ご連絡:今日メールを下さった松山市のI.S様。お問合せどうもありがとうございました。お送りするメールがはね返されているようなので、お手数ですがドメイン指定解除をお願い致します。私のメールのドメインは、tamamiwatanabe.comです。お手数おかけ致します。


 

さて、日曜日に無事に松本のグレインノート展が終わりました。おいで下さったみなさま、どうもありがとうございました!

お客様も様々な年代の方が来て下さいますが、ご家族の話題や世間話から、いつの間にか人生相談になっていることもよくあります。服のことはともかく、そうしたお話が出来るのもこうして展示に来ていただいているからこそですね。展示会の楽しいところでもあります。

ありがたいことに、いつもおいしいものをいただいているのですが、松本のKさんに頂いた自家製の果汁たっぷりのおいしい夏みかんは、生命力が溢れるようでした。高山村で酪農をしている友達の恵子さんに、自分で春の山椒の芽を摘んで作った佃煮や、きゃらぶきの煮物、干し果物、自家製チーズなど、大地に直結しているようなおいしいものを頂きました。

改めて、食べ物を作り育てる仕事というのは、お天気と厳しい自然相手の大変な仕事ですね。恵子さんの右手の指には、山椒を摘んだその跡が残っていて、なんだか藍に染まってとれない私の爪と似ているなあ、、と、ぼんやり考えていました。

牛の面倒をみつつ、春から秋は野菜や果物を育て、冬はチーズや保存食を作り、ムダなく慎ましく生活している恵子さんの生活スタイルは、いつも見習わなければ、と思います。

 

5月11日
My work clothes 私の作業着 洗濯後

いつも作業着にしているこのリネンガーゼのチュニックは、何年か前に、徳島のすくも藍を草木灰で発酵させて染めたものです。この藍、時間が経っても、何度洗っても色が落ちません。この時は、どの服もなかなか染まらなくて、何度も何度も何度も染めて、とうとう腱鞘炎になったのでした。

ゆっくり、ゆっくり染めるということは、それだけ落ちにくいということなのですね。この夏もまた徳島のすくもか琉球藍を発酵建てする予定です。