カディのこと

acornさんへ

安曇野のacornさん へ、春ものを何着かお送りさせていただきました。

acornさんは店主の友野さんセレクトの本やクラフト、丁寧に作られた生活用品や衣類などのお店です。「acorn=どんくり」の名の通り、森の中にひっそりたたずむ童話に出てきそうなお家を私は勝手に思い描いています。オープン日をHPでチェックなさってお出かけくださいませ。

リネンのしわ

オンラインストアでご注文いただいたもの、さっそく到着のご連絡をいただいております。

温かいお言葉の数々、嬉しく拝見しています。どうもありがとうございます!

オンラインストアに載せるのに、これまで詳しい作品説明はつけずにきましたが、やっぱり経緯や素材の説明はあったほうが親切ですよね。今回は春と夏のオンラインストアに分けることにしたため、一度にアップする枚数が減って、代わりに説明に割く時間ができました。写真もいつもは1000枚ほど撮るのですが、今回は400枚ほどですみました。これからも見やすいように改善を続けていきたいと思います。

洗いたてのものにアイロンをかけずにいたほうが、陰影ができて私は好きなので、写真はそのまま撮り、発送もそのままです。ですが、シワシワはいやだわ、とお思いのお方もいらっしゃると思います。

リネンの服の洗濯について、おしゃれなお客様(男性)に教えていただいた方法があります。息子が生まれる前、かれこれ十数年前のこと。そのお客様がおっしゃるには、手洗いで洗濯し、脱水はそこそこにして吊り干しするのだそうです。たしかに、水分の重みでシワもできないですよね。リネンだから脱水しなくても早く乾くし、ということ。良いものを手間ひまかけて手入れするという、そのマメさに頭が下がりました。

また、着ているうちにシワもわからないくらいに柔らかくこなれてくるので、それを楽しみに目指してどんどん着ていただくのもいいと思います。これはリネンの利点でもあると思います。

カディのこと

大阪のN様より、カディについてご質問をいただきました。

私が使っているカディは、インド各地の工房で職人に作ってもらったものです。

カディの名の通り、人の手で糸を紡ぎ、それを人の手で織ってもらっています。一反がだいたい11メートル前後。紡ぐ人や織る人の手加減で、同じ種類や品番であっても、仕上がりがまちまち。ですが、手紡ぎならではのふっくらとした糸と、表情のある織りに惹かれます。涼しく早く乾くという利点だけでなく、そんな人の手の跡が見えるところもカディの魅力でもあると思います。

一反を織るのに、当然横糸は一巻きでは足りませんから、途中で新しい糸にかえてあるのがわかるのです。一反の中に、太さや色の濃さの違う横糸が混ざって入っていて、段々模様になっていることもよくあります。そんなのを染めるのと、見事に段々模様に仕上がるので、悲鳴をあげたくなります(特に上の写真、真ん中の3枚!)。細く強いヨリの糸を密度高く織ったカディは、なかなか濃く染まってくれませんし、、、。カディの染めはいつもビクビクです。

ムラが味でもあり、苦労の種でもあります。

そんな個性的なカディを見た後に、機械織りの布を手にすると、どこを切っても金太郎飴のような均一さに、なんと味気ないのだと思ったりします。染めは機械織りの方が断然苦労も少なく、安心して使えるのですけれど。

年々本物のカディが減っていると聞きます。手仕事が先細りなのはインドでも同じなのでしょう。カディの名に便乗して、機械織りなのにカディとついているものもあると聞きますので、気をつけねばなりません(前述の段々模様はまさしく手織りの証拠でしょう)。

インドで織ってもらえる限りは、私も使っていけたらいいなと思っています。

カディコットンギャザーブラウス 袖口まわりにつきまして

同じくN様に、コットンカディのギャザーブラウス(上の写真の色違い)の袖口についてご指摘をいただきました。

あのパターンでは生地違いで何種類か作っているのですが、ストライプ織りのタイプだけ、袖口の長さ(袖口の周り)が1センチほど縮んでいることが、測ってみてわかりました。

作品詳細ページには、袖口の長さを測って載せるのを忘れていたので、私も気が付かずにおりました。明日、正確に測り直して作品ページに追加します。N様、ご指摘どうもありがとうございました。

お袖の膨らみをカフスで留めるデザインではあるのですが、ちょっとぴったり過ぎになっているようです。ストライプ織り生地のカディをご検討中のみなさま、寸法を追記しますので、どうぞお気をつけくださいませ。ご不便申し訳ございません。

新しい織りレーベル

新しい屋号(いわゆるブランドネーム)の織りレーベルが航空便で届きました。

同じ人にもう15年も前から作ってもらっているのですが、今回は付け足すようにお願いした空白が、予想以上に大きく見えて気になります。単刀直入のやりとりでお互いわかっているようでいて、意思疎通は難しい。上の写真はネームの裏側なので、なんのこっちゃですみません。

商標登録が済んでから、多分今年の秋〜冬にはこの屋号でHPを新しくしますので(ロゴを変えるだけかもしれませんが)、それまでお待ちください。