キャラコ

真夏のようなお天気の連休になりましたね。漆喰塗りの続き、土木工事(倉庫建設の準備)、釜で染め作業、と、私も汗だらだらの毎日です。みなさまも夏バテなどにお気をつけてお過ごしください!

息子の家庭科の宿題、「夏を涼しくするためにどんな工夫をしたらよいか?」という項を手伝ったのがつい最近。

「よしずをかける」「夕方になったら庭に打ち水をする」「うちわをつかう」といった他に「麻の服を着る」と書かせました(いったい誰の宿題?)。

すると、その宿題を学校へ持って行った後に、「 “麻”ってなにそれ?ってみんなに言われたよ!」と半分怒った調子の息子。まるで私が間違った答えを教えたかのようです。

「お母さんたちは麻の服は着ないのかな?だから知らないのかな?」と私が言うと、息子は「きっとそうだよ!」と。

 

ファストファッション の台頭に伴い、服の質の良し悪しや素材といったものを知らない人が増えていると、先日読んだ「ファストファッション  クローゼットの中の憂鬱(エリザベス・L・クライン著)」に示されていたことを思い出しました。そういうことなのかなぁ。

江戸時代の贅沢禁止令(奢侈禁止令)が出された時、麻、綿、紬や藍染の服などしか着られなかったのは学校で勉強しましたよね。農民の普段着には、麻の着用だけが許された時代もあったように覚えています。逆に現代では、麻も藍染も贅沢品(?)になりましたね、、、。

 

そういえば、インド木綿「キャラコ」(キャリコともいいます。天竺木綿よりも薄いもの)も消えゆく言葉ですね。

インド綿熱に浮かされていた先頃、夫に「キャラコ」とは何か?と説明していると、”The Gingham Dog and the Calico Cat“いうフレーズがでてくる英語のわらべ歌を思い出したと言っていました。わらべ歌を歌うお母さんたちも今は少ないでしょう。かつては誰もが知っていたキャラコという言葉じたい、聞かれなくなっていくのでしょうか。