hako plus での展示 が今日11時から始まります。一年ぶりの東京展、みなさまにお目にかかれることを楽しみにしています!

昨日は搬入をしてきました。お目当のものを探しにくい気もしますが、きれいなので色のグラデーションに並べることに。外が暗くなってしまい、いい写真が撮れなかったのでまた後日アップしますね。

ソープナッツと豆シャンプーの峰雪さんが、無農薬でつくったバラの洗顔料やパウダーなどのサンプルも見せてくださいました。満開のローズガーデンにいるような濃厚な香り。ようやく許可が下りたばかりで、日本初上陸だそうです。私も一つ予約をお願いしたところ。

シャンプー豆で洗ったあとにおすすめの、ザボン(ポメロ、文旦の大きいような果物)のリンスもとってもいい香りでした!

今日、明日は11時から17時まで、最終日は11時から14時までの展示となります。今日はお天気もまずますのようですね。どうぞおでかけくださいませ。

..

その搬入の前に、ダッシュで見てきた展示。Khadi インドの明日をつむぐ」  は、20日まで開いているようです。現地で撮られた映像と実物の生地の展示でカディが語られています。

手紡ぎするための「キサン・チャルカ(糸車)」(下)。長い箱の右にある丸い部分をぐるぐる回して巻き取っていきます。映像でもこれで紡がれている場面が見られます。正式なカディはこのように糸紡ぎされているのです。

代表的な種類のカディが自然光で透けるように展示してありました。この下の生地は触れることができました。平織り、チェックカディの他、今年の初夏の服を作るのに使った同じようなストライプカディも。

カウント300のカディ。結構透けますね。一メートル平方50グラムの重さだそうです。展示に使うのだから最高級のものが選ばれているのでしょうが、とても均一な仕上がり。熟練した人が紡いで織っているに違いありません。

「Khadi: The Fabric of Freedom, 2002 」生地サンプルカタログからの展示(トップ画像と下)

カディに映写。奥の服ももちろんカディ。

キルトのようにカディにステッチをかけたもの(下の写真、左側)。右のカフタンのような衣も着てみたい。

写真にはないのですが、とても気になったのは生成りのカディ生地。ほとんど茶色といってもいい色。漂白していない、綿花そのままの色です。

カディをインドの工房に注文すると、だいたい真っ白になって送られてきます。とある工房とやりとりしていて、オーガニックコットンを漂白しないで送ってもらえる?と聞いたら「できる」という返事がかえってきたのがつい先日。カディも同じようにしてもらえないか、今度頼んでみようと思っています。

そろそろhako plus へ行く用意をします。みなさま、お気をつけていらしてくださいね。