、あちこち手直しをしたいところが出てきました。結局、初めから作り直しています。

手に入る素材も変わり、作りたいものも変わってくるので、あまり先走ってパターンを作るのもだめだなぁ、、と思うこの頃。

 

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アトリエに午後、よい光が入ってきます。赤や黄色の葉っぱに日光が反射して、庭が明るく感じられます。葉が完全に落ちるまで、もう少しこの色を楽しめそうです。

 

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果物の色

リネンストール

春には染めないリネンストールですが、秋の展示に向けてせっせと染めています。

今日染め重ねたもののうち、この真ん中のストール、どこかで見たような色だと思ったら、先日父が収穫したぶどうの皮の色に似ています。このぶどう、ジュースに絞ると赤みが加わって、これもまたいい色です。こんな色のストールも染めてみたい。

右のストールは、勝手に名付けた”ラズベリー色”になる予定です(もうすこし染め重ねます)。

 

今日染めた分を乾燥中
染めた分を乾燥中

 

 

ぶどうジュース
自家製ぶどうジュース

 

夕方、作業が終わったところに雨がパラパラ降ってきました。ここのところ、梅雨のような天気ですね(信州だけでしょうか?)。

進行中です

DM発送しました

昨日、松本展のご案内DMを発送しました。今週中にお届けとなると思います。

今回は、私の都合で開催時間が変則的となっています。初日はお昼の12時からのオープンです。勝手を申し訳ありませんが、どうぞお気をつけていらしてくださいませ。

今回も、グレインノートへ4日間通うのを楽しみにしています!

 

晴れ間

長雨のあとのよいお天気、今日も頑張って染めの仕上げをしていました。日陰干しでも、お日様と風のおかげで久しぶりによく乾く1日でした。

 

大判リネンストール 乾燥中
大判リネンストール 乾燥中

 

朝晩ずいぶん涼しくなりましたが、琉球藍も頑張って働いています。

琉球藍を草木灰と甜菜糖だけで建てたので、瓶の蓋を開けると、発酵食品のような甘い香りがします。夫はこのにおいが苦手のようですが、ハイドロを使う化学建ての藍なんて、薬品のいやなにおいがするんですよ。

発酵建ての藍は、藍そのもののよい香りだと私は思います。スーハースーハーしすぎのせいか、休憩時にタオルで顔を拭くと、タオルが青くなるありさまです。

 

草木染め いろいろな段階の染め
いろいろな段階の染め まだまだ染め重ねていきます

 

日本の小学校

この春から、近所の小学校に体験入学している息子ですが、冬まで通いたいとの本人の希望で、予定より長めに長野にいることにしました。

今年は合わせて約4ヶ月間通いましたが、話し言葉の上達の早いこと。家庭での会話も日本語で話すことが多くなり、本も読んだり、苦手だった状況説明もできるようになりました。子供の吸収力に驚いています。

 

それにしても、改めて思うのですが、日本の基礎教育のレベルは高いですねぇ。しかも、公立小学校ならどこへいっても同じ程度の教育が無料で受けられることを考えると、なかなかこんな国はないと思います。校舎も校庭も広いし、大きな体育館だってプールだってあるし(ペナンで行っていた学校にはプールがなかったのです)、、まあ、授業の様子を見るとカオス状態ですけれど。

インターナショナルスクールも様々だと思いますが、教育レベルや施設の充実度を考えると、玉石混合という言葉が頭に浮かびます(私の知る限りでは、ですけれど)。

 

そういえば先日は、北米出身のAET(英語指導助手)が息子のクラスを訪れたとのこと。授業は英語で行われ、息子に「君はどこから来たの?」とAETから質問があったそうで、なんと答えたかと思えば「Japan」と返したそうです。きっと違う答えを予想して質問したんでしょうけどね〜。

 

虫の研究
虫の研究に余念がない人

展示の準備 

秋の展示

毎年、秋の展示を10月に開いていたのを、今年は9月に前倒ししました。せっせと毎日染めているのですが、この時期は雨が多くてなかなか乾きません。10日からの松本展に間に合うのかな、、、少々不安です。

今秋のリネンストール、3種類の幅のものを現在染め重ねています。画像は、今回で一番広い、幅100cm以上あるもの。寸法に切ってから、両端の糸を抜いてほぐしてフサにしたばかりのところ。この後に、のり抜きをして染めます。

 

幅広リネンのストール フサを作っているところ
幅広リネンのストール フサを作っているところ

 

琉球藍のシャツも、いい色に染まりました。これも素材はリネン。後ろにもギャザーがたくさん入っています。前を開けて羽織っても良さそうです。

 

四角豆

毎朝、窓を開けると、デッキの上にはカゴに入った野菜が置いてあります。ゴンぎつねではなく、母が庭で収穫したばかりの野菜を持ってきてくれるのです。少なくなった夏野菜に代わって、サツマイモやらブドウやら、このごろは秋の味覚も出てきました。

そういえば最近、四角豆の巨大な棚(父作)に、青い花がちらほら見えるようになりました。収穫が楽しみ(って、どれも私が育てているのではありませんが)。ペナンにいるときに、この四角豆とココナツフレークでよくサラダをつくったのですが、花を見るのは初めて。

 

四角豆 angle bean wing bean
庭の四角豆 花が咲き始めています

 

製作 進んでいます

藍染め その後

秋の展示DMに「ランタンスリーブのコート」とありますが、ランタンスリーブとはなんぞや?とお思いになった方のために、下の画像、手前の二枚がそのコートです。イタリアのリニフィッチオ社の厚めのリネンで作りました。着丈を少し短めにしたので、パンツにも合いそうです。

雨のおかげで井戸水の心配もなくなったので、せっせと藍染めをしています。藍のバクテリアが疲れてしまうので、1日に染められる量も限られていますが、涼しくなり始めたこの頃も、相変わらず頑張って働いてくれています。

 

手前がランタンスリーブのコート 琉球藍で染め重ね中です
手前がランタンスリーブのコート 琉球藍で染め重ね中です

 

秋のたのしみ

真夏でもせっせとパンやバナナブレッドを焼いている夫ですが、台所が熱くなるので夏にオーブンを使うのを私は避けていました。ようやく最近は、紅茶と一緒にいただくお菓子を焼く気分が戻ってきました。四季があるというのは、毎日の生活にメリハリがあっていいですねぇ!

 

バターでなく、菜種油でつくったクルミのビスケット
バターでなく、菜種油でつくったクルミのビスケット

 

ブログのタイトルには関係ないのですが、小学校の新学期が始まったところで息子に「そういえば、防災頭巾ってないの?」と聞くと、「ない」との答え。私の小学校時代には、防災頭巾が座布団兼用でした。防災頭巾どころか座布団もなければ、木の椅子にじかに座るのは真冬なんて寒いんじゃないかな?と思うのですが。

私は小学校を数回転校したのですが、防災頭巾というのはどこの学校へ行ってもあったような覚えがあります。9月1日にはこれを被り、机の下に隠れて防災訓練をしました。冬は座布団として使えば暖かいし、地震の時には被って身を守ることができるし、一石二鳥だと思うのですが、どうして廃止されたのでしょうね?なんとなく謎です。

 

雨が降るようになり、秋のバラもポツポツ咲き始めています
雨が降るようになったおかげで、秋のバラもポツポツ咲き始めています

製作の続き

藍染め

ようやくまとまった雨が降るようになり、ホッとしています。

庭もカラカラでしたが、井戸の水がなくなってしまわないか心配だったのです。天然発酵の藍染めは、バクテリアが死んでしまわないよう、塩素の入っていない井戸水を使って洗いをかけます。これから本格的に藍染めに取り掛かることができます。

 

藍染め 琉球藍の攪拌。毎日朝夕、欠かさず行います。
琉球藍の攪拌。毎日朝夕、欠かさず行います。

 

灰汁で建てた天然発酵の琉球藍も、相変わらず元気です。もうお盆過ぎはどんどん寒くなってくるので、元気なうちに染め上げないと。

ちなみに、私の着ている作業着は、リネンガーゼのチュニックを徳島すくも藍の天然発酵建てで染めたもの。何年か前に藍染めをしていて腱鞘炎になりましたが、その時に苦労して染めたものです。この夏は、洗って干して、、、を一ヶ月半も繰り返したのですが、色がまったく変わりません(しかも海へ・・ではなく、使ってはいけないアルカリウォッシュで!)。さすが天然発酵の藍。

化学建ての天然インド藍などを使ったこともありましたが、このような色の持ちはありません。ゆっくり、じっくり、時間をかけて染めたものは、それだけ長持ちするということなのですね。

 

着やすいパターン

友達の大谷直子さんに、来年用のパンツのパターンを作っていただきました。リネンキャンバスか藍染めの布で作りたいと思います。

大谷さんとは99年頃に松本で知り合いました。大谷さんがいなければ、今でも私が服を作っていることはなかったかもしれません。安曇野でオーダー服を仕立てたり先生をなさったりとご活躍の大谷さんですが、かつてはKENZOさん関係のパターンのお仕事をしていらしたのです。パターンでわからないことがあると、泣きついている私。よく考えられた大谷さんのパターンはとても着やすいのです。

ちなみに、民族衣装的な要素を取り入れていたかつてのKENZOさんも、民族衣装をそのまま持ってくるのではなく、パターンは現代的に変えていたというのですから、納得。

たしかに、直線裁ちの服は着崩れしやすいですよね。夫がビルマでロンギー(またはロンジー、サロンスカート)を履いている男の人に「着心地はどう?」と聞いたところ、「一日になんども着崩れを直しているんだ」という答えが返ってきた、というのを思い出します。

 

大谷さんのパターンはとてもきれい。これにポケットを付けます。
大谷さんのパターンはとてもきれい。これにポケットを付けます。

 

来年用の王子様ブラウスの生地をどうしようか考え中です。うかうかしている間に、来月はもうグレインノート展とhako+展。こんな調子であっという間に秋に突入しそうです。

 

ラベンダー
庭にて

琉球藍が建ちました

琉球藍が建ちました

先週仕込んだ藍が建って、染められるようになりました。毎日かき混ぜるのですが、だんだん重くなって粘りがでてきたので、発酵が進んでいることが分かりました。今回はあまり細かく心配せずにこの気温にまかせてみたのですが、割合と簡単に建ちました。

やはり、藍建ては夏でなくては。寒いときはヒーターをいれるのですが、この天然の暖かさには勝てません。

 

藍甕 24th July, 2015 琉球藍が建ちました
藍甕 24th July, 2015

 

