サイゴンでの最後のミッション、ベトナムの伝統的なインナー、アオイムÁo yếm)を探しました。

アオイムとは、女性がアオザイの下に着る、金太郎さんの前かけのような形の下着です。

赤ちゃんのお祝い用のかわいいサイズのものはみかけるのです。でも、今回かれこれ20軒ほどまわってみたものの、大人用のものはどこへ行ってもありませんでした。

布市場では、たずねたお店の人たちはみな親切。「うちにはないけどあちらならあるかも」といった調子で、ありそうなところへ連れて行ってくれるのですが、どこにもありませんでした。

「あるよ!」と言って、得意そうにエプロンを出してきたおばちゃんもいました。たしかに形は似てますがね(おしい)。

一つだけ、ポリエステルのアオザイとセットになったアオイムがあったので、それを見せてもらい、手でおおよその寸歩を測って店を後にしました(←悪者)。買うつもり満々だったけど、ポリエステルではね、、。

日本でも、肌襦袢みたいなものは専門店へいかないとないでしょう。こちらはそれよりひどく、アオイムは瀕死か絶滅なんでしょうね。ワコールなどのお店の前を通ると、80年代の日本のように、ガッチガチのブラとガードルでボティーメイク!といった印象を受けます。

このあとハノイへ行ったら、アンティークショップなどで探してみようと思います。

こちらに来てからまともなコーヒーを飲んでいないことに気がつき、ようやくカフェに行きました。

フィルターコーヒーをお願いするつもりだったのですが、これがでてきました。あれ?どうやって注文したのだったかな?毎回忘れているのであります。