帰国まであともうすぐです。ペナンは相変わらず雨が降らずにカラカラで、気温38度や39度になれば「なんだか暑いなぁ」、33度くらいだと「今日はちょっと涼しいなぁ」といった調子で感覚がおかしくなっているこの頃、寒い長野へ帰っていったい生きて行かれるのか少々不安です。

そういえば先週は、ペナンヒルの公園でサルにお気に入りの綿麻のパラソルをとられたのです(そう、バンコクで見つけたものです バックパックの横に差しておいたのを抜かれました)。以来、袖無しのブラウスを着て、腕をニョッキリ出して表を歩いているので、夫が思わず「腕が茶色になっている!」と言うほどです。

そんなことはどうでもいいのですが、私の頭の中は藍で一杯です。今年はぜひ泥藍を建ててみたい。藍のワークショップがあったら参加したい。夫がipadを見ている時は大体ニュース記事を読んでいるようですが、時折画面が一面の肉に変わっています。どうもイタリアのおいしいサラミやプロシュート(生ハム)を飽きもせず眺めたり、インド料理のリサーチをしているようです。肉食人種の考えている事はどうもわかりません。息子はレゴの中世のお城のことで頭が一杯。そんな3人の夕食時の話題は「藍・肉・レゴ」といった具合で、全くかみ合っていないのです。

今日は漢方のお店へ寄り、染料を二種類注文してきました(←今頃遅い!)。着々と帰国の準備がすすんでいます。でも必ず忘れ物するんですよね、、。

ryuga
バンコクにて /Bangkok, Thailand