黄色のキッチンタオル

ペナンで分厚いインド料理の本を買ってきた夫。魚カレーやレーズンとくるみの入ったスパイスごはんは、最新作です。

そういえば、夫が料理すると、台所のリネンタオルや布巾がターメリック(鬱金)の色で黄色に染まります。ターメリックは必要不可欠らしい。いったん染まると、これが落ちないんですよ、、、。

我が家には、あちこちで買ってきたインドのスパイスが茶箱に詰まっていて、ターメリックも大きな袋いっぱいあります。キッチンタオルの類は、はじめからぜーんぶターメリックで染めておけばいいかもしれませんねぇ。(タイやインドのお坊さんの黄色い法衣は、このターメリックで染めてあるそうです。)

 

indian food---pilau rice with raisins and fish in five-spice sauce with potates and peas from Bengal.
スパイスの甘い香りのするインド料理プレートは、夫作。息子向けに唐辛子ナシ。Pilau rice with raisins, a dish from Assam, and white fish with five-spice sauce and potatoes and peas, a popular dish in Bengal.

blog_20th July

みなさま、よい連休をお過ごしでしょうか?台風も去り、雨も止んで、今日は暑い1日となりそうですね。

お天気をみながら、先週の木曜日(17日)にようやく藍建てをしました。今回も琉球藍の天然灰汁発酵建てです。不作で少ししか収穫できなかったという琉球藍をようやく譲っていただいたもの。大事に使わなくては。

去年建てた琉球藍を庭に流し(肥料になります)、甕を洗って、今回は悩んだ末に、アトリエの土間に200リットルの甕を据えました。今年はアトリエの中で染められます。

 

 

お湯を沸かす場所から少し距離があるので、そこから一人バケツリレーで延々とお湯と水を運び、終わった頃には少々疲れました(夫が「一人じゃバケツリレーといわないじゃないか」と)。

いつもは灰汁を入れすぎて、アルカリ度がとんでもないほど高くなってしまい、大慌ての藍建て作業でしたが、ようやく慣れてきて今回は一度で適正phにできました。

毎日かき混ぜて様子を見ていますが、うまく発酵が進んでいそうな感じです。今日は液がグリーンに変わってきて、手も青く染まりました。あともう一息。

blog_20th June

よく降りますね。雨は必要なものだと分かりながらも、染め重ねている服がなかなか乾きません。

それでもようやくいくつか仕上がりそうなので、来週火曜日(6月23日)ごろに、ぼつぼつオンラインストアへアップできそうです。アップまでもうしばらくお待ちください!

 

19th June, 2015 草木染めの服 乾燥中
乾燥中 19th June, 2015

 

さて今日は、梅雨の晴れ間に「トカゲ釣りをしたい!」という息子の希望で、母に釣り具店まで車で連れて行ってもらい、おとりになる虫を買ってきました。白くてまるまる太ったイモムシです。

染め作業の合間に、竹棒から垂らしたひもにこのイモムシ(逃げるのが早い!)を結びつけながら、「私って何をやっているんだろう?」と、ふと思った午後なのでした。

明日は早起きして、近所のカブトムシスポットの偵察に行ってきます(雨天中止)。

blog_16th June

オンラインストアのご利用、どうもありがとうございます。

到着のご連絡メールも沢山いただいています。ありがとうございます。そして、よくいただくコメントは、「写真よりも実物の方がずっときれいな色」です(単に私の写真がマズイからでしょうか??)。これを反省して、次回より、きれいな写真の載せられるショッピングページへ変更する準備をしています。

染め重ねが終わったらアップしたいものもあります。6月下旬までにはなんとか仕上げたいと予定しています。

Thanks to my many customers for using my online store. Thanks, too, for the many emails I have received thanking me for quickly shipping your purchases. Many have remarked that the colors of the garments they receive are much more vivid and richer than as they appeared on their computer screens.

I want to change the online store platform I now use to one that will more faithfully display colors of the garments. I will soon update store offerings, too, adding some things, after I complete my next round of dyeing, so please wait for this.

 

リネンのピンタックブラウス 5月のグレインノート展にて
リネンのピンタックブラウス 5月のグレインノート展にて

 

随分あたたかくなりました。

家の裏の田んぼの田植えも終わり、それ以来、鴨のカップルを度々みかけます。春には蝶々や毛虫とりに夢中になっていた息子も、今では植物の種まきやトカゲ取りに夢中。そのうち裏の田んぼでおたまじゃくしを取り、裏山でカブトムシ、蟹、ザリガニ取り、秋にはとんぼ取りなんだろうなあ、、、と、息子の虫遍歴から四季の移り変わりが感じられます。

ペナンにいた時には、安心して外で遊ばせられる場所もなく、そのストレスのせいか、どもりがでてきていた息子。年中同じ気候で過ごすのは、単調な毎日でもありました。今ではずいぶん上手に日本語を話せる様になりました。あと何ヶ月のあいだ日本にいられるのか、一番気にしているのも息子です。

My son is enjoying the seasons as they change in Japan, compared with the seasons in Penang, Malaysia, where changes were more subtle.

His interests have changed too, moving from “indoor” diversions such as playing with Legos and watching videos in Penang to exploring the outdoors and all that it has to offer a young boy here. He is looking forward to: the emergence from underground of stag horn beetles soon, and to catching and studying beetles and other insects of all sorts; catching “kanahebi” (a kind of small lizard); and as autumn approaches to catching dragonflies, crayfish,…

The paddy across the narrow street from our house is a world all unto itself, a home to freshwater snails, “amembo” (a kind of pond skater), frogs (and the snakes which feed on them), tadpoles, leeches,…to swallows flying just above the water’s surface, especially as rain approaches, magpies, and even a pair of visiting ducks.

 

家の裏の田んぼ 鴨がいます
家の裏の田んぼ 奥の方に鴨がいます

 

blog_12th June

オンラインストアをご覧下さり、どうもありがとうございます。

現在、仕上がっているものは全てアップ終了しました。これから染めが終わって仕上がれば載せられるものもいくつか(間に合うのかな??)。

それにしてもこのショッピングページ、画像の質が悪くて、色の違いが分かりにくいですよね。せっかくご覧下さっているのに、すみません。

夫に「藍や青もいろいろあるのに、全部同じに見える」と言われ、少々ショックを受けています。なので、次回はまた新たなショッピングページを利用するかもしれません。

 

リネンダブルガーゼのノースリーブブラウス
リネンダブルガーゼのノースリーブブラウス

昨日、夏のタンクトップの形で重ね着もできるブラウスはありませんか?とお問合せをいただきました。

以前作ったダブルガーゼのノースリーブブラウス(画像上)をだして見てみましたが、これからの季節に丁度よいので、これをオンラインストアにアップしようかどうか考えています。染め重ねしたいものもあるので、それが終わったら考えてみます。

 

blog_8th June

今日(8日)の21時よりオープンするオンラインストアですが、ショッピングページにのせた画像が、小さく粗くしか表示できないようなのです。ギャラリーページにすこしずつ画像を載せていきます。こちらも合わせてご覧下さい。

今回は6月いっぱい開けている予定なので、ショッピングページへ少しずつアップしていきますね(今日は全部間に合いそうにないので、、)。

 

カディコットンのギャザーブラウス(B-1502) 紺青
カディコットンのギャザーブラウス(B-1502) 紺青

blog_5th June

来週の月曜日からオープンするオンラインストアですが、今回は6月いっぱいあけていられそうです。今、お天気をみながら写真を撮っています。写真が揃ってからアップしますので、もうしばらくお待ち下さい!

Making final preparations for my spring/summer online store. I have been taking photos, trying to capture faithfully the colors of the clothes I hand dyed, so you can see as well as possible what they would look like in person. This was not easy to do today: it rained here, and there was not always sufficient natural light available. I will take more photos tomorrow, so please wait a couple more days to see the results.

 

リネンブラウス
Linen-gauze gathered blouse リネンの一重ガーゼギャザーブラウス

 

夫に「ついでがあったら、イタリアンパセリの苗を買って来て」と言われていたので、先日ガーデンセンターに寄りました。

店を出て来た時に私が手にしていたのは、イタリアンパセリでなく、ブルーベリーの苗とアームカバー(イタリアンパセリがもうなかったのです)。アームカバーは、事務員さんがしている様なもの(園芸用)。ちょうど以前から欲しかったのです。

袖のたっぷりした服が多いので、これを着用していれば、染めをする時に自分の袖もつい一緒に染めてしまうのを防ぐ事ができます。あと、いま探しているのは、魚屋さんのゴム引きの防水エプロン。首から下げるタイプだと肩が凝りそうなので、前掛け式がいいかもしれません。

ゴム引きエプロンとアームカバーがあれば、このまま魚市場へアルバイトにでも行かれそうです。

おしゃれからは程遠い毎日なのでした。

blog_16th May

初夏のグレインノート展も、残すところあと一日の展示となりました。これまでおいで下さったみなさま、どうもありがとうございました!

じつは先週息子に風邪をうつされ、展示の2日目の朝には夫と揃って内科を受診したところ。グレインノートでも、来て下さったみなさまと座ったままお話をしたり、、などと、横着していてすみません。指田さん(グレインノート店主で木工家)の椅子の座り心地が良いので、座ったら最後、もう立ち上がれません、、と言い訳してみたりして。

最終日の明日(日曜日)は、15時まで開いています。おでかけ下さい。

 

グレインノートにて
グレインノートにて

 

さて、今頃になりましたが、今シーズン作ったもののご紹介を。
下の写真は、新しいブラウスその一。

リネンのダブルガーゼを見頃にギャザーたっぷりと使い、平織りのリネン生地を襟ぐりに使いました。リネンガーゼははっきりした色に染め上がるので、染めていて楽しい素材です。

これはリネンのパンツやジーンズに合いそうなので、私も一枚ほしいなぁ、、。

 

リネンガーゼのブラウス Linen gauze blouse
リネンガーゼのブラウス Linen gauze blouse

 

リネンガーゼのブラウス 色のバリエーションはこんな感じです Linen gauze blouse in various colours
上のリネンガーゼのブラウス 色のバリエーションはこんな感じです Linen gauze blouses in other colors

blog_8th May

少しずつ染め重ね、仕上がるときは一気に仕上がります。

今回のグリーンは、ザクロと山梔子をベースに染めたのですが、おもしろがって染め重ねを続けていたら、今日仕上がったものが結構な数となっていました。自分ではグリーンを着ないというのに(こんな色も着てみたいけれど)!

