気がつくと、屋根の工事を始めてもう10日が経っていました。予定外のところまで延長したり補強したり、余計なことをしていたら、いつのまにか屋根の長さも9メートルに。あれ?こんなはずでは、、。

でも、昨日ようやく下地が完成したので、あとは屋根材を張る準備に入ります。今日も明日も雨と雪の予報なので、シートで覆ってとりあえず工事はおやすみ。この二日の間、シートが飛んでいってしまわないことを祈るだけです。雪も積もりませんように、、(必死の願い)!

 

息子が先日10歳になりました。実家の母が「二分の一成人式おめでとう!」と。「え?あとまだ10年もあるの?!」と改めて叫びたい気分ですが、そこはぐっとこらえて、夫とこの過去10年間の日々を思い出しつつ励まし合いました。10歳は「てん(ten)さい」なのだそう。喜んでいる単純な息子です。

 

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夕方、屋根から下界へ降りてくると、もうぐったり。なので、夫がごはんを作ってくれています。

先日は、中華版パイのようなパンケーキに肩肉の煮込みを挟んだもの(家常餅と紅焼肉)を。息子と一緒にカチョーリ(下の画像)という、フィリングを詰めて揚げたインドのスナックも作ってくれました。中身は、緑豆やレンズ豆を叩いて細かくしたもの。左の円盤型がウッタル・プラデーシュスタイル、右のボールがグジャラートスタイルだそう。じゃがいもの入ったスープ(辛い)と一緒にいただきます。豆をフィリングにする発想というのは、どの国でも共通なのが面白いですね。

 

Kachori
Kachori

Kachori is a deep-fried snack food made throughout India. A soft dough made from all-purpose flour and a little baking powder is filled with coarsely chopped green beans or lentils typically, then deep fried.

Those pictured were filled with urad dal soaked in water and pounded into a coarse paste, then mixed with spices and pan fried until dry. This particular version is from Uttar Pradesh, so the kachori are flattened disks (one shown in the photo was shaped into a small ball by my son as is done in Gujarat). In Uttar Pradesh, kachori are usually served with a thin potato curry, seasoned only with spices, that is, without onion or garlic. We used fresh coriander leaves, ginger, chopped fresh green chili, red chili powder, asafetida, cumin seeds, turmeric, garam masala, and amchur (powdered dried green mango, added for sourness). The filling was seasoned with many of the same spices as listed above, but to which was added crushed fennel seeds.

The thin curry and kachori go well together, a filling, healthy snack.

作っている本人が、複雑な組み合わせの香辛料や材料が入っているのを知っていて当然ですが、食べる私にとっては、ダル(豆のスープ)のそれぞれの違いさえもよくわかりません(どれも黄色のターメリック色ですし)。

いろいろなインド料理を試作しては「どう思う?」と夫に聞かれ、答えに困窮するこの頃です。「おいしいよ」だけではあまりにも芸がありません。ボキャブラリーが貧困なためでしょうか?違いがわからない女なのでしょうか?

とはいえ、珍しくておいしいものが食べられるのは大歓迎なので、このまま屋根工事を終わらせるのが惜しい気もします。