午前中はタイ大使館へビザ取得に行ってきたのですが、残念ながら空振りに終わりました。

でも、大使館へ行くのに初めてGrab(タクシー配車アプリ)を使ってみて、大変便利であることがわかりました。どこかへ行っても、夫と息子に延々と歩くことを強要せず、タクシーを気軽につかえます。

初めてベトナムに来た時にGrabがあれば、ボラれずに済んだでしょうに。支払い料金があらかじめ決まっているのはとても助かります。世代交代なのか、今は英語の話せる若いドライバーさんも増え、Grabでなくても格段にタクシーに乗りやすくなりましたけれど。

 


 

そのあとは、女性博物館へ。ベトナム女性の歴史を振り返る博物館です。女性にスポットを当てた博物館というのも珍しいですよね。服装博物館でないのですが、子供の衣装、お祝いの衣装、少数民族の衣装が充実していました。

20世紀初めから今世紀の服装を展示している各地の衣装コーナーでは、渋い色のアオザイや、藍染の服が目をひきました。

重ね着も上手で今でも着たいと思うほどセンスが良いです。腰回りにサッシュベルトをまくスタイルが多いですね。メモと写真をたくさんとってきました。

近代の少数民族 上:左は藍染の上着 下:黒っぽく見える二人の衣装も藍染

こちらも近代の衣装 下:左から3人目と4人目のマネキンが着ているのがアオイム。

 


 

ハノイに来たのは久しぶりなのですが、街を歩いていてまずおもったのは、昔の中国の面影が濃いこと。まるで中国と言ったらハノイっ子は気に入らないでしょうが、少し前の中国の小さな都市のようです。

それに比べると、サイゴンはフランスの影響が大きいように見えますね。

(手前のお母さん、スマホ見ながら危ないです!)

さて、アオイム探しで振り回されてしまいましたが、今日は峰雪さんのアドバイスをいただいて、実物のアオイムが手に入りました。見つかるまでにも、街のいろんな人に親切にしてもらい、その道中がまた楽しかったです。

明日は今回の訪問の本来の目的(←忘れてた)、黒タイ族で織りをやっている女性に会ってくる予定です。