 

5月8日
8th May, 2015

 

5月8日a
8th May, 2015

 

松本での展示DMですが、昨日発送しましたので、そろそろお手元にお届けとなると思います。

が、東京展の方を宛名印刷しはじめたところで、いきなりブチッという音と共にプリンターの電源が切れてしまい、なだめても怒っても、もうウンともスンともいいません。ショック!!

今回の宛名は手書きかなぁ、、。

 

わらび菜 茹でておひたしに きれいな色です
わらび菜 茹でておひたしに きれいな色です

 

グリーンついでに、もう一枚。

春先にはいろいろな菜の花を楽しみましたが、そんな時期もそろそろ終わり。もう初夏ですね。

blog_6th May

この初夏は、あたらしい紫(画像手前)を染めています。ピンクも明るいラズベリー色にしました。染めていると、妹と母が通りすがりに「あら、いいわね〜」と。奪われんばかりの勢いです。

昼間は染めをみっちりすすめ、夜はメールのお返事やパソコン関係の作業をしていますが、気がつくとパソコンの前でぐーぐー寝込んでいたりします。今日ももう、これで諦めて休みます、、、。

 

5月6日
6th May, 2015

blog_26th April

この春のオンラインストアは、6月はじめにオープンすることにしました。5月中に展示会などを終え、その後のオープンとなります。オンラインストアの詳しい日程などは、ニュースレターとこちらで、改めてお知らせします。

We will open our Spring/Summer online store at the beginning of June 2015.

 

4月26日1
Many shades of indigo, after one or more preliminary stages of dyeing. 色々な段階の藍染め。干しているところ。

 

先日、このブログに、腰にカイロを張り、赤いブランケットをぐるぐる巻きにしている、と書いた一件を読んで下さったKさんが、ご親切にフワフワのまわたを送って下さいました(涙)。

「わー、これはシルク100%なんだよ〜」と、浮かれて夫に見せると、「“SILK 100%”って、そこに書いてあるじゃないか」と。私、日本語しか目に入らないので、気がつきませんでした。

それはともかく、薄くても暖かくて、Kさんのお話の通り。早速カバーを作って腰に当てていますが、もう真夏以外は手放せなくなりそうです。虫の繭にこんなに保温性があるなんて、不思議ですね。そういえば、カマキリの卵は、凍らせても熱湯につけても、春になるとちゃんと孵化するくらい丈夫に出来ているのだそうですが、おかいこさんも繭に守られて温かい思いをしているんですね。

Kさん、どうもありがとうございました。早速使わせていただいています。(夫がそこで「このブログ、読んでいる人いるんだねぇ」と。なんと失礼なっ)。

そういえば、このブログに「腰がー、指がー」などと情けない事を書く度に、皆様にご心配や健康アドバイスをいただいたり、、、、そうでなくても、他にも色々ありがたいお気遣いをいただいています。いつも本当に感謝です。

 

4月26日2
Intense, deep, rich color, the result of dyeing and re-dyeing with Japanese sumac many times over a period of one week or more. こちらも乾燥中。先週、何度も染め重ねた分。

 

私が染め物と格闘している間、息子と姪っ子は庭で虫探し。楽しそうです。先日も全身ドロだらけになって帰ってきました。子どもはやっぱり外遊びが大好きですね。

 

My son and niece fascinated by sow bugs in the garden in front of our house. ダンゴムシ探しに夢中なふたり
My son and niece fascinated by sow bugs in the garden in front of our house. ダンゴムシ探しに夢中なふたり

blog_20th April

インドで織ってもらった、ストライプのカディコットン。生成りと藍染めの糸から出来ています。とろとろふわふわで非常に柔らかい生地です。(これは私も一枚我が物にしたいです)。

このブラウス、染めようか染めまいか、うじうじ迷っていました。いつもの癖で濃ーーく染めてしまいたくなるのですが、夏はこのまま着るのもいいかも、ということで、このまま染めずにおきます。

ラベルが間に合わなかったので付いていないのですが、これを indochinaシリーズ の第一作目とします(一作だけで終わったりして、、)。

 

カディコットンのブラウス Khadi cotton blouse
カディコットンのブラウス Khadi cotton blouse

 

去年に引き続き、藍だけでなく、濃いピンクや赤も染める予定です。ラオスで習った方法で、ラックの色素を引き出します。ラックは沢山使うのですが、これはそのほんの一部。

 

Lac dye ラック虫の巣 乾燥したもの
ラック虫の巣 乾燥したもの 砕いて使います Lac dye

 

庭にもだんだんと緑がましてきました。ここ最近、使い捨てカイロを二枚腰に張り、スコットランドの真っ赤なウールブランケットで更に腰をぐるぐる巻きにしているので、おかげさまで調子も良くなってきました。体が相当冷えていたようです。

今日、野菜を買いに行った時には、店内でいつの間にかそのブランケットがずる〜っとほどけて、ワンピースの下から出て来ていました。こんなときは、笑ってごまかします。ホホホ。

 

庭もだんだん緑が増えてきました
スノーフレークが満開 Snowflakes in our garden, 18th April, 2015

 

blog_16th April

インドから藍が届きました。南部のタミルナドゥからです。ペナンにいるインド系の人は、ほとんどがこのタミル人なので、なんだか親しみを感じます。

これは、あちこちの工房に問い合わせてやっとみつけた、純度の高い天然のものです。大きなプールのようなところに入れた藍の生葉を発酵させ、何人もの人の力で、足を使って撹拌して藍の色素を取り出したものです。

私も、自分たちで育てた藍の葉から、同じようにして色素を取り出したことがあるけれど、とても大変な作業。これだけの量を分けていただけるというのは、本当にありがたく思います。

 

Natural indigo dye from India  インドから届いた天然藍
Natural indigo dye from India インドから届いた天然藍

 

琉球藍のようなペースト状だと使いやすいのですが、重くて輸送代がかかってしまうので、乾かして固形状にした物を砕いた状態で送ってもらいました。

去年の、草木の灰汁で建てた琉球藍の瓶がまだ生きているので、そこに足して使います。

 

Indigo vat I used last year. Bacteria survived a cold Nagano winter. 琉球藍の瓶 藍がまだ生きています
Indigo vat I used last year. Bacteria survived a cold Nagano winter. 去年、灰汁で建てた琉球藍の瓶 藍がまだ生きています

 

今日は、食料品の買い物に行っている間に藍が届くことが分かっており、おそらく関税をいくらか支払わなければならぬことも予期していました。なので、留守番役の夫が、あらかじめ「関税」という日本語の言葉 を予習していました。

いざ、郵便局のおばさんが配達に来て、「あの〜、なんというのか、、」と、関税がかかるということを説明しようとした時に、「関税ですね」と夫がスラッと言ったので、相手はホッとした顔をしていたようです。

荷物を受け取ってから、私がいつもするように「お世話様でした」と郵便局のおばさんに言おうとしたけれど、その言葉を思い出せなかった夫。何を思ったのか「ごちそうさまでした」とお礼を言ってしまったそう(惜しい!)。

 

藍染め 染め重ねの最中
藍染め 染め重ねの最中

 

それはともあれ、今日も少しずつ染め重ねました。この春はあまり腰の調子がよくないので、出来る範囲内でやっていく予定です。あぁ、いつまで藍染めが続けられるのでしょう?

 

この時期、外で作業をして家に入るともうそこに夕食の支度がしてある、というのは、本当に助かります。

 

新しいパスタの形に挑戦 夫作
“garganelli” pasta made by my husband 新しいパスタの形に挑戦中 夫作

 

blog_13th April

3年ほど前に作った、衿と袖にギャザーの入ったコットンローンのブラウスを気に入って、1日おきにペナンで着ていました。他に服持っていないのか?と思うほどのヘビーローテーション。結果、着過ぎて衿と袖口が擦り切れてしまったので、ペナンを去る時に泣く泣く処分。

今年は、そのブラウスにギャザーをもっと沢山入れ、インドのカディコットンで作りました。

この手紡ぎ手織りのカディコットン、注文から2ヶ月ほど待ってインドから到着した布です。とても細い糸なので、紡ぐのも織るのも大変だなぁ、、なんて思いながら糊抜きの洗いをかけましたが、糸の段階でがっちり糊つけされているらしく、洗っても洗ってもなかなかその糊が落ちません。

 

IMG_0617
カディコットンのブラウス 洗って乾燥中 Khadhi cotton gathered blouse ready for dyeing

 

我が家に帰って来て嬉しいことは沢山ありますが、まずは自分で選んだ使いやすい道具で生活できること。早速、夫がパンを焼いたりパスタを打ったりしています。我が家のキッチンは、作業の動線を考えて、自分で棚を作りシンクや作業台を配置したので、お金はかかっていないけれど、やはりペナンの家より使いやすいのです。

 

IMG_0609
夫作カヴァテッリ My husband’s homemade cavatelli

 

blog_27th February

indochinaブラウス

今年から始めることにした、indochina のためのデザインとパターン作りをすすめています。

この一枚は、ストンをした形のブラウスがほしくて作ったもの。来月、タイで素材を探す予定です。インドの工房にも布をお願いしてあるので、デザインに合うようだったらそちらを使っても。

ペナンはここのところ毎日よく晴れて、雨も降らないのでカラカラです。赤道の近くなので、昼と夜の長さは変わらないのですが、太陽がどんどん高くなっています。(調べてみたら、赤道近くでは、秋分と春分の時に太陽が頭の真上にくるとのこと)。

外に出る時は、白い薄手リネンの長袖ブラウス。日除けになるし、涼しさは格別です。

As noted in a previous post, this year I am introducing a second line of clothing under my “indochina” label. I have been working under my present label for six years, and wanted to broaden my collection with a second line of clothing made from hand-spun, hand-woven, and hand-dyed fabric that I would source from India and Southeast Asia.

I am busy now designing clothes for this new label and hope to offer a few items this spring at my shows or through my online shop. The photo in today’s blog entry shows one sample blouse I have made. 

blog_15th February

2月って、気がついたら28日しかなかったのですよね。なんだか3日間ほど損した気分。

ペナンにいる間に、予定していた作業が終わるかどうか突然心配になり、アタフタしています。そして、こういう時に限って、必ず何か間違いをするのです(今日はうっかり縫い間違いを)。

 

Linen top リネンのノースリーブブラウス
Linen top リネンのノースリーブブラウス

 

My sleeveless linen top, which I dyed a year-and-a-half ago in a combination of Japanese sumac and “tingi,” a dye substance derived from the bark of a mangrove tree. Clothes dyed with natural substances will experience subtle changes in color over time, as well as a softening of the fabric, which is normal. I dyed this piece as darkly as I could, as I knew I would be wearing and washing this garment often living in a warm climate. I use only a mild detergent, though, and the change in color, while noticeable, is not as pronounced as it would have been had I used harsher detergents. This is why I recommend following the washing instructions given elsewhere in this web site, and washing in “Umi-e” or a similarly mild detergent.

