藍染布をかかえてバンコクへ無事に帰ってきました。

プロペラ機がバンコクに近づくに連れ、スモッグがだんだん濃くなるのがわかりました。灰色の煙の中に突っ込むようにして、バンコクの空港へ到着。

朗らかな東北の人とうってかわって、人の顔から笑顔が消えているのを感じます。都会に生きるバンコクに住む人達の、厳しい生活を思わせました(東北出身の人も多いのですが)。

今回の訪問では友達のファームへの訪問は叶いませんでしたが、別の友達の工房の写真をもらってきたのでここに載せますね(藍染の写真下4枚)。

藍草は年間数回収穫するそうです。あたたかいところはやっぱりいいなぁ!こんな風にして糸を染めて彼女が織った藍染綿布を今回少し買ってきました。

 

東北地方イサーンではクメール遺跡周りに夢中だったこともあるのですが空気もいいし、ご飯もおいしいし、次回はどこかに少し住んでみるのもいいなと思っています。来年実現させます!

ちなみに、東北のベトナム系移民は、フランスの植民地時代やベトナム戦争時に戦禍を逃れてきた人や、移住してきたカトリック教徒だそうです。対岸のラオスも、メコン川流域にベトナム系が多かったように覚えています。

ちなみにタイの商人はどこも中国系が見られます。下のような漢方薬局も見かけました。タイ語ばかりの表示のなか、漢字をみかけるとなんだかホッとしました。

バンコクに帰るとカフェなんて行っている時間はないのです。恒例の赤いタイティーで一服して帰ってきました(タイティーはバンコクにもあります)。

行き帰りはまたこのツインプロペラ機!帰りのパイロットはとても上手だったので、恐怖で叫ばずにすみました。(写真は東北に着いたときのものです。空気がきれいなので空が青い!)

今週のバンコクは暑さが戻ってきていて、昨日も今日も午前中から33度になる勢い。明日は36度まで上がるようです。

東北地方イサーンもこの時期は朝方寒かった覚えががあるのですが、今回の訪問では昼間は泳ぎたいと思うほど気温が上がりました。日本もあたたかな冬のようですね。今年の冬アジア、こんな調子でどこも暑いのでしょうか?