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息子の夏休みも残すところあと1日。

八ヶ岳から帰って来てからは、宿題の仕上げと自由研究のまとめなどしていました。

「どうしてこんなに宿題が多いんだ?」と夫。夫の小学校時代の夏休みは三ヶ月間。宿題なんてなにもなかったのだそうです。宿題がなかったら、一学期に習ったことなんて全部忘れてしまいそうですが、、、(私だけ?)。

その宿題も晴れて終わったので、昨日は戸隠へ(夏の恒例行事になっています)。

今回は遊歩道の散策と水遊びをしました。森のあちこちに「熊注意」の看板がでていたので、歌いながら歩く息子(←音痴なので、何を歌っているのかよくわからない)。熊には遭遇しなかったけれど、鼻のシマシマなハクビシンがのこのこ横切っていきました。

釣りの真似事をしたり、水切りをしたり、楽しそう。双子山の神秘的な自然にはとてもかないませんが、気軽に行かれるのがいいところ(竹細工もあるし)。

牧場にて。「馬は噛みます」の看板も噛まれてボロボロになっていました。

いつか登りたい戸隠山(「蟻の塔渡り」と呼ばれる滑落事故多発箇所があります)。

神社近くにいたカブトムシ売りのおじさんには、今年も会えませんでした。

私の一番の目的は、当然根曲り竹のかご(そのために戸隠へ行くようなものです)。

今回も井上さんのお店に寄りました。

井上さんは竹細工の指導もなさっているので、制作したいものがたくさんあってもなかなか作る時間がないとおっしゃっていました。後継者がいるというのはとても頼もしいですね。

看板横のかんじきが気になります。冬に長野にいるのだったら、買い物に行くのに履いて行きたいです。雪の深い戸隠では今でも必需品でしょう。

ちなみに、戸隠はそばを栽培していることで知られます。井上さんによると、近所のそば屋さんで根曲り竹のカゴが使われているそう。プラスチックも便利ですが、これからもそば屋さんで使ってくれるといいですね。作る側と使う側がこう近くにあるということが、このカゴ作りの残ってきた秘訣なのかなと思いました。

今回もカゴを頂きました。毎年少しずつ買って、どれも日常に使っていますが、とても丈夫です。いい色に変わって行くのも楽しみ。

自分で作った服が、こんな風に日常生活の一部になって、育っていってくれるといいなとも思っているのです。

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