こちらに来て、週に3日は着ているこのリネンのブラウス(他に着るものないのか?)。ノースリーブは、やはり快適です。

一年中着ることを考えて、出来るだけ濃く、ティンギと五倍子で染めて来たのです。「海へ・・・」で洗っているので、色落ちは少ないのですが、それでも徐々にこんなグレーのような不思議な色に変わりました。これはこのままでもいいかも。

 

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このブログに載せる写真をアルバムから漁っていたら、こんなのが出てきました。本文には関係ありませんが。「ママ(私)の顔」だそうです。息子の目には、私はこんな風に映っているのでしょうか!?

 

astor house hotel
My son and a portrait of his mother

 

blog_12th February

用直 / Luzhi, China, July 2014

ペナンでの生活も、あと一ヶ月ほど。

パターン製作に時間を使うことができるのも、あと少しの間。今は来年の分のパターンを作っています。生地店にトワル(パターンを作るのに使う綿の布)を買いに行くと、お店の女性に「どうしてあなたはいつも同じ布ばかり沢山買うの?」と聞かれます。 沢山買っても、一つのパターンを仕上げるのに、何度もトワルで作り直していると、これもあっという間に無くなってしまいます。

この冬は、パターン製作に時間をかけることができ、とてもよい冬でした。これから、どんどん新しい形を作っていきますよ!パンツパターンの研究もしたいので、日本へ帰ったらパンツ人台も買いたいのです。リネンの帆布があるので、そのうちこれでパンツも作る予定です。

 
用直 / Luzhi, China, July 2014
用直 / Luzhi, China, July 2014

 

用直 / Luzhi, China, July 2014
用直 / Luzhi, China, July 2014

 

蘇州 / Suzhou, China, July 2014
蘇州 / Suzhou, China, July 2014

 

蘇州山塘 / Suzhou, China, July 2014
蘇州山塘街 / Suzhou, China, July 2014

blog 6年目に入って

ちょうど、本格的にリネンで服を作り始めて6年になります。

近頃は、藍染めのことで頭が一杯の月日を過ごしてきました。デザインというと、定番に加え、少し新しいものを作るという事が続いてきました。ですが、この冬はじっくりペナンで作業することができ(これまで、冬が来るとあちこちフラフラ旅していたので)、新しいデザインの服を作りたい気持ちがどんどん戻ってきています。もう沢山スケッチしました!

「tamami watanabe 春夏秋冬の服」は、ヨーロッパ産の質の高いリネンやオーガニックコットンなどから仕立てたものを、日本のアトリエで草木染めした服たちです。

 それに対し、このあたらしい「indochina」では、ラオス、タイ、ベトナム、インドなどのアジア各地のテキスタイルを使い、後染めはしない服となります。カラーパレットは白、オフホワイト、藍色など。シンプルですっきりしたものを作って行くつもりです。
 
このホームページにも少しずつ書き加えて行きますので、おつきあいくださいませ。
 
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最近は、日本から持って来た、小津安二郎とイタリアのネオリアリズモ期の映画のセットDVDを、皆で少しずつ観ています。
 
小津作品もちょうど同じ戦後の日本を舞台にしていますが、木造の住宅、畳敷きの部屋にちゃぶ台を置き、3世代家族がそれを囲んでご飯を食べる場面など、息子だけにでなく私にも新鮮に感じます。
 
ガチャガチャと動く最近の映画に見慣れた目には、カメラを殆ど動かさない小津作品はとてもゆっくりに思えるのですが、このゆっくりさが心地よいのです。それに、家族を描くのに派手なアクションやCGは必要ないでしょう。
 
親子の間柄でも「おとうさま」「おかあさま」をつけ、敬語で話すとても丁寧な話し方。現代では、もはや家族の中でだれが上なのか下なのかわからなくなっていますよね。いつからこうなったのでしょう?
 
日本から離れても、もうしばらくは小津作品で日本を堪能できそうです。
 

We have been watching as a family several (five to date) films by the Japanese director Yasujirō Ozu from DVDs, a 9-disc set of which I brought with me from Japan.

The films provide a good opportunity for my son to both listen to Japanese spoken by others than I, and give him a look too at post-war Japan, daily family life then, and typical scenes from traditional Japanese homes and offices.

Ozu’s camera work is quiet and steady, especially compared with the often frenetic movement that characterizes more recent film and animation. In time, though, one gets used to this different pace made for a different time.

We are also working our way through a nine-DVD set of Italian films shot around the same time, by directors De Sica, Rossellini, Visconti, about which more in a future post.

 

小津安二郎 麦秋 Early Summer
「麦秋」 Early Summer 1951
 

20th January

下の写真は、最近作った一枚。着てみると、夫が「袖の中に赤い電球でも入れたら?」と言うほど、旧正月の飾りの提灯に似ています。ふっくらしていますが、リネンなので、洗って染めたら落ち着くはず。藍で染めるのが楽しみです。

そういえば、10年以上前のViktor & Rolf のブラウスで、片方こんな感じの巨大なお袖、もう片方はスッキリした筒袖、というアシメトリーなものがありました。おもしろがって着てみたら、意外と良かったのです。その時は試着をしただけで買いませんでしたけど、、。

 

lantern sleeve ランタンスリーブ
Detail of my latest design, a coat with a “lantern” sleeve. これ、自分でも着てみたいです

 

Areca Booksという、東南アジア関係の歴史・美術書などを扱っているお店がペナンにあります。下は、ここで見つけた藍関係の一冊。藍染めについての技術だけでなく、藍にまつわる文化や歴史について書かれています。もちろん、インドの藍だけでなく、タイや日本の藍についても。

ペナンにある、東洋のロックフェラーと呼ばれたチョン・ファッ・ツィイーの豪邸は、藍で塗られ、「ブルーマンション」とも呼ばれています(Cheong Fatt Tze Mansion)。かつて、ジョージタウンの建物も多くは石灰と藍で青く塗られていたそうで、今でも寺院の壁等にその名残を見ることがあります。インドとのつながりも強いので、塗料となる藍はそこから来ていたのかもしれません。なのに、どうしてここには藍染めのテキスタイルがないのでしょう??

でも、そんな藍の不毛地帯・ペナンにてこんな本を見つけたのは、嬉しい出来事でした。

 

Culture of Indigo in Asia: Plant Product Power
Culture of Indigo in Asia by Kaplia Vatsyayan

10th January

penang beach

ようやく晴れの日が続くようになりました。洪水のあった地域も、水がひいて後片付けが課題となっているようです。

私の仕事スペースは北向きなのですが、照り返しが強くて暑いのです。今日は帽子をかぶることを思いつき、部屋の中で帽子・メガネ・マスクの3点セットを身につけ、トワル(デザインチェックのための、綿で作った仮縫い服)を作っていました。

怪しい3点セットのお陰か仕事もはかどり、羽織もののお袖がふんわり立体的にできました(ファッション誌風に言うと「グラフィカルな袖」?)。大昔のバレンシアガのローブで、こんな袖があったような気がします。こちらも今年の秋のお楽しみに。

 

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さて、ペナンはおいしい屋台のひしめく街として知られていますが、だれが言い出したのでしょう?よく、海外ニュースサイトなどには、必ずペナンがおいしい街としてランクインしています。ここに居れば居るほど、どう考えてもそれは過大評価なのでは?と感じます。タイやベトナムの方がよほどおいしいと思うのは、私だけではないでしょう。

 

新鮮な魚は蒸します。Golden pomfret
新鮮な魚は蒸します。Golden pomfret

 

Today I cooked golden pomfret for the first time, one of four species of this fish found in the waters off Malaysia. (There are also silver, black, and Chinese pomfret available here.) I steamed the whole fish with black-ear mushrooms and garnished with coriander. I found the flesh soft, and mild flavored despite being a bit oily, and the fish was easy to debone. Usually swimming in deep waters, pomfret near the surface at night, perhaps to feed, but are themselves preyed upon by tuna. We have little time left in Malaysia and want to try as many new things as we can before moving on.

My husband has been obsessed with charts of pork cuts lately and wants to try to make soup with neck bones, a cut we have not used before. He found a couple recipes for soup online: one uses daikon; the other, renkon, or lotus root. The Chinese eat this cut of pork at New Year’s, slowly simmered for hours. We want buy some before Chinese New Year, beginning February 19. 

 

夫に頼んでマーケットで魚を買って来てもらいました。これはスズキ科の魚だそう。ベトナム風に、ごま油とニンニク、ナンプラーでマリネしてから蒸し、パクチーを乗せていただきます。

このマーケットで売っているのは、見たこともない魚ばかり。小さなサメやエイ(スティングレイ)なども売っています(←カレーにするようです)。私のパソコンのアルバムには、これまで食べた魚の写真が入っています。ペナンにいる間に、この魚コレクションはもう少し増えそうです。

夫は、ブタの首でスープを作りたいそうで、現在、真剣に肉についてリサーチ中です(←肉食人種)。私には、どの部分を何と呼ぶのか、どうカットするのかなんて、何のことやらさっぱり分かりません。このマーケットには、リクエストすれば一匹のブタを引っ張り出してきて、切り出してくれる肉屋さんもいます。ペナンの食はおいしくないとブーブー言いながらも、こんなところは便利です。

 

penang beach
Fishing village, Penang フィッシングビレッジにて

きっとこのスズキも、ペナンで採れたのではなく、近隣諸国から来たものでしょうね。かつてはペナンの海も美しかったとは、信じられません。

写真は、先月、国立公園へ行った時に撮ったもの。ペナンも、ここだけは水がきれいなのです。漁船がありますが何が採れるのでしょう?

6th January

お正月モードからもそろそろ抜け、仕事開始です。

今年2015年のデザインとパターンは、ほぼ終わっています。

新しいデザインが半分以上、定番デザインの素材違いなどが半分弱。素材はほとんどリネンですが、ドキドキしながらインドの工房にお願いしておいたカディコットンも仕上がって来て、これで役者が揃いました。準備は着々と進んでいます。

最後の一つ、イタリア・リニフィッチオのリネンの羽織を予定しているのですが、年末にはパターンとサンプルをいじくり回して、結局どうするのか決まらなかったのでした。

下の画像は、スウェーデンの貴族が16世紀に着ていたブラウスの写真。「決闘で負傷した時に着ていたもの」など、血のシミがついているものも。しかし、四半世紀以上も保存出来るとは、リネンはやはり丈夫ですねぇ。贅沢な刺繍や、手で寄せたギャザーが沢山入っていますが、現代ではこんなものはオートクチュールでもなければ作れないでしょう。

煮詰まった時は、これを眺めて気分転換です。

With New Year behind us, I can again focus on work.

I have completed almost all design and pattern work for 2015, both for Spring-Summer and Autumn-Winter. More than half are all new designs; the other half, previous popular designs with modifications, which I will make available with new materials. One final design for 2015, a linen coat, will be made from fabric from Linificio, a manufacturer located in Bergamo, in northern Italy.

The hand-woven Indian kadhi cotton cloth I ordered from a factory near Calcutta has arrived, and I look forward to working with this new natural fabric.

In the photo for today’s entry, you can see a blouse of the kind worn by a member of the Swedish royal family in the 16th Century. At that time, all clothing was hand sewn, of course. Today, the detail and all the time-consuming pleating and gathering of fabric, is doable only in the best of haute couture houses. Often, these antique clothes, though well maintained considering their age, have on them blood stains and less violent examples of day-to-day use. 

period costume

27th December

linen blouse リネンブラウス

マレーシア北部のペナンを除く5つの州で洪水となり、10万人以上が避難しているそうです。毎日のこの降り具合を見ていると、それも頷けます。洪水となる原因は、降水量の多さはもとより、排水インフラの整備が遅れているせいでもあるそうです。

The five northernmost states of Malaysia are experiencing flooding now, and it is reported that 100,000 people have been evacuated. Penang State has received much unseasonal rain as well, but there has not been any serious flooding to date.

そういえば、近所で側溝の工事をしているのですが、日本で一般的な側溝とは全く別ものです。深さ2.5mくらいはありそうです。そして、この側溝のコンクリートの蓋にいきなり穴があいていることもあるので、酔っぱらって落ちでもしたら間違いなくオダブツでしょう(以前ここで、息子が体長2mほどもある水トカゲを発見したことも)。

 

ギャザーブラウス リネンブラウス linen blouse
My latest blouse この袖です

 

今年も残すところあとわずか。今日、来年向けのパターン製作がやっと一つ終わりました。ちょっと面白い袖になったので、ここでちらっとお見せしてみます。これ、今回の私の一番のお気に入りです。詳しくは、来春のお楽しみに!

With just a few days left in 2014, I have been busy finalizing the pattern for a new blouse, a sample of which I have sewn and which you can see in the photo for this day’s blog entry. This blouse will be part of my Spring 2015 collection.

I simply must buy a dress form, after we relocate to Thailand next winter, to use for draping clothes I design as I do when I am in Japan, and I have already located a couple suppliers in the Bangkok area. Now, I am using a fan supported by a pedestal in my bedroom, which is not ideal. My son is too small still to be of use as a model, and my husband is getting tired of me asking him: “Would you try this on?”

薄手の生地でギャザーたっぷりに作ると、襟元がどうも落ち着かないことがあったのですが(特に猫背で体の薄い人が着ると←私です)、着て動いてみたところ今回は安定しています。これで一安心。

24th December

pattern making in progress パターン製作中

雨の毎日

毎日毎日、ザンザンよく降ります。隣のクランタン州やパハン州では洪水になっているようです。

先日、ジョージタウンでこちらの友人に会ったのですが、今は乾期なのにこれだけ降るのは珍しいとのこと。家でも洗濯物が乾かず困ります。土砂降りの中、バルコニーの軒の下に洗濯物を出している家をよく見かけますが、あれって乾くものなのでしょうか?熱帯とはいえ、太陽の出ない日が続くと寒いものです。夜はブランケットにくるまりながら、何かがおかしい?と思うこの頃。

 

マーケットにて

On one of his almost daily trips to the local wet market, this morning my husband bought four “aji” (horse mackerel) about one kilo, for the equivalent of 240 yen. The fish are fresh, and my son loves to eat aji.

He also bought home some winged beans (angle beans) shown in the accompanying photo, some freshly grated coconut and freshly squeezed coconut milk. I made a cold salad partly with these ingredients, and the results were good for a first attempt, I think. These beans are rich in protein as well as a wonderful source of dietary fiber. The Thais have their own style of this salad.
 
As we move from next year to neighboring Thailand, the things we will miss most about living in this part of Penang are the local wet market, southern Indian food, and being within walking distance of almost everything we need on a day-to-day basis.
 
We have become comfortable here, perhaps too comfortable, and to us this signals that it is time to move on to the next place, to the next set of challenges. Emil Nolde, the Expressionist painter/printmaker, explained this better than I can when he wrote: “Clever people master life; the wise create fresh difficulties.” We think it is time again for us to create “fresh difficulties.”
 
ペナンを来年去ると決めると、途端にここの生活が名残惜しくなります。特にリトルインディアと南インド料理、そして近所のマーケット。このマーケット(バザール)は、マレーシア語でパサールと呼びます。

今朝はその市場で、新鮮な魚や、四角豆とココナツのミルクとその果肉を削ったものなどを夫に買って来てもらいました。こちらでは夫が買い出し係なのですが、仕事が分担できるのはとても助かります。

ココナツはその場で新鮮なものを割って絞ってもらえます。今日は「ヤム・トゥア・プー yum tua pu」という、甘辛いタイの四角豆サラダを作りました。いも虫みたいなサヤですが、輪切りにすると確かに四角なのです。大豆のようにタンパク質の含有量が高いそうなので、ベジタリアンにぴったりですね。

ペナン生活も悔いのないようにしないと。

 

winged bean,angle bean,tua pu,四角豆,タイサラダ,ココナツ,
Angle bean (winged bean) and grated coconut 四角豆とココナツ

製作中

ペナンへ引っ越してくる時に、人台を(マネキンの胴体部のこと)持ってくるべきでした。

人台が一つあれば、パターンを作るのも楽なのです。今は、紙に埋もれながら大まかなパターンをひき、それを元に一枚縫ってから、自分で着てあちこち修正していく、という四苦八苦の作り方をしているので、無意味に時間がかかります(←自分が悪いんですけど)。あぁ、そんなことしている間にもう年があけてしまいます。

調べてみたら、来年の引っ越し先にこの人台を扱っているお店を見つけたので、鼻息も荒くもう行く気満々でいます。

 

pattern making in progress パターンを製作中
作業中

 

ペナンへ戻りました

カディコットン khadi cotton

ペナンへ戻ってきました。日本との時差は一時間だけですが、羽田を真夜中出発の便で来たので、夢うつつのままこちらに着いていました。

乗り換えしたクアラルンプールの空港が(ローコスト航空用の)最近新しくなり、乗り換えに延々とターミナル間を歩く不便が増し、セキュリティ事情も変わっていました。エックス線チェックを避けるため、写真のフィルムは手でチェックしてと頼んで意地悪されたこともありましたが(大抵はどこでも快くハンドチェックしてもらえますが)、今回は「このエックス線はフィルムも大丈夫だから、機械に通して!」と、一人しかいない検査官は、ハンドチェックなんてまるでやる気無しです。もうこの空港は通らないぞーーー。

ペナンはよく晴れて、日中の最高気温は34℃ほど。いきなりスコールに見舞われたりしていますが、そろそろここの雨期も終わりのはず。これからは過ごしやすい冬の気候となるはずです。

 

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カディコットンのサンプル/khadhi cotton

 

さて、来年の春夏ものには、インドのカディコットン(手紡ぎ手織りの綿)のブラウスを計画しています。今、インドで織ってもらっているところです。以前からあちこち探して問い合わせていましたが、やっと細くて軽いものを作っている工房を見つけました。光沢があって絹のようでもあります。

 

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Documentary videos I bought recently about the work and lives of two well-known couture designers. ValentinoとYves Saint-Laurentのドキュメンタリー映画。この二つは評判も良いので楽しみです。これから観ます。

 

3ヶ月ほど前に、ピエール・ニネの出ている、映画「イブ・サンローラン」をDVDで観ました(画像の二本とは関係ありません)。

イブ・サンローランのメゾン公認で、衣装も本物を使っているというので期待していましたが、これが凡庸な作品でがっかり。製作の場面に焦点が当てられていたら面白かったのに。夫曰く、「あれはつけ鼻だ!」(←サンローラン役のピエール・ニネの)と。それは本当ですか?!

そして、そのDVDの末路ですが、コウモリ除けにするのに、現在バスルームの窓の外につり下げられています。下の階の女性が苦情を言って来たので、夫がペナンを離れる前につり下げておいたのです。

そういえば、このコウモリ除けになっている方のサンローラン映画には、川原亜矢子さんが出演していました。学生のころ、装苑やハイファッションなど(モード系の雑誌です)を読んでいたので、なんだかあの頃を懐かしく思いました。ハイファッションは休刊になったようですが、ファッション系の学生はどんなものを読んでいるのでしょうか?情報が色々な形で手に入る今、その情報源は雑誌に限らないのかもしれませんね。

琉球藍の終わり

琉球藍 藍染め リネン ストール indigo dyed linen scarf

大きい、大きいと騒がれていた台風19号も、予想よりも勢いが小さくなって何よりです。でもまだまだ油断は禁物ですね。それにしてもこの秋は台風が多いですよね。

最近、琉球藍に元気がないなぁ、染めても染めてもなかなか濃くならないなぁ、、、と思っていたら、もう末期状態に近づいていたようです。寒くなったせいでしょうか。今回は沖縄から10キロの琉球藍を譲っていただいたのですが、これも染めて染めて染めて全身青くなるまで染めている間に無くなってしまいました。そんな訳で、今年の藍染めはそろそろおしまいです。

 

オンラインストアにも、藍系のものなどもう少しだけ載せる予定です。オンラインストアに現在載せているものは、今月16日からの、松本のグレインノート展にも持って行きます。グレインノートで売り切れてしまうことも考えられますが、どうぞご了承くださいませ。

 

琉球藍で一度だけ染めたストール
琉球藍で一度だけ染めたストール。濃くするには、これを20回以上繰り返して染め重ねます。

あともう少し、、

草木染め 藍 ザクロ コチニール 染め リネン チュニック ワンピース 藍染め indigo dyed linen dress

オンラインストアのご利用、どうもありがとうございます。ご入金確認済みの分から発送開始しております。

もし、ご注文くださって、一日以内に私から折り返しメールが届かないといった場合は、お手数ですがコンタクトフォームなどからお知らせくださいませ。

 

今日の染め重ね分
今日の染め重ね分

 

あともう1〜2日ほどでこれらの色の染め重ねが終わりそうです。

ピンクやグリーンはもうあまり染めないと決めたはずですが、藍ばかり見ていると、こんな色達もなんだか新鮮です。今回のグリーンは、琉球藍とザクロで染めました。少しだけですが、週末か週明けにはオンラインストアへアップできそうです。もうしばらくお待ち下さい!

雨の日曜日

indigo dyed linen robe 草木染め 藍染め 琉球藍 藍 コチニール 染め リネン ワンピース

いよいよまとまった雨となってきました。洗濯物が乾かないのは困りますが(←主婦の悩みですよね)、庭の草木がこれですこし潤うことでしょう。

昨日の作業分。コチニールが入っています。
昨日の作業分。コチニールが入っています。

 

朝、私の妹と姪の叫び声であわてて外にでると、そこには去年から庭で時折見かけたがまがえるが、堂々と小道に鎮座していました。周りでキャーキャー言っても、まったく動じません。さすが。体長20センチほどあります。雨が嬉しくてでてきたのでしょうか?気持ちはわかりますが、、。

息子と私の好きな、アーノルド・ローベル(Arnold Lobel)の本にある、がまがえる君のお話を国語の教科書で毎日読んでいるこの頃。このがまくんも他人とは思えません。丸々とした体から、相当この庭でおいしいものを食べていることが分かります。冬眠の準備、、、?そういえば、先週も子供達に見つかって捕まえられていたのを(主犯は息子ですが)こっそり放してあげたところなのです。また子どもに見つかったりしませんように!

 

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「がまくん」と命名

製作、続いています

藍染め コットンリネン indigo  cotton linen

カラカラのお天気が続いています。庭の紫陽花や夏椿も葉っぱがしおれてしまいました。こんなことって、初めてのような気が、、?この台風で、少しはまとまった降雨があることを祈っているところです。

さて、せっせと藍染めをしているところなのですが、ぎっくり腰になるのを避けるため、この秋から椅子に座って染めています。今までは、おじぎの姿勢で染めていたので、座って染めるのはかなりラクチン。もっと早くに思いつけばよかった、、。

藍が疲れてしまうために、藍瓶にも一日置きにお休みをあげます。バネ指防止にもこのくらいがいいペースのようです。今までは、ゴォォーっと染めていたのですが、段々とそんな無理もきかなくなりますね。ぎっくり腰を毎年繰り返して、ようやく分かってきたところです(遅い!)。

 

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アトリエの中は、染めて乾かしたものが少しずつ積み上がっていきます。7日のオンラインストアのオープンまでに、どれだけ仕上げられるのでしょうか??(ちょっと不安)。

琉球藍 準備完了!

秋 すすき 黒姫 autumn

ようやく琉球藍が建ちました(藍が建つ=染められるまでに、発酵が進むこと)。天然建ては何度かやっていても、建ってみるまでは心配で仕方ありません。よかった。

藍のバクテリアって、やっぱり生き物なんですね。お酒や砂糖が大好きなのです。ベトナム北部の、藍染めをするタイ族やモン族の間では、藍は酒飲みの男性に例えられるそうです。なんだか納得。

 

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先週末には、妹達とひさしぶりに黒姫高原へ。

以前はコスモスの原っぱだったところが、整備されフェンスで囲われ、すっかり観光地化してつまらなくなっていました。でも、登山道近くの方は、野花があちこちに残っています。気温17度。平地より一足さきに秋が進んでいます。

 

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製作、進んでいます

秋 日本 もみじ maple autumn Japan

日本へ帰って来て、もうすぐ10日。

おいしい日本の玄米を食べられるし、味噌醤油などの発酵食品や大豆製品もいろいろ揃っているし、庭の果物もそろそろ食べごろ、、、。アトリエでも、思う存分染めたり縫ったりできます。日本の生活を満喫しています!

秋晴れのよい天気が続く長野ですが、朝晩はめっきり寒くなってきました。もうカーディガンを羽織っています。それにしても、今週末は連休だったのですね。夫に言われるまで気がつきませんでした。

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コットンリネンガーゼのブラウスを糊抜きして、染める準備。よく乾いて助かります。今期はドロップショルダータイプです。

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先日仕込んだ藍は、毎日かき混ぜます。やはりこれだけ気温が下がると、藍の温度管理も難しいです。来週には染められるようになっているでしょうか!?

藍建て

藍瓶 琉球藍 indigo vat 発酵 ferment

夢で見てうなされるほど、琉球藍、琉球藍とつぶやいていたこの頃ですが、ようやく昨日と今日で藍の仕込みが完了しました。

 

井戸水を沸かす。煙に巻かれてしっぽがでそうです。
このポットに何杯も井戸水を沸かす。煙に巻かれてしっぽがでそうです。

 

大事に(?)保管しておいた草木灰。
大事に保管しておいた草木灰。

 

灰に沸かした井戸水をかけて、灰汁をとります。コーヒーフィルターと同じ要領ですね。
沸かした井戸水を灰にかけて、灰汁をとります。コーヒーフィルターと同じ要領ですね。奥は一番だしの灰汁。

 

今まで使っていた徳島のすくも(本藍を発酵させたもの)も、天然発酵建てをするとすばらしい色がでるのですが、葉っぱの繊維と茶色のアクが染めた服に着いてとれにくいのが悩みでした(それを取るために、染めた後、何度も洗いをかけているうちに腱鞘炎になったのはまだ記憶に新しいです)。

琉球藍は、すでに色素を抽出してあるものなので、その心配がありません。

 

琉球藍 泥藍 沈殿藍 indigo extract okinawa
琉球藍。お酒で練ります。Indigo extract from Okinawa

 

200Lの容器で建てたかったのですが、保温の都合上、今回は90Lで。冷えないように、息子がまだ小さい時に一緒につくった、一畳サイズ藍染めフエルトのマットで容器を囲って、まるで赤ちゃんです。

 

藍瓶 琉球藍 indigo vat 発酵 ferment
灰汁、練った泥藍、お酒を入れ、保温します。

 

これで、一週間かきまぜながら保温して、藍が建つ(そめられるようになる)のを待つのみ。中国貴州の苗族には、正装して神様を奉りながらこの藍を建てる部族もあるようです。私も正装しないとだめでしょうか???

 

さて、家をながいあいだ留守にしていると、家が傷んでいるのに気づくのが遅くなりがちですが、今回は台所の蛇口やシンクのパイプが漏れていたり、洗面所の水道が漏れていたりで、大騒ぎをしていました。実家の父に泣きついて直してもらっているところです。水回りは定期的に点検しないとだめですね。

大掃除&家の修理、が、帰って来てまず最初の儀式になっているような気がします。

ペナンの日々、再び

リネンパンツとブラウス linen pants and blouse

インド料理を食べると、ペナンへ帰って来たなぁ、と思うのですが、何か違うような気がします。あれ?

よく通っていた、ベジタリアンのインド料理店ですが、久しぶりに行ってみると、スタッフのほとんどが入れ替わっていました。みんな、インドを中心に南アジア各地から出稼ぎで来ていた若者ばかりのようです。メニューも変わってしまい、カシミールナンのセットを頼むと、タンドリーチキンがはいっています。ベジタリアンなので、大豆タンパクのチキンもどきなのですが、タンパク源を植物性で採ろうとすると苦労するので、これは嬉しいです。会計をお願いすると、5人ほどスタッフが集まり大議論となっていました(←まだものの値段を覚えていないのかも)。

カシミールナン
Kashimir Nan set. カシミールナンのセット。ダル(豆のスープ)にチャツネがついています。ナンはドライフルーツが入って甘いです。

 

そして、この時期は市場でドリアンを売る人がちらほら。みんな真剣な顔をし、ハリセンボンのようなドリアンの実を床に落として弾み具合をみながら(熟していると跳ぶのか?)選んでいます。これは、中身を取り出して、パック売りになっていたものを買って来たもの。ドリアンの強い香りと共に、濃厚なクリームを食べているようです。毎日食べたら確実に太ります。そして冷蔵庫の中が常時ものすごいにおいとなります。

ドリアン
Durian

 

この春夏に作ったブラウスですが、お腹が隠れるほど長くない、という理由でそれほど人気がなかったので、自分用に一枚下ろしました(言い訳)。この薄手で表情のあるリネン生地が、非常に良いのです。もう、この生地を着るためにデザインをシンプルにしたほど。ワイドパンツと合わせると、風がスースー入って来て、とても快適です(はだしで失礼しました)。

リネンパンツブラウス
これがそのブラウスです

 

パターンについて考える

粽を蒸篭にいれて蒸す

昨日は、いつもお世話になっている大谷直子さんが、大雨のなか安曇野からわざわざ来て下さいました。

大谷さんは、先日のクラフトフェアまつもとにも、リメイクチュール作家として出展していらっしゃったのですが、元々アパレル業界でパターンナーとして活躍してみえたので、私も何か分からない事があると大谷さんに泣きついています。この仕事をするようになったのも、大谷さんの助けがあったからこそ始められました。昨日も疑問に思っていた点を明快に回答してくださり、これですっきりしました。どうもありがとう、大谷さん。

そうして感謝している割には、昨日も家にお茶菓子が皆無という状態だったので、大谷さんが見える前に息子とバナナ粽(ちまき)を作りました。ココナツミルクで煮たもち米を、更にココナツフレークとバナナ、小豆あん(これは缶詰ですが)を挟み込んで、竹の葉で包みます(留める糸は絞り染め用の綿糸だったりします)。蒸篭で蒸す事30分。普段、甘いものを食べさせてもらえない息子は、ばくばく5個も平らげていました。自分で作ったものはおいしいのでしょうかね〜。

 

粽1
竹の葉で包んでいるところ。
粽4
蒸し上がり!
粽3
バナナ粽(勝手に命名)

 

話がそれましたが、今更ながらパターンをもっと研究しなくては、と日々思います。最近の疑問は、アジアの民族衣装やフランスのギャザーたっぷりのヴィンテージブラウスなど、パターンをみてみるとどうもおかしいということ。デザインはともかくこれでは着にくいのでは?と思っていましたが、パターン的に見てもやはり着にくいとの大谷さんの答え。やっぱり!こちらも素朴な疑問が解決です。

 

そして昨日伺ったお話では、大谷さんも私も10数年前からお世話になっていた、ファッション界のゴットマザー・文化服装学院の小池千枝先生が、先月末にお亡くなりになったそうで、、、。先生には、立体裁断の意義だけでなく、人間としても大切なことを沢山教えていただきました。「ファッションは文化」「人のためになることをしなさい」「環境や自然との共存」などなど。先生にお会いすることがなかったら、私はおそらく服の仕事をしていなかったかもしれません。

小池先生のご冥福を心よりお祈りしております。

琉球藍 到着

琉球藍 到着 沈殿藍 indigo extract from Okinawa

news ページへもお知らせをアップしましたが、松本のグレインノート展が来週に迫ってきました。そして、その後はクラフトフェアまつもとです。一体、製作が間に合うのか疑問です(←今頃遅いんですけど)。

「クラフトフェアまつもとも今年で4回目の出展になるのかな〜?」と、トボケた発言をしている私ですが、夫に「5回じゃないの?」と突っ込まれています。数字に弱い私は、こことあの辺とどこそこの辺りでテントを出したから4回目くらいか?という様にしか記憶出来ていないらしいのです。まるで原始人並みです。どうも5回が正しいそう。

 

それはともかく、今日は待ちに待った泥藍が沖縄からやってきました。琉球藍です。木の灰や砂糖、小麦ふすまを使った天然発酵建ては、すくも(藍の葉を腐葉土の様に発酵させたもの。徳島産。)で建てていますが、藍の葉にある茶色のアクを落とす工程が大変でした(単に何度も何度も水を換え、洗って絞るだけなんですけれど←これで見事に腱鞘炎となりました)。

 

琉球藍 到着 沈殿藍 indigo extract from Okinawa

 

この琉球藍は色素を抽出して泥状にしてあるので、葉のアクは存在しません。しかも、バクテリアが生きたままなので、たいそう藍の香りがします。荷物を受け取った夫曰く「郵便局の配達の車のなかで、ものすごいにおいを発していた。他の荷物から隔離されていた。」とのこと。

どーんと200リットルの桶で建てようか、ちんまり100リットル以下にするか、悩み中です。体力的に段々と藍染めも重労働となってきたので、消極的に100リットルになりそうな予感がします。まだ暑さが足りないので、しっかり建つのかが問題です。秋冬作品を、これで染められるのでしょうか。

 

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恒例となりました、染色後の記念撮影。

製作ノート_5月4日

世の中はゴールデンウィークに入りましたね。みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

オンラインストアのご利用、どうもありがとうございます。今日から7日までご入金の確認ができないので(ゆうちょ銀行)このおやすみ直前にお振込下さったみなさま、申し訳ありませんが8日までお待ちくださいませ。よろしくお願い致します。

この連休には、春夏作品の染めの続きと、みなさまからお預かりした染め直しの作業をしています。

それにしても、染め直しというのは改めて難しいですね。特に、ミロバラン(カーキ)とコチニール(渋いピンク)は、元通りの色にならない確率が高しです。お洗濯の水質の条件、シミのあるなし、染める時に使った媒染(特に鉄)の影響で、思わず「こんなはずでは、、、」と仰天する色がでてしまうという事件がこの春は続出です。

その代わり、五倍子や藍で染めたものは、果汁や漂白剤、洗剤などによる色抜けなどない限り、染め直しも殆ど問題がありません。

 

友達のAちゃんに何年も前にもらったアイビーが、ものすごい勢いで家の壁に繁茂しています。家中これで覆われたら、お化け屋敷みたいで楽しいですよね。

77200006
2013 Oct.

製作ノート_4月27日

草木染めオーガニックコットン コチニール染め/ organic cotton blouse dyed with cochineal 紫

オンラインストアのご利用、どうもありがとうございます。あと3日間開いています。コチニールやスオウも染め重ねほぼ完了しました。徐々に発送していきます。

このオーガニックコットンのギャザーブラウスは、染まっていない部分が出て来てしまったので、ムラをなくそうと何度も染めているうちに、見慣れた鮮やかなピンクではなく、こんな深くて美しい紫がでてきました。

オーガニックコットン コチニール染め/ organic cotton blouse dyed with cochineal
オーガニックコットン コチニール染め/ organic cotton blouse dyed with cochineal

コチニールは媒染の加減で様々に変化しますが、こんな色も出るんですね。「失敗は成功のもと」と言いますが、染めをしていると、こんな失敗から発見をすることがよくあります。しかし、この失敗したブラウスどうしましょう、、?(自分で着るしかないですねー)。

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日本滞在中、息子は地元の公立小学校へ2ヶ月間、体験入学という形で受け入れていただいています。二年生なのですが、次々に出てくる新しい漢字の数には驚きです。私たち、こんなにたくさんの漢字を勉強してきたんですねぇ、、と今更ながら思います(ちなみに中国だと小学校では漢字二千字を学ぶそうです。日本の小学校の倍の数です。)。英語を話す父親と、日本語を話す私の子供だから、自然とバイリンガルになると簡単に思っていましたが、そうは問屋がおろしません。一つの母国語を持つ人たちの200%以上勉強しないと、どちらも中途半端になる危険があります。そういえば、日本語も英語もどちらもアクセントなく読み書きがネイティブ並みに使える人には、未だかつて会った事がありません(いない事はないと思いますが)。もう、どちらもなんて欲張ったこと言わないから、どちらか一つまともに読み書きできるようになって欲しい、、、だめなら英語がメインでいいから、ひらがなが読める程度になって欲しい、と母親としては思います(はやくもあきらめムードです)。←全然製作ノートじゃないですね。

製作ノート_4月15日

オンラインストアの作品を少しずつアップしていきます(オンラインストアページの予告では13日からとなっていたのを、昨日発見、、、遅くなってすみません)。

午前中は、スカートやパンツのウエストゴム入れ作業。このゴムはストレッチのインサイドベルト用で一番質が良いものを入れています。張りがあるので二つ折れになりませんし、縦横に伸びるので、自然にフィットします。

ゴムを入れ終わったところで、色がきれいだったのでそのまま記念撮影。これからオンライン用の作品の撮影をします。徐々にアップしてきます。お待ちください!

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製作ノート_4月13日

草木染め 琉球藍 藍 染め コチニール ピンク natural dye cochinel pink indigo

ようやく染め重ね作業がひとまず終わりました(先日から沢山干してありますが、繰り返し染め重ねして干しているものもあり、実際の総数はもっと少ないのです)。

今回はくすんだピンクに加え、鮮やかなピンクとラズベリー色も染めてみました。このラズベリー、一枚のスカートに染めムラを見つけたので、早速自分で着る事にしました。こんな鮮やかなピンクは、未だかつて着たことがありません。

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こちらはいつものピンク↓ 同じ染料でも、染め方の違いで色に変化がでます。

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そしてお昼はこちら。ペナンのリトルインディアの食料品店で、ひよこ豆を粉状にしたものを夫が何袋か買ってこちらに持ってきました。ホモス(ひよこ豆とゴマペーストのディップ)を作ろうと思いましたが、夫が面白いものを焼いてくれました。

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Ligurian Farinata/ イタリア・リグリア地方の「ファリナータ」(ひよこ豆のパンケーキ)

「ファリターナ(ひよこ豆のパンケーキ)」。ひよこ豆と水とオリーブオイルだけでおいしいものが出来るのかどうか半信半疑だったのですが、このパンケーキは大ヒットでした。オーブンでカリカリに焼いてあり、塩を少々ふるだけでとてもおいしかったのです。(本場のものはもっと薄いそうです。ニースでも似たものが食べられているそうです)。

製作ノート_4月11日

草木染め 五倍子で染めたリネンのワンピースやチュニック indigo and smac dyed linen dress and tunics drying in the garden

染め重ね続けて、着々と仕上がっています。下の画像は昨日と今日の分です。こうやって並べると、結構きれいですねぇ、、(自画自賛です)。

最近、古い文献で面白い染め方を見つけました。まったく異なる材料を使って、その方法で実験してみるつもりです。どのくらい堅牢度が高い(日光や洗濯に対する強さ)かわからないので、まず自分で使ってみます。それから秋に日本へ持ってきます。

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体調が悪いのをどうにかしようと、食生活を変えて玄米菜食+魚+発酵食品で行く事にしました。甘いものも砂糖もなしです。私も実家に居る時は母の和食を食べていましたし、一人で自炊していた頃だって、玄米を炊いて煮物くらいつくっていたものです。もちろんその頃は、アレルギーの薬さえも飲んでいませんでした。先日、久しぶりに煮干しと昆布で出汁をとってひじきの煮物を作ったらとてもおいしかったので、気を良くして(単純です)和食の材料をどっさり買ってきました。テーブルに並ぶ豆腐、おから、納豆、切り干し大根、ごまめなどなど見て、

夫「まるで日本にいるみたいだ!!」

私「・・・・・」

煮物って時間がかかるから面倒だな〜と思っていたのですが、時間のあるときにいくつか作り置きしておくと、染め物をしてぐったり疲れて帰って来ても、魚を焼き、茹でてある青菜をだしてくれば、それで立派な食事なるので、かえって便利ですね。問題は、ペナンに帰ってからどうするか、です。近所にオーガニックのスーパーはあるのですが、おいしくて安全な味噌はないでしょう。そういえば、GAIAのHPで便利な乾燥麹というものをみつけたので、hako展の時に近くのGAIA代々木上原店へ寄って買っておこうと思います。

最後の画像は、麹と玄米でつくってみた甘酒。魔法瓶で簡単にできました!(甘いものはこれだけ)。

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製作ノート_4月9日

草木染め 藍やザクロで染めたリネンの服 干しているところ indigo dyed clothes drying in the garden

染めが終わったものからこちらに載せていきたいといつも思うのですが、あっちを染め、こっちも染め、そっちも染め、どれも少しずつ染め重ねは進行するので、すべて仕上がるのがほぼ同時ということになります。そして写真はこんなものばかり。

グリーンを出すには、藍で青を染めてから、ザクロやミロバランの黄色を何度も染め重ねます。いつものことですが、この右のものもなかなか黄色が入らず、乾かしては染めを繰り返し、10回以上は染め重ねたでしょうか。大変さに「もうやらないでおこう」と思うのですが、半年経つと忘れてしまうものです。(「もうやらない」と決めて未だ忘れていないのは、出産くらいのものです、私の場合)。

左はグレーに染めてから、墨で染め重ね中のものです。乾かしてまた墨を重ねます。

 

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製作ノート_4月2日

indigo dyed linen clothers 草木染めや琉球 藍染め リネンのワンピースやチュニック 乾燥中

様々な色の基本となる藍。せっせと染めています。藍とコチニール(ピンク)で紫に、藍とザクロでグリーンに、などなど。その他に、今回初めて使う染料も足してみます。春は明るい、ヴァリエーションのある色を見たいですよね。

この日曜日は雪が降りそうなので、それまでにある程度仕上げて乾かさないと。長野の生活は、買い物や図書館へ行くにもお天気と相談しながら、です(自転車ですからね)。

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製作ノート_3月18日

琉球藍 本藍染め 今日藍染めしたリネンワンピースとチュニック  Indigo dyed linen dress

去年の今頃は、毎日のように雨が降り、なかなか染めができなかったのですが、今年は違います。夏に染め場に屋根をかけたので、雨が降ってもその下で悠々染められるのです。

 

藍瓶に浮かんでいた氷
藍瓶に浮かんでいた氷

 

アトリエを整理しながら、今日は藍染め。藍瓶に浮かんでいた氷のかたまりを取り出し、ヒーターで温めながら染めます。まだ寒くて天然発酵建てができないので、これは本藍をハイドロ建てしたもの。やはりこの色見たさに、藍染めからは離れられません。

 

今日藍染めしたもの/ Indigo dyed clothes
今日藍染めしたもの / Today’s works; indigo dyed pieces

 

しばらく、旧ホームページを保存しようかどうしようか考えていたのですが、今月末で契約が切れるのを機に、このままさよならすることにしました。日記というものをつけていないので、自分のブログが便利な記録になっていたのですが、生活のベースも製作の分配も、ここ1年でぐるりと変化したので、もうブログを振り返ることはありません。という訳で、こちらのホームページをこれからもよろしくお願い致します!

製作ノート_3月16日

草木染め 蘇芳(スオウ)sapaan wood 煮出している

日本へ帰って来て、やらねばならぬことは沢山あるのですが、何を先にするのか考えているうちに、気がつくと大掃除をしていたのが、いつの間にか部屋の模様替えになっていたりします。でも、これでアトリエが少しすっきりしたので、気をとり直して製作再開です。

写真は、染色材料を買ってきたペナンの漢方薬局にて。(この直後にカメラが突然動かなくなったので、この時撮れたのはこの一枚だけです)。山のように積まれた中から、希望の薬を探し出し、重さをを計ってくれます。

 

ペナンの漢方薬局にて / Chinese Medical Herb store in Penang
ペナンの漢方薬局にて / Chinese medical herb store in Penang

 

今日は掃除 の傍ら、この漢方薬局で買った赤を染める染料を煮出しています。この染料は日光に対する堅牢度が高くないのですが、今でもラオスやタイの染織で使われていま す。日本でも数世紀前にはこれがタイから大量に輸入され使われていました。調べてみると、堅牢度を高める染め方があるそうですが(カンボジアにある、ク メール伝統織物研究所の森本さんのお話)どうもそれは秘密のようです。心当たりがあるので、研究してみます。

 

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染料を煮出す / Preparing dye material (sapaan wood).

中世の袖

"Bibliotheque Nationale" in Vientiane/これはヴィエンチャンの図書館

 

大雪続きで大荒れの日本の様子をニュースで読んでいますが、みなさまご無事でしょうか?実家の辺りでも、1mほど積もっていると母に聞きましたが、もうそうなると外出もままならないですよね。私も日本へ帰ったら、非常食のチェックをせねばなりません。夫が言うには「シェイクスピアの時代(16世紀ごろ)にもミニ氷河期があって、夏まで雪が残り、テムズ川も凍った」そうなので、異常気象はいつの時代にも起きることなんじゃないの?とのことですが、できれば起きてほしくないです。ペナンも一ヶ月以上雨が降らずカラカラで、雨乞いの踊りでもしたい気分だったのが、ようやく昨晩まとまった降雨があり、ほっと一安心しました

さて、家から緑の並木道を歩いて15分ほどのところに子供用の図書館があります。旧植民地時代の古い建物を一部利用した館で、素晴らしいのは英語の本が豊富なこと。もちろんマレーシア語、中国語、タミル語(南インドの言葉)の本もあります。そして、いつ行ってもガラガラ。子供向けに噛み砕いたテキスタイルや建築の本もあって、なかなか面白いです。

最近、息子が凝っているのは、中世の城と海賊について。「Castle & Knight」という本を見ていたら宗教画などから推測したであろう、貴族から農民まで当時の人々(10〜16世紀)の衣装を再現したもの写真があります。貴族の男性は大人から子供までみごとな提灯袖のオンパレード。綿か麻のような簡素な農夫の服もなかなかです。甲冑は25kgの重さがあったそうです!

日本人的思考で、こんな巨大な提灯袖を着ていたら戸口のところで袖がひっかかるのでは?と思ったりするのですが、それはお城に住んでいるのですから問題ないですよね。この袖は、装飾(振り袖の様に)と、動きやすさという機能性を併せ持っていたに違いありません。女性の衣装はというと、頭に角隠しの様な布をかけ、地面まで垂れそうな長い袖のドレスを着ています。これじゃ動けないじゃないですか。やはり私にとって面白いのは、男性の提灯袖や、農夫の服なのです。

"Bibliotheque Nationale" in Vientiane/これはヴィエンチャンの図書館
“Bibliotheque Nationale” in Vientiane/ これはヴィエンチャンの図書館。名前がこうなのは、フランス統治時代の名残でしょうか。

ラック染め(2012年3月16日の記録より)

lac dye ラックで草木染め リネン ブラウス dyed with lac natural

ラックではピンク色が染められます。ラックとは、タイやインドなどの熱帯に生える木に住みつく、ラックカイガラ虫の巣を集めたもので(shellac)、カチカチの樹脂状のものが手に入ります。熱を加えて溶ける性質から、床用ワックス、ラッカー塗料やレコードの原料として、また工業製品にも広く使われています。写真を整理していて、このラックで染めているところを撮ったブログ用写真を見つけました。あまり濃く染まっていないですねぇ、、。去年末にラオスのビエンチャンの染織り工房へ行った時には、染め方を根堀り葉堀り聞いてみたら、私が染めていた方法とは随分違う事に驚きました。気温がないと上手くいかないのかもしれませんが、この夏にはラオス式で染めて、濃いピンク色を出してみたいと思います。

 

 

ラックで染めたもの(2012年の春夏ものです)
ラックで染めたもの(2012年の春夏ものです)

やっと、、、

Larb nam tok(炒り米入りのミント葉と肉のサラダ)

作業テーブルを買いました。

今までは出窓をテーブル代わりに作業していたのですが、その我慢も限界に達し、いよいよ買わなければならぬ時が来ていました。でも、あちこちのお店をみて歩いたものの、その品揃えにはポカンとなってしまう程度しかありません。ごく普通の作業テーブルでいいんです、ロココ調でなくていいんです、と心の中で叫んでも、お店の人にそんなのは通じません。日本のように、アマゾンなどでチャチャっとオフィス家具を頼んで宅配してもらうなどどいう便利なサービスも存在しません。かろうじてイケアのネットストアで「有料で配達します」の文字をみつけたものの、「クアラルンプールとその郊外に限ります」とのこと。それはあまりにも無情です。ここからクアラルンプールまで300キロくらいあるんですけど。

ペナンに来たばかりの頃にブログに書きましたが、買ったタオルが非常にお粗末だった事で記憶にあたらしいテスコに、折りたたみテーブルがあったのを思い出して、先日寄ってみました。高さも長さも会議テーブルくらいで丁度良いです。作業テーブルとして最適。即買ってタクシーで持って帰りました。

しかしこれ、あのゴリラタオルみたいに、3日で崩壊したりしないといいんですけど、、、(今日で使用2日目)。

 

Larb nam tok(炒り米入りのミント葉と肉のサラダ)
Larb nam tok(炒り米入りのミント葉と肉のサラダ)

タイやラオスで食べた「ラープ」を思い出して、久しぶりに作ってみました(パクチーは入っていないと思いますが)。ここはさすが熱帯だけあって、タイやベトナムで使うハーブが思う様に手に入るので、根菜などよりも稼働率が高いです。ですが、よく考えてみると、この頃そんな草ばかり食べているような気がします

よいお年を!

イタリアンリネン ワンピース italian linen dress

来年の試作つくりももうすぐおしまいです。先日買ったリネンの生地で作り始めたワンピースも、午後に出来上がりました。一部バイアス裁ちにしたのでいい感じです。この家には鏡がないので、自分で着ても全体の雰囲気が分かりません。何か説明せずにおもむろに夫に「着てみて」と頼むと、すぐに着てくれました。しかも、モデル歩きのサービス付きです。結構似合っていましたが、女性とは肩の厚みがまったく違うので、折角だったけどあまり参考にはなりませんわ、、。

いよいよ今年も残すところあと少し。みなさまは今頃、おせちのことで悩んだりしていらっしゃる頃でしょうか。今年もこのブログにおつきあいくださり、どうもありがとうございました!どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

 

イタリアンリネン ワンピース italian linen dress

来年の試作の続き

イタリアンリネン 生地 italian linen fabric

いつもは上等な日本製にこだわっていますが、来年の試作を作るのに、こちらでリネンを買ってみました。何度か足を運んだお店 に数反だけ置いてあるのですが、ウールやコットンの値段の(下手をすると)10倍ほどもします。リネンは大量生産が出来ないと聞きますが、そのせいでしょ うか。これはヨーロピアンリネンと耳に織り込まれていました。つるつるで質はとてもよさそうです。生成りのヘリンボーンは、染めずにこのまま使いたいですね。こんな布も日本で手に入ればいい なあ。

 リネン

 

ホームページをリニューアルしたのも、思いつきで決めてすぐに実行してしまったので、以前のホームページに告知も出さずに失礼いたしました。アドレスは変わっていないのですが、リニューアルしてから一時的にアクセス出来なくなっていたので、ご心配お掛け致しました。ウェブ製作についてなど、専門的には全くよく分からないのですが、「www.tamamiwatanabe.com」で出していただくと、www無しの「tamamiwatanabe.com 」よりも画面表示が大きくなるのはなぜでしょう??

その後、「home」を開けた時に表示されるURLを修正しましたので、新たに来て下さったみなさまは、「home」ページをブックマークでお願い致します。